ヤーデムへ

18.Jun.2008---28.Jun.2008


Fheis Jordan :Youth Center  KnK 国境なき子ども達  23.Jun.2008




Maflak Jordan North Badia Kindergarden SCJ ( Save the Children Japan ) 24.Jun.2008



Irbit Jordan Aidune Kindergarden SCJ ( Save the Children Japan ) 24.Jun.2008


Anman Jordan Nuzuha Kindergarden SCJ ( Save the Children Japan ) 25.Jun.2008


Anman Jordan Manara Comunity Center SCJ ( Save the Children Japan ) 25.Jun.2008


Zarka Jordan NICCO 26.Jun.2008


Anman Jordan Japanese school 18.Jun.2008



Saluton karaj samlingvanoj !    T.Fukuda                  2008.09.11

  いまヨルダンでは50万人、シリアで100万人ともいわれるイラクの人達が難民生活をおくっています。

6月19日〜6月27日 ヨルダンのイラク難民支援活動(マジックによる心理社会的ケア活動)を行ってきました。

訪問した場所は、アンマン3ヶ所、スフェース1ヶ所,マフラック1ヶ所、イルビット1ヶ所、ザルカ1ヶ所、バユーダ1ヶ所の合計8ヶ所です。

各所とも、多くの子供達や親達が大歓迎してくれました。そして初めて見るマジックに大喜びでした。各地でマジックを楽しんでくれた人達は、合計すると千人を超え、大盛況の興業(!?)になりました。

今回の活動には、4つのNGOに協力して頂きました。各NGOの現地の受けいれ側のスタッフの万全の準備のおかげで、充実した活動をすることが出来ました。

1.ケア・インターナショナル・ジャパン、2.セーブ・ザ・チルドレンジャパン、3.国境なき子供達、4.日本国際民間協力会

今回は、ヨルダンのエスペランティストとコンタクトできなかったので、エスペラント抜きの活動となりました。

 

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<セーブ・ザ・チルドレンジャパン ホームページより>

イラク難民をはじめヨルダンの子どもたちに、日本から手品のプレゼント

 619日から27日まで、ボランティアとして紛争地域の子ども達に手品を披露する活動を続けるNGOヤーデムの福田俊弘*さんが、ヨルダンにてセーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(SCJ)の支援する幼稚園を訪問しました。
福田さんは日立プラントテクノロジーでCSR推進部に勤めるメカニカルエンジニアですが、13年前から手品をはじめ、イラン、アフガニスタンやエチオピアを訪問してきました。今年、ヨルダンにいるイラク難民の子どもを対象に各地を回ってくださいました。

今回はマフラック県、イルビッド県、アンマンにある幼稚園4ヶ所、地元の一般の子どもも含め約450人の子どもたちが手品を見るために集まりました。福田さんのショーは、特にアンマン以外の地域では余興となる行事が少なく、生まれて初めて手品を見た子ども達も多かったので、イラク人、ヨルダン人そして親や教員に大きな歓迎を受けました。目を輝かせて真剣に見ている子どもたちの表情が印象的でした。

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Saluton karaj samlingvanoj    T.Fukuda    2009.01.05

 

 昨年6月ヨルダンを訪問したときのこと、言葉とはなんだろうと考えた。

すでに報告したように、6月中旬にヨルダンの難民キャンプを訪問し、マジックによる心理社会的ケア活動を行なった。訪問するに当たり、是非エスペラントをヨルダンで紹介したいと思い、元UEA会長のRENAT0氏に問い合わせし、ヨルダン在のエスペランティスト3名にメールで連絡を取ったが、まったく反応はなかった。

しかし、現地では4つのNGOが受け入れをしてくれ、各NGO代表者が難民キャンプでのマジックショーの準備を済ませてくれていた。NGO現地スタッフはヨルダン人あるいはイラク人で、日本人スタッフも含め、活動の共通言語に英語を使っている。みな英語が堪能で、彼らにとって言葉の障害はまったくない。

そして彼らの日頃の関心事は、どの言語でコミュニケーションを図るかではなく、難民支援をどうやるかである。そこに言語帝国主義とか、言語に内包された平和主義など関係ない。難民に対してなにをやるか、なにが出来るか(プロジェクト)である。エスペランティストを自称する自分にとって、エスペラントをすこしでも広めたいとは思っているが、とてもエスペラントのことを言い出せる雰囲気ではない。
もし彼らがエスペラントの存在を知っても、それは単に変わった道具として評価するにすぎず、あらたにエスペラントを学ぶ動機は見つからない、そんな暇はないというだろう。

 言語論議はおもしろいと思うが、自分のように伝えることを持たない(もっと言えばプロジェクト的な活動目標がない)人間にとっては、エスペラントは単に言葉の趣味あるいは遊びに過ぎないし、他人を説得する力はないなー。

じつは正直言うと、ヨルダン在のエスペランティストを探した理由は、自分はアラビア語や英語が出来ないので、エスペラントの通訳者(道具扱い!?)として期待していたのだなー。

英語が出来なくて、不自由な思いをしたエセエスペランティスト福田でした。
正月早々、真摯にエスペラントに取り組んでいるみなさん、ごめんなさい。

以上


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