川辺川・人吉 2026.3.17〜18

昨年はじめた「もう一度旅」ですが、9月の錦川以降は寒い時期に向かっていくので、しばらくお休み。春の訪れを待つことに。では、次の行き先をどこにするか。これまでの春旅を紐解くと、2000年3月17日〜20日の川辺川が目に止まりました。川辺川、人吉、球磨川とイメージが膨らみます。そういえば球磨焼酎欲しさに人吉市や山江村にふるさと納税をしています。2020年に人吉および球磨川全体で大変な水害があった。つい先だって、人吉市からふるさと納税者宛、「お元気ですか?私たちは、元気です」とのメッセージがついた、”HITOYOSHI Letters.”という資料が届き、元気に頑張ってる人たちが紹介されています。よし、次は川辺川。前回と同じ月日で行ってみよう。

1.子守唄の里を目指せ

午前10時、鹿児島空港で借りたレンタカーに、目的地「道の駅 子守唄の里五木」を設定し出発。九州高速道路を北にむかって、人吉ICまで約60キロをひた走り、一般道へ。ナビの案内に従いしばらく走ると川辺川に差し掛かります。いよいよ川辺川。こんなに広かったかなと思いながら進みます。五木方面へ向かう国道ではあちこちで道路工事がなされ、大きなダンプカーが行き交い落ち着きません。ちょうど工事のため片側交互通行になっている先の左側が、前回カヌーゴール地の観音橋のようです。左折したいと思ってはいたのですが、交通整理の方が振る旗に誘われ、真っすぐ通り過ぎてしまいました。まあ、しょうがない。

次なる目標地は、キャンプで2泊した田代橋の上流側。ここは素通りできない。気合いを入れて進みましたが、工事をしているでもなく無事に辿り着きました。田代橋を渡ったところで車を止めました。前回は川原まで車で入っていったけど、今日は歩いて川原へ。記憶にあるイメージと違う、広く明るい川原。少雨による渇水で川原が広くなっているようです。心なしか転がっている石が一回り小さくなっている気がします。雨模様だった前回は手前側の木の中に猿がいたんだけど、きれいな青空の下でそんな雰囲気はないですね。

 

続いて、ダム建設予定地が真っすぐ見える展望所を探してみよう。前回は「ダム建設予定地」との案内板が立っていたのですが、きっとその案内板はないでしょうから、見つけることができるでしょうか。
国道の長い上り坂の途中、左側に車線が広がりバス停が現れ、その横の歩道に設置された柵が展望所のような雰囲気なので思わず停車。車から降りて眺めてみると、上流側には川幅が狭まり、V字に切り込んだ深い谷となっています。間違いない、ここがダム建設予定地だ。周辺を見渡しましたが、特にダム建設予定地の目印のようなものは見つかりませんでした。

再び国道を北へと進み、長いトンネルを抜けたところで左折し、谷へと下ってみます。川沿いの旧道を辿れば、ダム建設予定地の前後にある「取水口」と「吐口」を見ることができるかもしれないと期待したのですが、目の前の橋は通行止め、旧道も上流方向・下流方向ともに「全面通行止」と赤い文字が書かれたバリケードが設置されています。やむを得ません、元来た道を引き返しましょう。
国道に戻りしばらく車を走らせ、正午ちょうどに「道の駅 子守唄の里五木」に到着しました。

 

2.子守唄公園

道の駅に行けば、現在進行中の新たな川辺川ダムについての情報が得られるのではないかと期待していたのですが、残念ながらまったくの空振り。ならば周辺を散策してみようと、すぐ近くの子守唄公園へと歩いて移動しました。

子守唄公園の入口部には「五木の子守唄」の石碑が設置されています。五木の子守唄の歌詞が金色の文字で刻まれているのですが、雨だれのため文字の下側だけが違う色に染まっていて、不気味な感じ。碑の横にあるボタンを押し子守唄を聞いてから、一つ上の段にある茅葺民家へ。ちょうど「五木のひな祭り」が開催されていて、民家の中は雛飾りが置かれとても華やかできれいです。一通り観て立ち去ろうとしたとき、部屋の中から人の声がしました。「おやっ」と、もう一度中を覗いてみると、私よりも少々年上と思われるおば様がいて「ようこそいらっしゃいました」と、声を掛けてくれました。
誰もいないと思っていたので、ちょっと驚きましたが、
「とってもきれいな雛飾りですね」とお返しすると、
「入口の正面にあるのが干支のお雛飾りで、五木ならではのものですよ」と、丁寧に説明してくださりました。
なるほど、男雛と女雛はうまの顔をしており、ねずみ、うし、とらなどの顔をした雛人形もあります。最初見たときは全く気が付きませんでしたので、危うく何もわからないまま通り過ぎてしまうところでした。ありがたいことです。

   

「ご旅行ですか。五木は初めてで?」と、おば様。
「はい、旅行です。五木には25年程前に一度来たことがあります。当時はダムができるってんで、どんなところか見に来たんです。それからずっと気になってて、今どうなってるかなと来てみたんです。すっかり新しくなったんですね」とお返ししたところ、
「それはそれは、ありがとうございます。ご苦労様ですね」と仰られたので、私は続けて、
「前に来たときは、『資料室やませみ』というところを訪ねたんですよ。もう無くなったんですね」と切り出すと、
「そうですか。まだ下の時ですね。『やませみ』は、今はヒストリアテラスになって、すぐそこ、道路の反対側でやってますよ。是非行ってみてください。」と教えてくれました。『やませみ』の後身としてヒストリアテラスがあるなんて知らなかったのでラッキーです。この後行ってみよと考えている最中、おば様は、
「ダムもいよいよできるみたいですね。今年にも工事が始まるそうですよ。」と、静かに口にされました。寂しそうに見えたのは私の思い過ごしでしょうか。
咄嗟に、賛成ですか反対ですか。ダムが建設されることをどう思いますかと聞いてみたい衝動にかられましたが、聞けませんでした。おば様はきっと、人生の大半をダム建設問題で様々に揺さぶられ、ダム建設は中止になったが高台へ集落ごと転居。元々住んでいた家屋は取り壊され、何もない旧集落を見下ろしながらの暮らし。軽々しく聞いて、どんな立場の人かなど考えたりしてはいけないという気がしたのです。

3.ヒストリアテラス五木谷

ヒストリアテラス五木谷へは、そのまま歩いても行けそうでしたが、道の駅へ戻り車で移動しました。駐車場に車を止めて、歩いて入口に向かっている時、何だかこの雰囲気を最近見たような気がすると感じたました。思いを巡らせてみたところ、昨年訪ねた北海道の沙流川沿いにある二風谷コタンに思い当たりました。なるほど、二風谷コタンもダム建設に伴う高台移転地だ。どこがどうというわけではありませんので、どういうことでしょうね。

ヒストリアテラスに入ってすぐに「空から見た五木」という展示があり、モニターに空撮された映像が展開されます。その中に、赤い橋の先に川辺川ダムの「取水口」が映っています。あの橋を目印にして探せば「取水口」に辿り着けるかもしれない。帰路の希望が膨らみました。
ヒストリアテラスでは、「開窯30th展 いつき焼端海野窯 永尾忠次」という特別展示が開催されていました。順路を進むような感じで展示室に入った私を、陶芸家の永尾さんご自身が快く迎えてくれて、展示されている作品について、一つ一つ詳しく説明してくださいました。大きな壺に差し掛かったところで、「この壺は上のところが欠けているんです。熊本地震のとき欠けました。震度6が2回続けてありましたからね。2回目でやられました」とお話いただきました。2020年の水害を意識しての今回の旅ですが、この地はその4年前の熊本地震の被災地域でもあるんだ。改めてお住まいになっている方々の苦労に思いを巡らせました。

館内の見学を終え、駐車場の脇から谷の下に広がる旧集落の跡を見ていると、下流側から女性の声が聞こえてきました。見てみると、バンジージャンプに挑む女性が橋の上で準備しているみたい。下流側に架かる小八重橋(こばえばし)はバンジージャンプ場になっています。間もなく「ギャー」という絶叫が響き、真っ逆さま。そしてぶらぶらとぶら下がってます。
若者はいいな。今の私、あんなことしたら体調がおかしくなり、取り返しのつかないことになるに違いない。

 

 

4.頭地橋そして取水口

ヒストリアテラスを出て、北側に架かる頭地大橋を渡り、対岸側から回り込み下の段に降りてみました。かつて頭地地区の中心地だった辺りに建物はなく、空き地となっています。少し離れたところに新しい観光施設がいくつか建てられていますが、どれも簡易的な構造のようです。ダムができて水没する時は、すぐに撤去する前提なのでしょうか。

川辺川に架けられた頭地橋だけは以前のまま。屈強な姿を見せてくれます。橋の脇に立つ案内板はそのまま残されている。案内板には、「現在ある橋は、大正十五年、当時の日本窒素株式会社(現在JNC株式会社)の頭地発電所の建設に供されるために架けられた橋です。」と書かれてます。チッソ株式会社から分かれてJNC株式会社が設立されたのは2011年ですので、この案内板が設置されたのはそれ以降であり、高台移転が進められている時期です。移転が完了した後もこれ一つ残されていることに、何かしらの思惑があるのだろうと勘ぐらざるを得ません。

  

旧道を下流に向かって進んでみましたが、途中から通行止めとなり、高台へと続く坂道を上り国道へ戻されます。国道との接点は、先ほどバンジージャンプをしていた小八重橋にほど近いため、次はこの橋を渡って対岸へと進みます。渡り切った先の道は、ゆとりのある片側1車線で、ダムの満水線を辿るように、ほぼ同じ高さで北西方向へと続いています。途中見晴らしの良いところに車を止め、眼下の景観を眺めます。旧頭地地区から高台移転地まで全体を見ることができました。桜の咲きはじめ。10年先、ここはどのような姿になっているでしょうか。

五木を後に下流へと戻ります。帰りは川辺川をはさんだ対岸のルートを進みたいと思い分岐を探し、ようやく現れた五木村大平の交差点を右折し橋を渡ります。対岸の道は、満水線より上の高い位置に付け替えられたもので、はるか下の方に今は通ることのできない旧道が見えます。ところどころで車を止め、川辺川の様子を伺います。午前中に行った通行止めの橋が見えます。各所に工事跡地のような整地された場所や、積み上げられた砂利の山。
そして見つけました。「取水口」です。ヒステリアテラスで観た空撮映像と同じで、赤い橋の先に丸い口を開けています。年月を経てコンクリートが変色し、廃施設のようにも見えますが、ダム本体工事着工となると、水を通すことになるのでしょう。
「吐口」も見たいところですが、直後の長いトンネルの出口はかなり下流地点でしたので叶いませんでした。

  

ものすごい駆け足となってしまいましたが、川辺川の旅ははここまで。次の目的地、川辺川が本流である球磨川と合流する、人吉へと向かいます。

 

5.梅花の渡し

14時、HASSENBAに到着。球磨川遊覧船の拠点で、発着船場です。14時30分発の「梅花の渡し」を予約しています。乗船手続きを済ませ、外に出て川を眺めながら一息。見ると、川面に木舟が浮かんでいます。女性二人が前方に座り、船頭さんが後方で操っています。静かな川面をゆっくりと進み、とっても気持ちよさそうです。あの舟に乗るんだ。期待が膨らみます。

HASSENBAには他に何人かいたので、一緒に乗船するす人たちだと思っていたのですが、みなさんお食事に来たようで、14時30分の舟に乗るのは私だけでした。「ラッキー、貸し切りだ!」
勇んで舟の中へ。がっしりとっした木舟は、カヌーとは比較にならない安定感があります。「こちらにお座り下さい」と、指定された右舷に横向きに座ると、対岸の人吉城の石垣と向き合いです。
「それでは出発します」青い空の下に広がる川面をゆっくり進みだしました。
「あぁ気持ちい。川はいいですね」私は思わず声に出してしまいました。

舟を操作しながら、船頭さんがいろいろと話して聞かしてくれます。
「昔は、こちらの城下町側とお城の側、両方に梅が植えられていたんです。お城へは舟で渡ることになるので、下流からは、ちょうど梅の花の間を渡すように見えたので『梅花の渡し』と言われています。」

人吉城の石垣の左端の一番上にシートが掛けられているので、ひょっとして水害で崩れた場所ではないかと思い、船頭さんにお聞きしてみたところ、
「水害の時は石垣の一番上まで水が到達しましたが、水害で石垣が壊れたわけではありません。手すりが壊れたままになってた場所があり、その工事をしてるんです。」
続いて、
「あっちの城側の方が高いので石垣までですが、こっち側の市街地には水が来ました。HASSENBAも完全に水に浸かりました。」と教えてくれました。
HASSENBA駐車場脇の壁には「令和2年7月実績水深位 1.8m」と書かれたプレートがはめ込まれていました。私の身長よりも高い水位です。

   

しばらくして船頭さん、
「今、鳥の鳴き声がしましたよね。あれはヤマセミです。どこにいるのかは分かりません。」
と仰ったので、私が食いつきます。
「ヤマセミですか、そりゃぁ見たいですね。私は野鳥好きで、ヤマセミ見たくて何度も出かけたりするんですが、なかなか会えないんです。声も覚えてたつもりですが、分かりませんでした」
「そうですか。たいてい毎日いますよ。運が良ければカワセミにも出会えますよ。」と船頭さん。
ここではヤマセミよりもカワセミの方が珍しいんだ。私の東京での暮らし、近所の川沿い散歩でカワセミと毎日のように会う一方、ヤマセミ求めて車で1時間以上かけ出かけても空振りに終わるのとは真逆です。HASSENBAに置かれた、この辺りで見られる野鳥を紹介するパネルでも、ヤマセミはレア度★★★★。対するカワセミは★★★★★でした。この日はヤマセミに会うことはできませんでした。

私が鳥好きということで、船頭さん野鳥の話を続けてくれます。
「黒くて頭の白い鳥はオオバンです。今日はコバンはいませんね。」
「コバンって何ですか。ただバンって言うんじゃないんですか。」と異を唱えた私に、
「いえいえコバンです。頭の白いオオバンに対して、コバンは赤。大判・小判に赤と白。縁起がいいと言われています。」
「そんなの聞いたことないですよ」って大笑い。川の上は楽しいな。

 

6.球磨焼酎酒蔵巡り

HASSENBAから人吉駅へ移動し、駅前に設置されているSL人吉を見学。2024年3月の引退からちょうど2年経ちますが、正面のプレートはじめ車体全体ピカピカに磨き上げられ、いつでも現役復帰できますよと主張しているようです。
16時、早めにホテルにチェックイン。この後は歩いて市内を巡ります。目指すは球磨川を挟んだ南側、大きな試飲室を備えた球磨焼酎の酒蔵、繊月酒造です。見学受け付けは16時半まで。事前に調べていた甲斐もあり、無事に間に合いました。

受付を済ませ、酒造り現場の上に架けられた廊下を渡り、試飲会場へ。最終間近のためか、係りの男性の他に人はいません。試飲会場にはたくさんのテーブルが並び、各テーブルには試飲用焼酎の瓶が置かれていて、わくわくします。会場の奥に飾られた雛人形がとても華やかで、気持ちが一層高まります。
この試飲会場をどうやって知ったかというと、旅の前1月にNHKBSで「六角精児の呑み鉄本線・日本旅『冬・肥薩線、くま川鉄道を呑む』」(初回放送2019年2月)の再放送があり、そこで六角さんが訪れていたのです。係の方に「六角さんの番組を観ましたよ」とお伝えすると、
「再放送してましたね。もう6年前ですよ。六角さんにはここの席で試飲いただきました」と、同じ席に案内いただきました。六角さん気分で、7本置かれたボトルを次々と試飲。六角さんのようにぐびぐびとはいかず、ちびちびですが最高にいい気持ち。

繊月酒造を出て、川沿いの道をさらに南へ。次に目指すのは寿福酒造。常圧蒸留ひとすじの蔵で、ここにも六角さんが番組で訪れています。営業時間は18時までです。お土産に買って帰ろうと立ち寄りました。迎えていただいた先代蔵元である女将さんに、再放送を見てきた旨お伝えすると、
「再放送してたそうね。私は見てないけど、人から聞きましたよ。せっかくだからどうぞ」と、試飲させていただきました。
たくさん注いでいただいたので、ちびりちびりと呑みながら、少しお話し。水害は大丈夫でしたかとお聞きすると、
「ここは被害はなかったんだけど、自宅が水浸しで家財道具一式みんなだめになってしまいましたよ。避難命令が出たので、急いで避難所へ行ったのですが、結果自宅の二階にいても大丈夫だったみたい。むしろその方が、テレビだのなんだのを二階に運び上げることができ、守ることができたかもしれないです。すぐに避難したので途中で戻ることもできず、みんな水浸しでパー。原因はダムですよ」と仰りました。
一瞬ドキッとしました。川辺川にダムがあったらここまでの洪水にはならなかったと言われるに違いない。覚悟を決めて聞いた次の言葉は、
「上流の市房ダムが放水するから、一気に水位が上がるんですよ」
球磨川本流にある市房ダムのことでした。

  

 

7.国宝 青井阿蘇神社

人吉二日目は雨。朝方、人吉城址を散策し、すぐ近くの「人吉温泉 元湯」で汗を流した後、青井阿蘇神社を訪ねました。青井阿蘇神社は1200年以上の歴史を持ち、2008年に本殿・廊・幣殿・拝殿・楼門が国宝に指定されています。
お参りし、本殿に向かって右側に新しく建てられた、「青井の森 国宝記念館」を見学。

湯上りでボーっとしていたというか、ふがいないというしかないのですが、国宝だから行ってみるか、記念館があるなら入るか、お金出して入ったのだから見て回るかって意識でした。展示の資料を読みもせず写真に撮り、後で確認することができればいいやって感じ。いよいよ2階の一番奥、御神刀「青井大明神」を前にして、ようやく説明を読んでみると、水害のことが記されていました。2020年の水害で御神刀も水に浸かり錆びてしまった。それを全国の多くの人たちのご尽力により復活させたのだと書かれています。水害の痕跡を辿って人吉に来たのに、水害を思いもしなかったなんて。ここは水没地域のど真ん中ですよ。情けない。

記念館を出て、受付のところにいた巫女さんにお伺いしたところ、
「本殿の階段の一番上のところまで水が来ました。なので(少し低い)拝殿などは床上まで浸水したんですよ」とのこと。
「先ほどお参りした時も、浸水した跡など何もなかったので、気が付きませんでした。やっぱり大変だったんですね」という私に、
「はい、とてもありがたいことで、皆様のお力により元のように戻していただきました。」と、復旧に携わった方々への感謝を述べられました。

 

 

川辺川、そして人吉からの球磨川も河口までずっと、水害からの復旧に向けた工事が急ピッチで行われていました。これだけの水害があったので、「ダム建設やむなし」で、流水式での川辺川ダム建設は既定路線なのかとも思っていましたが、「絶対反対」の立て札もありました。何が正解なのか、今回訪れてみましたが分かりませんでした。高台移転など人々の暮らす環境は大きく変わっており、自然もあちこち削り取られ25年前とも様変わりでした。
人命が損なわれるような水害の発生を防げ、時間をかけてでも自然が回復できるような方向が見出されることを切に願います。

 


川辺川 清流を探しに

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