ピカピカ遊園地の旅?!
第2話:出会いのバトル!ご挨拶?
ヒカル「使用ポケモンは2体、入れ替え制でいいね?」
サトチ「ああ、じゃあいくぞ!いけ、タッチィ!!」
タッチィ「チィ〜!」
ヒカル「いけ!ブレイド(カポエラー)!!」
ブレイド「カポ!」
ブレイドというのはカポエラーのニックネームらしい。相性からしてタッチィが不利だ。
ヒカル「ブレイド!まずはこうそくスピンだ!」
ブレイド「カポォ!」
サトチ「タッチィ、どろかけ!」
タッチィ「チイィ〜!!」
どろかけが上手い具合にブレイドに当たった。こうそくスピンが外れた!
ヒカル「ブレイド!」
サトチ「タッチィ、いあいぎりだ!」
タッチィがいあいぎりをしようと、ブレイドに近づいた。そのとき!
ヒカル「ブレイド!近づけておいてこうそくスピン!」
サトチ「え?!しまった、タッチィ・・・」
サトチがそう言ったとたんにタッチィはこうそくスピンを受けてしまった。
サトチ「タッチィ!大丈夫か?!」
タッチィ「チィ〜・・・」
ヒカル「ふう〜。・・・さあ、そのオオタチを戻してあげて。」
サトチ「・・・え?ああ・・・・・。(なんなんだ?一体・・・)」
ヒカル「さあ、次いくよ!パール(ムウマ)!!」
パール「ムウ〜♪」
パールと呼ばれたムウマは、ヒカルにじゃれ付き始めた。
ヒカル「パ、パール!今日はバトルだよ、バトル!」
サトチ「(本当に何なんだ一体・・・)じゃあ、めりの!」
めりの「パルパルルゥ〜!!」
ヒカル「パール、サイケこうせん!」
パール「ムウ〜!!」
サトチ「めりの! かわしてから、かみなりパンチ!」
めりの「パルルゥ〜!!」(右ストレート!!)バキィ!
ピカ’「ピカピカ・・・・」(めりのちゃん・・・(汗))
パール「ムウゥ・・・」
ヒカル「わあ!パール!!」
サトチ「やった!えらいぞ、めりの!!」
めりの「パルルゥ〜♪」
ヒカル「じゃあ、1vs1で引き分けだね。・・・と。そろそろヒカリ達の方を見に行こうか。」
サトチ「ヒカリ・・・・?ああ、あの女の子か。」
ピカ’「ピカピカ?」(何だと思っていたでちゅう?)
ちょうどその頃、サトコ&ヒカリは・・・。
ヒカリ「くるみ(ヒメグマ)!みだれひっかき!!」
くるみ「ヒメ〜!」 ズバ!
サトコ「セラフィー!大丈夫?!」
セラフィー「(むくっ)フィッ!」
サトコ「大丈夫?セラフィー・・・。」
ヒカリ「サトコさん、そろそろそのエーフィ、戻してあげてください。」
サトコ「え?まだ戦えるよ?」
ヒカリ「私のくるみの『みだれひっかき』は結構威力が大きいんです。
エーフィ、傷もかなりついているし、次のポケモンに代えましょう?」
サトコ「?・・・・うん・・・・・。戻って、セラフィー!」
ヒカリ「じゃあ次は・・・パオパオ(ゴマゾウ)!」
パオパオ「パオ〜ン!」
サトコ「じゃあ私は・・・ももちゃん!」
ももちゃん「ハッピハッピ〜♪」
ヒカリ「パオパオ、ころがる!」
パオパオ「パオ―――ン!」 ごろごろごろ・・・・。
サトコ「ももちゃん、たまごばくだん!」
ももちゃん「ハッピィ〜!」 ドカ―――ン!!!
ヒカリ「ああっ!パオパオ!戻って!」
サトコ「・・・え?(まだ十分戦えそうなのに・・・・?)」
サトチ「え?サトコも交代するように言われたのか?!」
サトコ「うん。」
サトチ「おい、ヒカル!一体なん・・・・ん?なんだこれ・・?」
ヒカル「何って、見れば分かるでしょ?すごいきずぐすりだよ。」
ヒカリ「サトコさんもどうぞ。エーフィに使ってあげてください。」
サトコ「ありがとう!でもなんで・・・?」
ヒカル「ぼく達はね、トレーナーの人に会ったらいつもバトルをするんだ。
ぼく達にとって、バトルは挨拶代わりみたいなものだからね。」
ヒカリ「それで、相手の人のポケモンをあまり傷つけないように戦って、
バトルの後には回復アイテムをあげているんですよ。」
サトチ&サトコ「(あ〜・・それで・・・・・。)」
ヒカリ「だから勝ち負けは関係ないんです。
さあ、回復が済んだら遊園地へ行きましょう。」
―――― 10分後 ――――
サトコ「着いたわ!ここよ!」
ピカピカ遊園地・・・・その名のとおり、入り口・観覧車・ジェットコースター、
何から何までピカチュウだらけだった。
サトチ「よーし!入るぞー!!」
サトチは猛ダッシュで遊園地へ走っていった!
サトコ「サトチにーちゃん!待ってー!」
ヒカル「・・・ぼく達も行こうか。」
ヒカリ「・・・・うん。」