11月14日

最終稽古日であり最終通し稽古日となった本日。
それにしても演出家の風邪が治らない。
役者と違って身体は動かさないが
出番の有無も関係ないから休む暇がないからなのだろう。

大好きなお酒も3週間我慢しているらしい。
本番までに治っているかどうか、是非楽しみにしていただきたい。

役者陣もいろいろな故障を抱えているが
役を演じるには支障はなさそうだ。
舞台美術の江平が思わずうるっとしてしまったこの芝居、
あと1週間で各自さらに役を消化しつつ
なんとか病気もケガもなく公演日を迎えたいものである。

そうそう、地底のなまずくん、頼むからおとなしくしててね。(稲葉谷)

*稲葉谷の怪我も順調に回復、本番ではフルパワーの演技をお見せできそうだ。演出家の風邪も少しづつではあるが良くなっているらしい。もっとも本番になれば演出家がいなくとも幕は開くので、問題はない。写真は左が小島、右が江刺。
 『サムライパン』稽古日誌は今回が最終回。皆さん、是非劇場でお会いしましょう。公演終了後は舞台写真、楽屋風景写真などを掲載する予定です。(江平@管理人)

11月7日

信じたくないが、本番まであと13日である。
信じたくないが、本日2度目の通し稽古にして本番まであと13日である。
信じたくないが、小道具が集まり切れてないのに本番まであと13日である(大澤は小道具班)。

信じたくないが、通し稽古中2番目のシーンで窒息しそうになり一瞬表情が凍りついたのである。
信じたくないが、窒息の危機を乗り越えた後も個人的に凍りつく瞬間を幾度も経験したのである。
信じたくないが、本物の小道具・本物の衣裳を使うことでアクションを起こすタイミングが微妙にズレてくるのである。
信じたくないが、上記の危機は小屋入りした後も続くのである。
  (独り言「今年の衣裳は個人的に欲しいものばかり♪」)
信じたくないが、今年は通し稽古を終えるといつも満腹である。

信じたくないが、本番まであと13日しか無いのに、給料日までは18日もあることは決して忘れてはいけないのである。(大澤)

*小道具や衣裳(可能な範囲で舞台装置も!)はできるだけ早くから本番と同じものを使って稽古するのが理想だが、なかなかそうはいかないことが多い。残りの稽古時間、また劇場に入ってからの時間で、体をそれらの「もの」に馴染ませなければならない。写真は衣裳を身につけて通し稽古を行う女優陣3人。左から小島、大澤、稲葉谷。(江平@管理人)

10月30日

本番が近くなってまいりました。皆やっと本気になってきたようです。残りわずかとなった稽古で、もっともっと完成度を高めるようがんばります。(小島)

*本番まで3週間を切り、否が応でも高まる緊張感。あんまりそんな風に見えない楽しそうな写真は左から大澤、江刺、TAIRA。(江平@管理人)

10月24日

私は悩んでいた。私はリーダーなのか、ただのチンピラなのか。チンピラにしてリーダーなのか、リーダーだと思い込んでいるチンピラなのか。もしかして、サムライなのか?
後日、意外な伏兵がこの疑問を解決してくれることになろうとは、この時の私はまだ知らない。(Qui-Ta)

*座付き作家のはずが、今回も看板役者にして名脇役振りを発揮しているQui-Ta。来公演に向けては是非脚本を執筆してほしいところだが、それもこの『サムライパン』が終わってからのこと。今はその演技を思う存分楽しんでいよう。写真は左が小島、右が澤田。(江平@管理人)

10月17日

風邪をひいてしまいました。
よって今週は省エネ運転で稽古に参加。
先週の通し稽古の結果を受けて、Qui-Ta氏もやる気が出たようです。(遅いっちゅうねん)
負傷中だっただにゅう氏(管理人注:稲葉谷)も復帰し、稽古も軌道に乗ってきたのかしら?(江刺)

*稽古場ではタチの悪い風邪が一部で猛威を振るっている。江刺も好きなお酒や煙草を断って、回復に努めたらしい。写真は左から江刺、小島、稲葉谷。(江平@管理人)

10月11日

一昨日、台風に襲撃されて稽古が中止になったことも
昨日、全シーンを通して稽古したことも
それなりに劇的な出来事なのだが。

今日の稽古場は同じ建物内でも午後と夜間で違った。
夜間の部屋に移動したら、蚊が飛んでいた。
まず初めの一匹はQui-Ta氏が捕らえる。
手のひらが血に染まる。ひえぇ。
最終的には彼1人で8勝2敗と善戦。
私のサポートという名目で稽古に参加してくれている榎本嬢は3戦全勝。
稽古中も大澤嬢がハケた後に1勝。
そして私は・・・2敗。役立たずめ。

そんなこんなで、昨日の通し稽古をふまえて更に稽古。
ビデオで自分のことを客観視して「ダメだなぁ」と道を探る者。
更に洗練された演技を作りあげる者。
前者な私は「数少ない稽古でなんとか追いつかねば」と思うのであった。(稲葉谷)

*稲葉谷は9月に足を負傷。一時は出演を危ぶまれたが、本人の熱意により、稽古場に戻って来た。とはいえ、完治まではまだ時間がかかるため、稲葉谷が動けない部分は、榎本博美嬢(いたち隊)が代役を務めてくれているという次第。写真は10/10の通し稽古のもの。左から小島、TAIRA、稲葉谷、江刺。(江平@管理人)

10月3日

今日からえみさんが初参加ということで彼女中心の稽古になった。
外から新しい風を持ってきてくれて、とても新鮮な雰囲気で稽古は進んでいた。
本役のだにゅうさんとの違い(役者としての個性の違い)があって、
観ていてとても興味深かった。
今日の稽古は以上!(澤田)

*「えみさん」=いたち隊の榎本嬢の稽古参加については上記10/11の日誌参照。(江平@管理人)

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