5.秋山村営釣場(14:30発) ⇒ 都留市駅(15:15着)
富士急都留中央バス(1日4本)

富士急都留中央バス
名前の通り目の前に釣り場があり、かなり沢山の人が竿を垂らしていました。この路線も僅かな本数ですがバスが連絡していたので、待ち時間もわずかで乗り継ぐ事が出来ました。この路線も山の中を走るのですが、道幅が広いので大型車でも楽に走る事が出来ます。

のどかな風景が広がる中、突然近代的な建物が目に飛び込んで来たのですが、どうやらリニアモーターカーの駅のようでした。こんな山奥にあったのですね。

6.都留市駅(15:30発) ⇒ 月夜野(16:50着)
富士急都留中央バス(1日3本)

都留市駅
富士急行の都留市駅です。昔風のバスターミナルで、バスはバックして所定の位置に付き、その奥の建物が待合室になっています。バスターミナルの向かいに車庫があるのでバスだらけの駅前です。奥に止まっているのが私が乗った月夜野行きなのですが、GWといっても学校は営業日なので、乗客は殆ど高校生でした。

月夜野というのは、道志村の端っこにあり、神奈川県との県境になります。乗客の殆どを占める高校生達は、高校の無い道志村に住んでいるのですが、毎日この道のりを通っているのかと思うと大変だなと思いました。なにせ峠道が30分ぐらい続きますから。高校生達の大半が降りた頃、バスは道志中学校に着き、今度は中学生の大群が乗って来ました。どうやら部活帰りのようです。

道志村でこんなに混むなんてと思っていると、今度は年配のハインキング団体が乗って来て、もはや車内はラッシュ状態。あの時間、道志村の中で一番人口密度が高かったのは、このバスの車内であったに違いない。

7.月夜野(17:10発) ⇒ 三ヶ木(17:55着)
津久井神奈交バス(1日6本)

月夜野
月夜野では、三ヶ木行きと藤野駅行きが丁度連絡していて、ハイキング団体が藤野駅行きに乗ってくれたのでこちらはガラガラでした。バス停周辺には目の前にドライブインがあるだけで、あとは何もない山奥です。こんな所にバスが3台いるのが、やや不思議に思えて来るようなところです。

この時間だから乗って来る人は少ないと思っていたのですが、殆ど座席が埋まりました。この路線は、道志みちと呼ばれる道を走るのですが、昔は狭く、急カーブも多かったのですが、今では大分整備されて昔に比べるとかなり快適な道になっています。この辺りの子供は友達の家に遊びに行くのにもバスを使ってるようで、途中、友達を見送る子供達の姿を何回か見る事が出来ました。

8.三ヶ木(18:00発) 三井経由 ⇒ 橋本駅北口(18:40着)
神奈川中央交通(1時間1本)
ぐるっと山を周って三ヶ木に戻って着ました。帰りも偶然三井経由があったので三井経由に乗ったのですが、行きは南口からだったのに、なぜか帰りの終点は北口でした。

【 旅の感想 】
今回は、時間の都合とバスの本数の都合で、途中下車していろいろ見て周ったりしなかったのですが、山奥好きな私としては結構満足する内容だったと思います。山梨・神奈川の県境付近を走るバスは、手軽に乗れるローカルバスとして私のオススメなのですが、いつ廃止になってもおかしくないので、廃止になる前にぜひ1度乗ってみてはいかかでしょうか。



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