<レゴ ファンのページ> | |||||
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かつて、レゴのトレインには 4.5V(1966年〜)と12V(1969年〜)の規格がありました。このうち 4.5V 仕様は電池式で、電池ボックス付きのモーターを備えた機関車が車両をひく、という形でした(1971年カタログ参照)。現在はデュプロのトレイン(2741 など)がこの方式です。当時のレールはプラスチック製でした。 現在世界で発売されている LEGO TRAINS のシリーズは「9V
仕様」(1991年〜)のものです。家庭用交流電源を9V
に変換し、レールから車輪を通してモーターに給電する方式です。 |
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レールから電力を供給するので金属製の車輪になっています。右のポッチ部分に光って見えるのは導体ポッチ。レールからの電流をライトなどに給電します。背中の突起で車体ベースプレートに取り付けます。 |
9V
トレインを動かすのに必須なのがコントローラー。操作は単純で、ダイヤルが中心(上)を指しているときは速度ゼロ。右に回すと前進、左で後退です。 |
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黄色いダイヤルで速度をコントロール。ほかに前面にあるのは緑色のランプのみ。 |
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横から見たところ。黄色の4ポッチの部分に(給電コードの)ケーブルをつなぐ。 |
ウラ面。こちら側にはケーブルはつなげません。 |
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ACアダプターとソケット。このアダプターは米国仕様。 |
給電コードをコントローラーとレールにつないだところ。 |
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レールにはこんな感じで左右から接続。この状態で通電できます。 |
接触部分を拡大したところ。枕木と枕木の間にはケーブルを通す切り欠きが見えます。 |
ほかにトレイン専用部品として、やはり車輪が必須です。上で挙げたモーターではない、動力を持たない車輪です。これらを車体ベースプレートの穴に差し込んで、車体を作ります。実際に差し込んでみると、ベースプレートの枠の部分に当たることで、必要以上に車輪のユニットが回転しないようになっていることが分かります(カーブレールに沿った角度がほぼ限界)。 |
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トレインの車輪パーツ。 |
組み立ての一例。左のマグネットは連結用。トレインモーターとは異なり、車体ベースプレートに取り付けるための、突起付きのプレートは別部品です。 | |
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トレイン車体ベースプレートに車輪を取り付けたところ。車輪のユニット上面の突起をプレートウラ面に見えている穴に差し込みます。三つのなかから好きな位置を選べます。 |
トレイン用パーツには、ほかにライト部品があります。9V ライト部品自体はトレイン以外のセットでも使われていますが、3点のユニットとなると、トレインに限られるようです。電力は、(モーターを通して)レールから供給します。 |
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トレインのセットの中にこのパーツを初めて見たときは、「?」でした。 |
実はトレイン用ライトのパーツでした。こんな3点セットです。右の白いのが実際に光るライト部品。 |
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左の方に組み込んだライト部品が見えます。ライトの上部にケーブルをつなぎます(写真のセットは
4565)。 |
車体ベースプレート中央の穴からケーブルを出してトレインモーターの導体ポッチに接続します。レールからの給電で車両が走行するとライトが点灯します(あぁ、画像がない)。 |
最後に、これまたトレインには必須のレールです。現在発売されているレールは下の4セット(5種類)です。 |
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4515 直線レール。8本セット。 | |
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4520 曲線レール。8本セット。半円を作ることができます。 | |
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4531 ポイントレールセット。2種セット。上の写真では黄色い切り替え機が手前側になっているので、右から来る列車は左手前に直進します。 | |
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4519 直交レール。1個入り。左写真では一人前の姿ですが、小さな箱(142×142mm)です。直交レールの直線部分の長さは、直線レール1個分と同じ。 |