紙パックの工作・小箱を作ろう

紙パックで作った小箱
☆ おしゃれな小箱
牛乳パックで作った小箱

 牛乳、ジュース、お酒などが入った紙パックはどれも美しいデザインが施されています。

内容物を飲み終われば、廃棄物です。
もったいないと思っても資源ごみとして回収ステーションに出すしか方法がありません。

紙パックは液体を入れるために防水加工され、とても強い紙で出来ています。

デザインや強い紙を生かしておしゃれな小物入れを作りました。

 スーパーで飲み物コーナーに立ち寄り、
気に入った小箱の材料になる紙パックを探している自分を発見します。

作り方
☆ 材料の紙パック
牛乳パックで作った小箱

 500ミリリットルか1000ミリリットルの紙パックを用意します。
500ミリリットルの紙パックでは深さが3センチ以下の箱しか出来ません。

 1000ミリリットルの紙パックならば13センチの深さの箱まで作ることが出来ます。
大き目の箱が必要ならば大きな容量の紙パックを用意します。

☆ 蓋にする部分を決める
 蓋の部分が箱の顔になります。
一番気に入った部分が蓋に現れるようにします。

同時に張り合わせた部分が蓋にならないようにします。

☆ 箱の深さを決め、切り取り線を引く
 箱の深さは入れる物の大きさ、量によって決まります。ここで紹介している写真の小箱は深さ3.5cmです。
500ミリリットル入りの紙パックでは3cm以下の厚さしか作れません(高さが10センチで、蓋に7cm必要なので)「3〜4cmセンチ程度が箱としてバランスしたサイズであると思います。

写真と同じ3.5cmの物を作る事にして説明します。
@先ず、底から3.5cmのところに4辺とも線を引きます。
A蓋になる部分はここから7.1cm、さらに1cmこ線を引きます。
B蓋の両脇の辺には6oのところに線を引きます。
C各辺とも最も上の線の部分をカッターで切ります。
D切り口が繋がるように角の部分を切ります。これで不要な部分が切り離されました。
E蓋の部分の両側の部分の6oを内側に直角に折ります。(補強のためです)
F蓋の部分の2本の線に沿って内側に折ります。
GE、Fの前に織り込む部分の角を切り取ると形が良くなる。

 わかり難い部分は写真を参照してください。

 

ワンポイントアドバイス
☆ 寸法を採ったり、切り取り線を引く
 牛乳パックの表面はプラスチックのコーティングがされています。
このため鉛筆やペンで線が引きにくくなっています。寸法取りや切り取り線を引くのに「千枚通し」を使うと便利です。
千枚通しはホームセンターで売っていて安価な道具です。

☆ 紙パックを貼り合わす
 紙パックの表面はプラスチックのコーティングがされています。
ペットボトルや紙パックを貼り合わせる接着剤がホームセンターなどで売られています。
この接着剤を使うのが確実ですが、合成ゴム系で有機溶剤を使っています。
慣れない人には扱い難い面もあり、匂いや有機溶剤を吸うなど気になることがあります。
使い易い木工ボンドでもあらかじめ接着面を軽くサンドペーパーで削ると接着出来ます。

新聞紙で作ったコサージュを入れてみました
☆ 作品の保管に
小箱に入れた
「新聞紙で作ったコサージュ」
 お気に入りの作品の保管に最適です。

☆ 環境にやさしい
 廃棄するものだけで作れます。

☆ プレゼントする祭にとても喜ばれます

☆ コサージュの作り方は
 新聞紙で作るコサージュはこちらに掲載してあります。

二つ繋ぎました

二連の小箱
異なった色合いの「コサージュ」を入れました
チョットおしゃれしました…千代紙を貼って

伝統的な華やぎの小箱

☆ 日本伝統の手芸材料、千代紙を貼りました
 牛乳パックで出来ているとは思えない、華やかな小箱になりました。
 誕生日のお祝いなどに最適な小箱に仕上がりました。

新聞紙の画像で飾りました…新聞紙で作るコサージュに合わせて

ベルサイユのバラ オスカルとマリーアントワネット

☆ 新聞紙を彩る多様な画像が楽しめます
 これで、新聞紙の用途が増え、新聞を開く楽しみが増えました。皆さんもいかがでしょうか。

他の作品紹介はこちらから

記事の無断転載お断り、初版掲載 2005年7月


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