HUBを次々に接続していくことをカスケード接続と言います。そうすることによって、LANに接続できるパソコンやプリンタの数を増やすことができます。
まずは、左の図のHUBをご覧ください。
1・2・3・4に続いて
UP-linkとなっていることに注意です。


スイッチングハブによるカスケード接続についての注意点
一般的に各メーカーの製品説明や書籍などでは
「スイッチングハブでカスケード接続をした場合、ダムハブのような段数制限が無い」
とされていますが、それは
「全てのハブを同一メーカーでそろえた場合」だそうです。

この情報を提供してくださった方によると、LAN構築を請け負っている企業の場合は上記の事柄を考慮して
「スイッチングハブは有限」と捉えているようです。


★カスケード接続 その壱★
Up-linkから1/2/3/4いずれかのポートに接続します。もちろん1/2/3/4のどこに接続しても同じです。
ケーブルは
ストレートケーブルを使用します。

最もオススメの接続方法です。


★カスケード接続 その弐★
Up-linkからUp-linkへの接続です。
ケーブルは
クロスケーブルを使用します。


★カスケード接続 その参★
1/2/3/4のいずれかから1/2/3/4のいずれかへの接続です。
ケーブルは
クロスケーブルを使用します。

★カスケード接続 その壱★の接続図

左図のように4ポートHUB同士を接続してみると、合計7台のパソコンやプリントサーバなどが接続できます。
また、左図の5・6・7のようにちょっと離れた場所にあるパソコンへ接続する場合、途中のケーブルが1本で済むという利点も持っています。