ピカピカ遊園地の旅?!

第3話:高い高〜い入場料

サトチ「行くぞ〜!オレについて来〜い!!!」

ヒカル「速いなあ・・・・・サトチって・・・。」

ヒカリ「サトコさん、サトチさんっていつもあんなに速いんですか?」

サトコ「え〜っと・・・・ごめん、よく分からない。」

ピカ’「ピ〜カ、ピカピカ。」(べつにいつもあんなに速いわけじゃないでちゅう。
    ただピカチュウがたくさんいるところが見たいだけでちゅう・・・・・(はあ〜。))

サトチ「あー、走った走った。え〜っと、入場料は・・・・・・げっ!!!!」

サトコ「どうしたの?サトチにーちゃ・・・・!!!」

ヒカル「うっ!!!・・・・・」

ヒカリ「・・・・・・・・」

 みんなの目には、『入場料・子供1000円』という文字が写った。
 そして、そのとき全員『高い!!!』と思った。

ピカ’「ピカチュウ〜!」(当たり前でちゅう!いくらなんでも高すぎるでちゅう
!)

サトチ「あの・・・・すみません・・・・・・1ケタ間違っていませんか・・・?」

受付「子供は入場料、1000円ですよ?」

 全員『帰ろうかな・・・・』と思った・・・・・。

受付「あ、もしかしてお客様初めてですか?」

全員「はい?!!」

受付「それでしたらそこのパソコンで、手持ちのピカチュウ、ライチュウ、ピチュー
以外のポケモンを
    預けてください。もちろんピカチュウ達を引き出してもかまいませんから。」

 全員訳が分からないまま、パソコンの前に立った。

サトチ「えっと・・・・ピカは必ず引き出すとして・・・悩むなあ・・・・・」

 そう、サトチには8匹のピカチュウ&ライチュウ&ピチューがいるのだ。
 出来れば全員連れて行きたいが、持てるポケモンは最大6匹。
 更にピカが決定しているので、残り連れて行けるポケモンは5匹だ。

サトチ「どうするかな・・・。」

サトコ「サトチにーちゃん、決まった?」

サトチ「ん〜・・・まだなんだよな・・・・・・!」

 サトチはいい方法を思いついた。マンガに例えれば、頭の上で電球が光ったような
感じだ。

サトチ「サトコ!ちょっとオレのポケモン、預かってくれないか?」

サトコ「え?うん。いいけど?」

受付「決まりましたか?お決まりでしたら手持ちポケモンを見せてください。」

サトチ「え?はい。」

 このときサトチの連れていたポケモンは、ピカ、なのはな、チビピカ、スパーク、
ライラック、たんぽぽ。

受付「ピカチュウが2匹、ライチュウが2匹、ピチューが2匹ですね。」

サトチ「あ、入場料でしたね・・・・(オ、オレの1000円〜!)」

受付「はい。200円ですよ。」

サトチ「え?・・・・・・えええ〜!!!!!???」

受付「それでは200円いただきます。次の方どうぞ。」

サトコ「は〜い!」

サトチ「・・・・・・・・・・・・」

 サトチの頭の上では、ポケモンが混乱状態のときによく見られる鳥が回っていた。

ピカ「ピカ!ピカチュウ!」(なんででちゅう! あ、ちなみにピカ’はさっきピカの中に戻ったんでちゅう。
   日頃疲れているから中に入ったらしいでちゅう。)

ピカ’(ピカの中)「ピカ!」(本体の中に居れば、疲れをとりながら遊園地で遊べるでちゅう!)

 サトチ達が後で聞いたら、手持ちにいるピカチュウの数×200円、
 ライチュウ・ピチューの数×100円を普段の入場料から引くらしい。

サトチ「と、とりあえず遊園地へゴーだ!」

3人「・・・・・」(←結構疲れた)

 

第4話へ続く


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