0301a 茶花一覧(野の花・山の花A 続き)
 
ニワトコ(接骨木) スイカズラ科 開花期3〜4月 落葉低木
 本州・四国・九州に生え,生長が早く,高さ3〜5mにもなり,枝は軟らかで褐色の太
 い髄があります。
 葉は対生で3〜5対の奇数羽状複葉,小葉は披針形で先は尖り,縁に細かい鋸歯があ
 ります。
 早春に枝先に新芽と同時に散房花序を出し,淡黄色の小花を密に付けます。
 果実は夏に赤く熟します。
 
ニンジンボク(人参木) クマツヅラ科 開花期8〜9月 落葉低木
 中国原産で,庭にも植えられ,高さ3m位です。
 枝は対生し,葉は3〜5枚の小葉が掌状に集まり,小葉は広披針形です。
 夏に葉腋から長さ20p程の円錐形の花穂を出し,淡紫色で小形の唇形花を段階状に多
 く付けます。
 
ヌマガヤ(沼茅,カミスキスダレグサとも) イネ科 開花期8〜10月 多年草
 山野の湿地に生え,屡々群生し,高さ80〜110pです。
 葉は表面が地面を向いて色淡く,裏面は上向きで濃緑色,幅広い線形で長さ30p程で
 す。
 秋に茎の頂に細長い淡紫色がかった緑色の円錐花序を出し,長楕円形の8個の花から
 なる小穂を多数付けます。
 
ネズミノオ(鼠の尾) イネ科 開花期9〜11月 多年草
 日当たりのよい野原や道端に生え,高さ50〜70pです。
 葉は線形で先が尖り,縁に細かい鋸歯があります。
 夏から秋に茎の先に穂状の円錐花穂を付け,枝は短く中軸に沿い,多数の淡緑色の小
 穂を密着します。
 
ノアザミ(野薊) キク科 開花期5〜6月 多年草
 日当たりのよい山野に普通に生え,茎は直立して高さ60〜100p,白毛が密生していま
 す。
 葉は互生,縁に刺が多く,円形で羽状に中裂します。
 初夏に紅紫色の管状花よりなる頭状花を上向きに付けますが,稀に淡紅色のものもあ
 ります。
 総包は球形で,総包片は先が鋭く刺針があり,反り返らないでべた付きます。
 
ノコンギク(野紺菊) キク科 開花期8〜10月 多年草
 各地の山野に最も普通に生え,茎は高さ50〜100pで直立し,縦に筋があります。
 葉は互生し,長楕円形で縁に粗い鋸歯があります。
 秋に茎の上部が散房状に分枝し,多数の頭花を付けます。舌状花は,青紫色から紫色,
 中央の管状花は黄色で,ヨメナと似ていますが,全草ざらつき,痩果に長い白色の冠
 毛があるので区別できます。
 
ノハナショウブ(野花菖蒲) アヤメ科 開花期6月 多年草
 山野の湿った処に生え,高さ60〜120p,茎は直立して円柱形です。
 葉は2列に互生し,剣状で直立し,中脈が著しく隆起して目立ちます。
 初夏に茎の頂にアヤメやカキツバタと似た赤紫色の花が咲きます。花に赤味があるの
 が特徴です。
 
ノハラアザミ(野原薊) キク科 開花期8〜10月 多年草
 本州北部から中部にかけての草地に生え,茎の高さ1m位です。
 根生葉は花時にも枯れずに残り,葉は互生,長楕円状披針形で8〜12対,疎らに中裂,
 裂片に切れ込みがあります。
 秋に茎の上部で分枝して,紫紅色の頭花を2,3個集まって付けます。総包片はべた
 付かず,短い刺があって,開いたり反り返ったりしません。
 
ノブドウ(野葡萄,ザトウエビとも) ブドウ科 開花期7〜10月 落葉性蔓植物
 各地の山野に生え,茎は木質です。
 葉には長い柄があって互生し円形,基部は浅い心臓形で3〜5裂し,ときに深く裂け
 ることもあります。縁には鋸歯があり,裏面の脈の上に毛があります。
 初夏から秋に葉に対生して花序を伸ばし,淡緑色の小さな五弁の花が集散花序に咲き
 ます。
 果実は球形で,白,紫,青色など色とりどりですが,食べられません。
 野にあるのでその名があります。
 
ノボタン(野牡丹) ノボタン科 開花期7〜9月 常緑低木
 琉球地方に自生し,観賞用に栽培されています。茎はよく分枝し,高さ2m以上にもな
 ります。
 葉は短い柄があって対生し,卵形で毛が多く,縦に走る太い葉脈と横に繋がる細い葉
 脈がはっきり見えます。
 夏に枝先に紫色の五弁の花が咲きます。
 
ノリウツギ(糊空木,サビタ・ノリノキとも) ユキノシタ科 開花期7〜9月 落葉低木
 北海道〜九州までの山地に生え,高さ2〜3m以上にもなります。
 葉は楕円形か卵形で対生ですが,3枚を輪生することもあります。
 夏に枝先に長さ10〜20pの円錐花序を付け,多数の細かい両性花と白い装飾花が咲き
 ます。
 幹の内皮から採れる粘液が和紙を漉くとき上質の糊になるので,この名があります。
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