0301b 茶花一覧(野の花・山の花A 続き)
ハクモクレン(白木蓮) モクレン科 開花期3〜4月 落葉低木
中国原産で,観賞用として庭に植えられ,幹は直立,分枝して高さ5m位です。
葉は互生し,短い柄があって倒卵形で,やや革質で全縁です。
春の葉の出る前に,枝先に直径12〜15pの大形の白色の花が咲きます。
雄蕊ユウズイ,雌蕊とも多数で,袋果は裂開し,赤色の種子を出します。
ハクリュウラン(白竜蘭) ラン科 開花期10〜11月 多年草
トサカンランの一型で,東海道から西の暖地の山地の樹林下に生え,観賞用として栽
培されています。
葉は広線形で中溝が深く,濃緑色の立ち葉で長いが花茎より低く,花は緑白色の一文
字抱え咲き,花の内花被は緑白色の舌状花で,少し捻れています。
ハコネウツギ(箱根空木) スイカズラ科 開花期5〜6月 常緑低木
各地の海岸近くに生え,高さ3〜5m,庭にも植えられています。
葉は柄があって対生し,広楕円形又は倒卵形で縁に鋸歯があります。
初夏に新枝の葉腋に,初め白色で後紅紫色へと変わる漏斗状の花が多数集まって咲き
ます。
ハコネコザサ(箱根小笹) イネ科 常緑小形竹
園芸種として庭や鉢物に栽培されていますが,小形の竹の中でも全体が小さく,ヒメ
コザサの一種とも考えられます。
ハコネの名が冠してありますが,箱根地方に自生するかどうかは不明です。
斑入りの小葉が美しく,草丈も15p位です。
ハコネシモツケソウ(箱根下野草) バラ科 開花期6〜7月 多年草
本州中部地方以西の山地に自生するシモツケソウの一型で,栽培品です。
シモツケソウより全体に小形で,羽状複葉の頂の小葉は5〜7の掌状ですが小さく,
側裂片が特に多数あって密生するのが特徴です。
ハシバミ(榛) カバノキ科 開花期3〜4月 落葉低木
各地の日当たりのよい山野に生え,茎は高さ3〜5mです。
葉は互生し,広倒卵形又はほぼ円形で先端は尖り,長さ6〜12pです。
早春に雄花は黄褐色で紐状に下垂し,雌花は花柱が紅色で小穂となって枝に上向きに
付きます。
果実は球形で堅く,食べられます。
ハス(蓮,ハチスとも) スイレン科 開花期7〜8月 水生多年草
古く中国より渡来した水草で,各地の池沼などに植えられています。
円柱形の地下茎は節が多く白色で水底の泥中を這い,晩秋に末端部が肥厚していわゆ
る蓮根になります。
葉は扁円形で地下茎から長い柄が水上に出て,白味がかった緑色です。
夏に直立した花柄の先に紅色,淡紅色,白色などの大輪の花が咲きます。
ハマギク(浜菊) キク科 開花期9〜10月 多年草
茨城から青森県にかけての太平洋沿岸に自生していますが,観賞用としても広く栽培
されています。
茎の高さ60〜90p,下部は低木状で冬にも枯れず,翌春にその上端から新しい茎を出
します。
葉は互生し,箆形で基部は楔形となり,上部の葉は縁の鋸歯が鋭く肉厚で光沢があり
ます。
秋に茎の上部が分枝した先に,白色の頭花が咲きます。
バライチゴ(薔薇苺,ミヤマイチゴとも) バラ科 開花期7月 落葉低木
山地に生え,高さ30p位,茎は稜があって角張り,緑色で鋭い刺があります。
葉は柄があって互生し,2,3対の小葉のある奇数羽状複葉で,小葉は披針形で先が
尖り,縁に二重の鋸歯があります。
夏に枝の先に白色の五弁花が1個咲きます。
花後に小形の核果が集まって楕円形となり,真赤に熟します。
ハンゲショウ(半夏生,カタシログサとも) ドクダミ科 開花期6〜8月 多年草
水辺に生え,草全体に臭気があり,茎は直立して縦に数本の稜があり,高さ60〜100p
です。
葉は互生し,長卵形又は長楕円形で淡緑色です。
夏に茎先の2,3枚の葉の表面が白くなり,これに向かい合って穂状の総状花序を出
し,白い小花を多数付けます。
ヒオウギ(檜扇,カラスオウギとも) アヤメ科 開花期7〜8月 多年草
中部地方以西の山地に生え,観賞用にも植えられ,高さ50〜100pです。
葉は互生し,平らな剣形です。
夏に茎の上部が数回に分枝し,枝先に黄赤色で内側に濃紅色の斑点がある六弁花が咲
きます。
さく果は上部の膨らんだ楕円形で,中に光沢のある黒い種子が入っています。
葉の形が檜扇に似ているのでこの名があります。
ヒガンザクラ(彼岸桜,コヒガンザクラとも) バラ科 開花期3〜4月 落葉低木
千葉・静岡県に稀に自生すると云われますが,広く観賞用として栽培され,幹は直立
して分枝し,高さ5m位です。
葉は互生,楕円形で先が尖り,縁に二重の鋸歯があります。
春の葉の出る前に,枝の上部に2,3個の淡紅色の花が散形状に咲きます。
ヒメノボタン(姫野牡丹,クサノボタン・ササバノボタンとも) ノボタン科 開花期8〜9月 多年草
日当たりのよい草地に生え,茎は緑色で4稜があって直立し,高さ30p位です。
葉は対生してから披針形,先端は尖り,全縁で毛があり,基部は鈍円で茎を抱きます。
夏から秋に枝先に紅紫色の花が集まって咲きます。
ヒュウガミズキ(日向水木) マンサク科 開花期3〜4月 落葉低木
近畿地方北部,福井・岐阜・石川県の山地に生え,観賞用にも広く栽培されています。
茎は直立,多数分枝して高さ2〜3mです。
葉は互生,卵形で先が尖り,縁に鋸歯があります。
春に2,3個の鮮黄色の花を短い穂状に垂れ下げ,小枝の頂部一帯に散りばめます。
さく果は二つの嘴のある楕円体です。
ヒヨドリバナ(鵯花) キク科 開花期8〜10月 多年草
各地の山地に生え,茎は高さ60〜150p,毛があってざらつき,紫色の斑点がありま
す。
葉は対生,広披針形で縁に鋸歯があります。
秋に茎の上部が分枝し,白色から淡紫色の小さい頭花を散房状に付けます。
フキ(蕗) キク科 開花期2〜4月 多年草 雌雄異株
各地の山野の道端に生え,宿根の地下茎から花茎(フキノトウ)を出し,高さ10〜30
p,鱗片状の大きな包葉が多数互生します。
早春に茎の頂に散房状に多数の花が咲きます。雄花は黄白色,雌花は白色です。
食用として知られています。
フクジュソウ(福寿草) キンポウゲ科 開花期2〜4月 多年草
中部地方以北に多く野生しますが,観賞用としても広く栽培され,高さ15〜25p,野
生のものは50pにもなります。
葉は長い柄があって互生し,3回羽状複葉で羽片は更に深裂して線状の裂片となりま
す。
春に新葉とともに枝先に黄色の花が1輪咲きます。
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