佐藤錦

佐藤錦

  • 佐藤錦は山形県の佐藤栄助氏によって生み出されたさくらんぼの品種です。その名前は佐藤氏の功績と砂糖のような甘さから付けられました。岡田東作氏とともに栽培に取り組んだことで、さくらんぼのなかでも優れた食味を持つ品種とされ、「さくらんぼの王様」とも呼ばれています。 糖度が高く、豊かな甘みを持ちながら程よい酸味も感じられます。果汁が多くやわらかでジューシーな食感を楽しめます。完熟すると鮮やかな紅色に色づき、ルビーのような外観から「果物の宝石」とも称されます。
    佐藤錦は、6月中旬から6月下旬頃が旬の範囲ですが、気象条件によって時期は多少前後することがあります。また、温室栽培では4月下旬から5月中旬頃に収穫が可能です。気象条件の難しさも含め、栽培の手間が驚くほどかかるさくらんぼ。雨にあたると実が割れしてしまうので、雨よけのハウスは欠かせない。さらに、日当たりが悪いと色がつかないことから、収穫期が近づくと日かげを作る余計な葉を摘み取るなど毎日手をかける。１個１個色づきを確認し、軸ごとそっと手でもぎ取って収穫。農家さんのご苦労と栽培技術に感心しながら当店で一粒一粒手詰め。「さくらんぼは最初から最後まで人間の手をかけてやらないとね」と生産者。収穫の後も肥料を与えたり、冬のさなかの枝のせん定、芽かきと続き、一年中世話をする。これで「果樹園の宝石」といわれる理由も納得！今年もルビー色に輝く、あま～い佐藤錦をお届けします。おいしいさくらんぼを楽しむために旬の時期を逃さないようにしてくださいね！

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