「男どアホウ甲子園」は作:佐々木守、画:水島新司の野球漫画で、私が小学校高学年から中学生のころに少年サンデーに連載されていました。
野球一筋直球勝負の主人公、藤村甲子園と豆タンのバッテリーは、「行くで、豆タン」「はいな、あんさん」のかけ声もぴったり。
そのほかにも個性的で癖のある、でも魅力的なキャラクターで溢れていました。
連載初期のころにテレビアニメ化もされていて、1回の放送時間は10分のアニメでしたが毎日放送され、漫画よりもアニメの方をよく見たものです。
漫画の方は、連載時はたまにしか読んでいなくて、友人が買った少年サンデーを時々読ませてもらうくらいでしたので、話が飛び飛びになってしまってました。
連続した詳しいストーリーは、高校か大学生になってからコミックの方で読み、ちょっとタイムラグがあったんです。
それでも連載当時、大きな流れはつかんでいて、高校野球で活躍した後、ドラフトで指名された巨人を拒否して東京大学に入学したことや、
阪神に入団し、引退直前の巨人の長嶋と、豆タンとのバッテリーで対戦したことなどはリアルタイムで知ってました。
長嶋との勝負で、豆タンが勝負球にカーブのサインを出し、怒った甲子園から最高のストレートを引き出したのには、しびれましたね〜。
甲子園に一途に想いを寄せ、肋骨を骨折した甲子園に自らの肋骨を提供した美少女(高校時代のチームメイト)もすてきです。
(ここだけの話ですが、コミックは立ち読みが多かったです。博多駅の旧駅ビルに入っていた地元の百貨店のコミックコーナー(上の方のフロアにあった。)で立ち読みすることが多かったのですが、
わりと立ち読みができました。同百貨店では、大学生の時に腕時計を買ったり、ジバンシーのネックレスを買ったりしたので、それで許してもらえないかな。)
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