・・・08年4月12日に史上37人目の通算2000本安打を達成した金本知憲選手(阪神)の試合後のヒーローインタビューを再現してみました。1000本安打達成の新井選手と二人揃ってのインタビューです。
試合後のヒーローインタビュー 2008年4月12日 横浜スタジアム 対横浜戦終了後
−スタンドのファンの皆さん、そして全国の皆さん、長らくお待たせ致しました。今日のヒーローは1000本安打の新井選手、そして2000本安打、金本選手です!
(大歓声と拍手)
−まず新井選手、勝ち越しのタイムリー。今日は第1打席でまず1000本安打、あの7回も金本選手の素晴らしいお膳立てが出来ましたね!
新井「えーそうですね、えー何とかいい形で金本さんに、えー繋ごうと思っていました。」
−そして2000本安打達成時には、三塁から自分の事のように喜んで還って来られました。
新井「・・・」
(コメントに詰まったような様子を見せる新井の頭を金本が軽く叩く。スタンドから笑い。)
新井「えー、ほんと、えー自分の事のように嬉しかったです。」
−では、金本選手です。おめでとうございます。
金本「えー、どうも。」
(大歓声と拍手)
−ファンの皆さんが待ちに待っていたと思いますが、今の率直なお気持ちからお願いします。」
金本「ちょっと、じらし過ぎましたかね、はい。すみません。」
−それにしてもリーチを掛けてから18打席ヒットがなかったと言う、この1週間。ファンも金本選手自身も長かったんじゃないかと思うんですが、如何ですか?」
金本「僕は意外と長く感じなかったんですけれど、まああのー1日も早くという気持ちはすごいあったんですけれど、結果的に、まあいいとこでね、あのー出て良かったです。」
−改めて通過点と仰っていた2000本安打、達成した今、どんな、振り返って思いでしょう。
金本「そうですね、まあ2000本もヒットを打ってるんで、どれがどうこうとか、振り返るのもちょっと難しいんですけれど、えー、まあタイガースでね、あのうこのユニフォームを着て、1本でも多くヒットを打ちたいと思います。」
(歓声と拍手)
−いろんな方のサポートがあったと思いますけれども、ファンの皆さん、いろんな力があったと思います。それについて改めてお願いします。
金本「ええあのう、僕の周りにいる方々とかね、ほんとに色々、えー数、数え切れない位ね、沢山感謝したい人がいるんですけれど、やっぱあの、ファンの声がね、ほんと一番、えー、力になります。」
−そして弟分の新井選手が1000本安打達成。そして金本選手とダブルで達成した。これについては如何でしょう?」
金本「キモイっすね。(ニヤリと笑う)」 (スタンドから笑い)
−新井選手は如何ですか?
新井「えー、やはり運命的なものを感じます。(こちらもニヤリと笑う)」 (スタンドから笑い)
−この瞬間にお二人の競演が実現出来たわけなんですけれども、改めてファンの皆さんにこれからの抱負をお願いします。
新井「まだまだ始まったばかりですんでね。えー、気を引き締めて頑張って行こうと思います。」
−金本選手、皆さんに一言お願いします。
金本「えーそうですね。またあのう、えー勝ち続けて行くために、えー、声援をお願いします。明日はまた、あのー、阪神の勝利と、えー2001本目のヒットをね、見に来てください。よろしくお願いします。」
−ありがとうございました。金本選手、新井選手でした。
(大歓声と拍手)