3月11日
先週は一身上の都合により参加できず、WebSiteを見て配役が決定したことに気づく。配役が決定したことと脚本が完成したことで皆の気合いがビシビシ伝わってくるいい稽古でした。
 前半は筋トレなど個人に課せられた課題を黙々とこなし、後半は序盤のシーンの稽古。遅れてくる池野さんの代理を務めた。思ったように表現できず、初心者のボクは演劇の奥深さを身にしみて知った一日でした。(中野)

*中野君は先月から見学に来ている大学生。今回の公演はオブザーバーとして稽古に参加。「パンドラの鐘」を観て演劇をやってみようと思ったとか。(管理人)

 

3月5日
先週出演者が全員決定したので、配役が発表される。どの役者とどの役者を組み合わせたら面白いか、力量に差のある役者達をどうバランス良く配分するか、演出家の腕の見せ所。羽田野はいつもほとんど迷わず、最後は直感で決めてしまうという。
 今回のポイントは19歳の新人・松澤が主役に起用されていることだろうか。たたきがいのあるふてぶてしさで羽田野を魅了した松澤。これからの稽古でどれだけ伸びるか、楽しみだ。(もちろん他の役者達からもたたかれることはいうまでもない。)(管理人)

 

2月27日
いつもどおりDo館(管理人注:稽古に使っている横浜市の施設)で稽古を始めるあたふたの面々。今回は前回の二人に加え、計三名の見学者とともに汗を流した。脚本の方は相変わらずだが、照明、衣装の担当者と顔をあわせるなど、着々と七月の公演に向け動き出した。
 来週からは練習時間を増やすこととなり、更に活動が活発になっていくあたふたでした。
P.S 見学者の一名が出演してくれることになりました。(松澤)

*管理人以外の筆による稽古日誌、なかなか好評なようなので、続けてみます。各々の個性(文章力?)の違いをお楽しみ下さい。(管理人)

 

2月20日
今日は見学者二名を迎えての稽古。基礎練が始まってからの到着となった為、自己紹介もなくいきなり
ジャージに着替えて参加となった。ストレッチ、呼吸法、発声まで約1時間半、初対面の人たちの中で、彼らはどう思っただろうか?終ったところでようやく自己紹介となる。人見知りしない劇団員は、すぐ仲良くなったようだ。
 午後は今回の芝居で引用されている「ハムレット」を実際に役を振って読んでみる。これがまた言葉が難しく、台詞が長い(2P位のもあり!)。読み終わったらあごがかなり疲労していた。早口言葉よりも滑舌に利きそうである。
 今週は演出の羽田野が風邪の為欠席。39度も熱が出たらしい。先週は池野が熱を出したりと、風邪が流行っているようである。家に帰ったら、ちゃんとうがい&手洗いをしましょうね。
 以上、おおたおがお送りいたしました。(太田尾)

*管理人注:今回の芝居のいくつかの場面では、「ハムレット」のパロディが用いられています。(パロディ【parody】=文学作品の一形式。よく知られた文学作品の文体や韻律を模し、内容を全く変えて滑稽化・風刺化した文学。「広辞苑」より。)

 


自分の肉体に対する感覚を高めるためにも大切な柔軟
2月13日
今回の公演に参加することになり、稽古初参加の小島みのりちゃんと、ホームページを見てきてくれた見学者一名を交えての練習となった。基礎訓練、
脚本読み、平田オリザの本についての議論と、かなり充実した練習内容だった。
 脚本も着々と仕上っており、初めて、脚本の最初から出来ているところまでを通して読み合わせをしてみた。今までは、一章ごとに区切って読んでいたため、通して読んでみると全体の雰囲気も見えてきて、脚本に対するイメージも違ってきた。
 今回、長ぜりふが多く、一気にしゃべる事を要求されるため、基礎訓練の大切さが身にしみた役者たちだった。(池野)
*いつもの私(江平)ではなく、池野の担当でお送りしました。

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