ウオームアップは楽器奏者では欠かす事の出来ない重要な練習メニューのひとつです。
第4章の「呼吸法について考える」のコーナーでも書いたとおり、ブレスも含めて毎日きちんとした ウオームアップを図る必要があります。 |
レッスン1 ウオームアップの定義(その1) |
ウオームアップとは
野球の選手が、キャッチボールをする
サッカーの選手がグランドを走る
水泳の選手が準備運動をする
ようなものです。
つまり、これらをやらないで練習や試合に臨むと、運動選手ならば
必ず怪我をします。
レッスン2 ロングトーンの定義 |
ウオームアップの一環である「ロングトーン」は、
ご飯を食べる時にお箸をもつ
カレーを食べる時にスプーンを持つ
スパゲティを食べる時にフォークを持つ
ようなもので、ごく当たり前のように行われるべき事なのです。
「めんどくさいから、今日はロングトーンはパス(割愛)・・・・・・、。」
なんて、ぜったいにあってはならないことなのです。
レッスン3 ウオームアップのポイント |
「ウオームアップは上手に吹く必要はありません。」
目的意識をしっかり持ち、自分の目標に合わせてアップしましょう。
目標の例 |
*息をしっかり吸う。 *息をしっかり吐く。 *まっすぐ息を吐く。 *体の力を抜く。 *良い姿勢で吹く。 *良い音をイメージしながら吹く。 *メトロノームにしっかり合わせる。 などなど・・・・・・・・。 |
また、「ウオームアップ」は、もし、金管楽器奏者ならば「唇の筋肉」だけをアップさせるものではありません。
「体のすべての筋肉はつながっているのです。」
足のつま先から、目の筋肉まで、すべての筋肉がよりよく活動できるようにアップしましょう。
(また、その際に痛みを伴うアップや、過激な運動は返ってマイナスになりますので注意しましょう。)
レッスン4 ウオームアップの必要アイテム |
必修アイテム |
*メトロノーム *教則本 (チューナーや鏡などもあれば、ベスト!) |
(C)2017 Masanori Fukuda
このページをダウンロードする際には、必ずメールでご連絡ください。 (無断転用禁止)