焼岳

焼岳小屋近くの新中尾峠展望台で雲間から姿を現わした焼岳。
左の焼岳北峰(2393m)は登頂可能、右の焼岳南峰(2455m)は立ち入り禁止

中央から左下にかけて峠沢の上部が深くえぐれているのがわかる。


 今年の夏にもうひとつ山に登っておこうと思って2004年8月28日(土)に夜行日帰りで北アルプスの焼岳に行ってきました。台風16号の影響による天気を気にして一時は中止しようかと思いましたが、思い切って決行しました。

 新宿を前日の23時に出発すると翌朝6時に上高地に到着する「さわやか信州号」を利用しました。上高地から焼岳小屋を経由して焼岳に登り、同じルートで上高地に下りました。帰りは上高地に3時30分集合、4時出発する新宿行きを利用しました。天気予報では曇り後雨で心配していましたが、なんとか雨に降られずにすみました。

 焼岳は北アルプス唯一の活火山で、大正四年六月の噴火で、梓川がせき止められて大正池ができました。2,455mの南峰は現在立入禁止となっており、2,393mの北峰が、現在登山可能な頂上となっている。

 なお、焼岳山頂での携帯電話の電波状態は「強」で表示され、通話時には多少自分の声がエコーになって聞こえたが、通話の妨げになるほどではなかった。

2004年8月27日(金)
新宿        さわやか信州号(上高地行き)      23時00分発

2004年8月28日(土)
上高地                  6時00分着
焼岳登山口                6時20分着
焼岳小屋                 8時40分着
焼岳北峰                10時20分着   10時50分発
焼岳小屋                12時10分着
焼岳登山口               14時10分着
上高地                 14時50分着

所要時間   8時間50分(10,410歩)

上高地        さわやか信州号(新宿行き)      16時00分発
新宿                  20時25分着






焼岳からの穂高連峰
 上高地から焼岳登山口までは梓川沿いの遊歩道を歩く。田代橋で対岸に渡り、正面に西穂高岳への登山口を見て、左へ大正池の方に向かうと焼岳登山口の指導標がある。
切り立った垂直の岩場に架けられた28段の急勾配なアルミのはしご。
慎重に一歩一歩登り下りする。
標高2080mにある焼岳小屋。
上高地からの標高差が600m、焼岳山頂からの標高差が300mある。焼岳の7合目になっている。
焼岳北峰に着いたときは、ガスで展望がきかなかった。

焼岳からの笠ケ岳 硫黄で黄色くなった岩から白煙が上がっていた。
上高地からの穂高連峰 河童橋

ノアザミ ノコンギク(野紺菊) サラシナショウマ(晒菜升麻)

上高地(焼岳登山口と田代橋の間)で出会ったニホンザル