セルギャラリー 7

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パタリロ!

1982年4月8日−1983年5月13日


「パタリロ!」をアニメにするという話を聞いた時、
正直無理だと思いました・・・。
が、始まってみたら
伊東 誠・星野 絵美両氏のスマートな作画に
土田 勇氏のあの背景。
加えてノリまくる声優陣(スラップスティック!)

どんなにクセのある漫画でもスタッフに恵まれれば
アニメになるものだなぁと感心したものです。

このセルはオープニング。
伊東・星野コンビの作画です。
最近はアンパンマンを描かれていますが
是非、またアクションものが見たいですね。

パタリロの御先祖と子孫の出てくる話は、
白石 冬美・杉山 佳寿子・松島みのりという大御所三人が
「ごせんぞ〜」「しそん〜」と呼び合う怪作。

また一休さんのネタ
「橋の真ん中を歩けばいいんですよ!ハハハ」
マライヒ役で出演されていた藤田 淑子さんがあの一休さんの声!で
この番組でやったのはスゴイ事ではないかしら。

リカちゃんのいとこ
パリにいるシャルルくん(幼稚園のシャルルくん)を
改造したらパタリロができるかな?

何話か失念しましたが
(サブタイトルはフライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンだったと思います)
タマネギ部隊の青年が、
−人の命を助ける為に能力(自分の寿命を人に分けてしまう)を使い果たし−
というのがあり、
これは話がミエミエなのに、かなり泣けます。
もうボロボロ。

忘れられているアニメですが、たまにはこういうのもいいものですよ。
1982年10月9日の21話より「ぼくパタリロ!」に改題されています。

1998年11月8日作成
1999年8月24日追記

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