気になる木
校庭や学校の近くにある樹木を1年間観察し種々な学習・体験をします。ここでは樹木としましたが、草を対象とすることもできます。
1.対象学年
他の学習の進み具合も考慮すると4年生以上が適当です。
2.学習の手順(一例)
(1)校庭にある木を観察し、自分の好きな木を決める(気になる木)
(2)月1回の定期的な観察
(3)熱心な子供は休み時間などを利用して観察するようになります
3.観察などにはきめ細かい指導が必要です
子供ひとり一人が観察対象を選びますから、必然的に多くの種類の樹木が対象になります。木の生えている場所に分散して行いますので複数の人のサポートが有ったらとてもスムースに進みます。このため、動植物に知識・興味のある保護者や地域の人の協力が必要です。学習の中心は子供達です。自身で本や辞典で調べたり、観察して考えることが大切で、知識の伝達的な教え方はしません。
私たちも進行に合わせて調査したり、学んだりしながらプログラムや教材を充実していています。
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