2026年の展望    


2026年ペナントレース開幕を前にして、通算2000本安打に最短距離にいるのが丸佳浩外野手(巨人)で通算1929安打。昨年は87安打と2013年以降ではワースト記録でした。開幕前の怪我さえなければ、あと40〜50本は上積み出来た可能性があっただけに残念でした。残り71本は普通にスタメン出場を続ければ、オールスター前にも達成可能なのですが移籍選手の加入もあり、レギュラーの座も安泰とは言えません。春先から打撃好調をアピールしていく事が大切です。

 中村剛也内野手(西武)は通算1830安打。昨年は23安打止まりで、もう少し本数を上積みしたかったところです。現役2番手とは言え、ここ2年の停滞で状況はかなり厳しくなりました。年齢を超える活躍を期待したいです。指名打者で80試合は先発出場して1900安打は突破してほしいです。
 菊池涼介内野手(広島)は昨年89安打で通算1789安打。レギュラー定着した2013年から続いた連続100安打も12年でストップと苦しいシーズンでした。今年は1800安打到達は4月中と予想されますが、シーズン終盤には1900安打到達も期待されます。来季の2000本安打を確実なものとするためにも、120安打は期待したいです。

 秋山翔吾外野手(広島)は昨年38安打で通算1761安打。前年から120本も本数を減らし、NPB自己ワースト記録でした。開幕直後の怪我が大きく影響したとは言え、今年は巻き返しが期待されます。レギュラー奪回で一気の1900本台突入を果たせるようなら、来季の2000本安打も現実味を帯びてきます。また日米通算では1832安打で2000本まで168本と、大記録が視野に入りつつあります。

1500本以上1700本未満には以下の4人がいます。
 山田哲人内野手(ヤクルト)は昨年78安打で通算1643安打。3年連続規定打席不足で打率も.231と、成績下降が続いています。まだ33歳だけに巻き返しの余地は十分にあると思うのですが。あと57本の1700安打は6月までに達成し、1800本に迫る成績を期待したいです。
 柳田悠岐外野手(ソフトバンク)は昨年21安打で通算1616安打。開幕直後の怪我からの復帰が遅れ、前年の53安打をさらに下回る結果となりました。ここ2年で200本くらいはロスした感じですが、普通にプレー出来れば残り384本は3年で消化出来る数字。今季はまず1750本あたりまで伸ばしてほしいところです。

 鈴木大地内野手(楽天)は昨年41安打で通算1608安打。2024年に2年ぶり100安打で期待されましたが、ルーキー年以来の少ない安打数に終わってしまいました。若手の成長に押された印象ですが、まだまだ踏ん張ってほしいところ。今季は100安打以上、そして規定打席到達を目指してほしいですね。
 中村晃内野手(ソフトバンク)は昨年89安打で、通算1516安打。25年は当初代打要員の位置付けで心配されましたが、故障者続出のチーム事情でスタメン起用が大幅に増え、規定打席到達まであと一歩でした。1500安打も無事達成しましたが、26年は前年以上の成績が期待されます。まずは残り84本の1600安打を8月中には達成してほしいですね。

1000本安打を突破して、次の区切りである1500安打達成を目指すのが以下の8人です。
 今宮健太内野手(ソフトバンク)は昨年41安打で通算1412安打。2013年の一軍定着以降では最少の安打数に終わりました。前年から80本も安打を減らし、厳しい状況です。今季は体調面がポイント。残り88本の1500安打は通過点として、1550安打近くまで伸ばせれば上々です。
 近藤健介外野手(ソフトバンク)は昨年77安打で通算1379安打としています。怪我で75試合の出場に留まり、安打数が伸びませんでした。今季はまず残り121本の1500安打を夏場には達成して、1530本あたりまでの数字は期待したいです。

 森友哉捕手(オリックス)は昨年33安打で通算1166安打。新人年以来の少ない安打数でした。それでも開幕時でまだ30歳ですので、2000本ペースである事は間違いありません。今季は残り134本の通算1300安打到達が期待されます。134本は自己3番目の安打数となりますが、昨年の低調さを補う意味でも期待したい数字です。
 筒香嘉智外野手(DeNA)は日本復帰2年目の昨年は51安打で通算1056安打。20〜22年の110安打を加え、日米通算では1166安打。ここ数年のペースダウンが大きいですが、昨年後半の爆発力は今後に期待をさせるものでした。今季はあと144本のNPB1200安打と、あと134本の日米通算1300安打の達成が期待されます。

 源田壮亮内野手(西武)は昨年67安打で通算1134安打。自己ワーストの安打数で、前年の138安打から半減してしまいました。今季はペースダウンを取り戻すためにも最低130安打は期待したいです。今後は124本ペースで7年、144本ペースで6年で2000本安打到達です。
 近本光司外野手(阪神)は昨年160安打で通算1093安打。大学・社会人経由の入団というハンデをハイペースの安打量産で補っています。1シーズンの平均安打数は実に156本。このペースを維持できれば満38歳シーズンの2031年には2000本に到達出来そうです。

 西川龍馬外野手(オリックス)は昨年120安打で通算1069安打。打率.310と好調だっただけに、96試合と約2/3の出場に終わったのは残念でした。今年はあと131本の通算1200安打は軽く突破してほしいです。133本ペースで7年、2032年に2000本安打達成です。
 大山悠輔内野手(阪神)は昨年133安打で通算1047安打。プロ9年目で順調に1000本安打に到達しました。7年連続規定打席到達と、安定期に入りました。1200安打までの153本はキャリアハイの数字でハードルも高いのですが、是非そのあたりまで数字を伸ばしてほしいです。

そして、3年以内に1000本安打達成を狙う選手としては次の5人がいます。
 佐野恵太外野手(DeNA)は昨年144安打で通算983安打としています。1000本安打には届きませんでしたが、5年連続140安打と2025年も順調に積み重ねました。今季は4月中に1000本安打を達成し、1130本あたりまで伸ばしてほしいところです。
 中野拓夢内野手(阪神)は昨年150安打で通算725安打。前年の打撃不振から立ち直り、2年ぶり3度目のシーズン150安打に到達しました。残り275本の1000本安打は2027年中の達成が見込めます。今季も引き続きの150安打以上、打率3割達成も期待されます。

 牧秀悟内野手(DeNA)は昨年101安打で通算718安打。入団から5年連続100安打は記録したものの、規定打席不足で自己ワースト101安打止まりと残念なシーズンでした。残り282本の1000本安打は来季中の達成が十分可能です。今季は150本以上は積み重ねたいところです。
 小園海斗内野手(広島)は昨年自己最多の161安打で、通算695安打。2年連続のキャリアハイ、さらに首位打者も獲得と安定感が出て来ました。ここ2年の合計312安打の実績から、残り305本の1000本安打は27歳シーズンの来季にも達成可能です。2000本を通過点として、2500安打も狙えるペースです。

 坂倉将吾捕手(広島)は昨年82安打で通算670安打。怪我で出遅れ、5年ぶりの規定打席不足と不本意なシーズンでした。1000本安打にはまだ3シーズンかかりそうです。今季は800安打到達が目安となるでしょうか。

そして2025年シーズンに通算500安打をクリアして、メインページ入りしたのが以下の4選手です。
 佐藤輝明内野手(阪神)は昨年キャリアハイの149安打で通算642安打まで伸ばしました。今季は一気の800安打到達は難しいかもしれませんが、昨年に続きキャリアハイを狙いたい。残り358本の1000本安打は3シーズンで楽に到達出来そうです。
 岡林勇希外野手(中日)は昨年キャリアハイの168安打で通算618安打。2月に24歳になったばかりで、26歳で迎える2028年シーズンには1000本安打を達成出来そうです。ここ4年で3度の160安打と高いレベルで数字を残しているだけに、今季も期待されます。

 清宮幸太郎内野手(日本ハム)も昨年キャリアハイの143安打で通算532安打。これまでフル出場が出来ませんでしたが、25年はリーグ最多の577打席と躍進し、それに伴い安打数も増加しました。今季は打率をもう少し上げれば150本超えもありそうです。
 紅林弘太郎内野手(オリックス)は昨年104安打で通算548安打。自己最多が23年の122安打で、昨年も27試合に欠場と怪我も多く、なかなか安打数を伸ばせていません。それでも高卒2年目から5年連続100安打は立派です。レギュラー6年目を迎える2026年は、そろそろ140本や150本という数字がほしいところ。今季であと152本の通算700安打を達成してほしいですね。

上記以外の注目選手ですが、メインページ入りの1つの基準である通算500安打を今季中に達成出来そうな候補としては、まず通算450安打の万波中正外野手(日本ハム)がいます。昨年は規定打席に到達したものの、.229の低打率もあって96安打に留まりました。今季はキャリアハイ141安打を更新して600安打に迫ってほしいです。
 通算448安打の長岡秀樹内野手(ヤクルト)は昨年、怪我で長期欠場して60安打に終わりました。500安打まで52本ですが、本来なら昨年中に500安打に到達していたところです。今季は怪我なくフル出場すれば、通算600安打到達も可能でしょう。

 通算436安打の野村佑希内野手(日本ハム)は昨年91安打。開幕4番で期待されましたが、キャリアハイの100安打も超えられず。それでも1000本安打までの564本は141本ペースで4年、113本ペースで5年ですから30歳シーズンの2030年の到達はまだまだ可能です。今季は今後を占う意味でも、どんな数字が残せるのか注目されます。
 通算356安打の森下翔太外野手(阪神)は昨年151安打ですので、今季終盤には通算500安打到達が予想されます。入団4年目での500安打到達は順調なペースです。年々安打数を伸ばしているので、今季もキャリアハイが期待されます。

 彼らに続くのは通算354安打の藤原恭大外野手(ロッテ)で、頑張り次第では今季中の500安打到達もありそうです。さらに通算296安打の太田椋内野手(オリックス)、通算217安打の内山壮真内野手(ヤクルト)らが続いています。

メジャーリーガーの日米通算記録では、鈴木誠也外野手(カブス)が昨年140安打で通算1473安打としています。残り27本の1500安打は5月上旬には達成されそうです。昨年は打率が.245と低く、試合数が増えたにもかかわらず安打数は伸び悩みました。今季は確実性と長打力の両立が課題です。通算1620〜1650安打あたりまで伸ばしてほしいです。

 大谷翔平投手兼外野手(ドジャース)は昨年172安打で通算1346安打。早くも通算1500安打を視界に捉えました。今シーズン中の1500安打は有望で、通算2000安打は早ければ2028年、遅くても35歳シーズンの2029年には達成されそうです。

 吉田正尚外野手(レッドソックス)は昨年50安打で通算1195安打。メジャー3年目で最少の安打数でした。残り305本となった通算1500安打は今後2シーズンで到達したいところです。2027年達成ならば34歳シーズンですから、その後に500安打を上乗せ出来る可能性は十分ありそうです。

 岡本和真内野手(ブルージェイズ)は昨年は怪我で長期欠場し82安打で通算1089安打。今季はメジャー移籍で、まずはレギュラーの座を確立するところから始まります。試合数も増えますし、140〜160本位は期待したいです。1250本まで届けば十分な活躍と言えるでしょう。

 村上宗隆内野手(ホワイトソックス)は昨年51安打で通算843安打。今季はこのペースダウンを取り戻すためにも、あと157本の1000本安打を一気に達成したい。岡本選手同様に新しい環境でのチャレンジをいい形で過ごしてもらいたいです。

 2026年ペナントレース、優勝の行方と共に彼らの活躍から目が離せないシーズンとなりそうです。