ラジエーターっす

radiator00.jpg (32792 バイト)

 エンジンをちょっとまじめに弄ったら冷却系の能力もアップしたくなりますね。
おいらの場合もジムカーナ程度では大して水温が上がることは無いようですが,タマダのカートコースなどの短いコースを連続周回するとちょっと厳しいようでした。
ほんとならアルミの3層でも欲しいとこですが、とてもそんな予算は無いのでとりあえずのメニューとして、地元のラジエーター修理屋さんでコア厚のアップしたやつへのコア張替えを行いました。

radiator01.jpg (18037 バイト)
NA8Cのノーマルのコア厚。約16mmですね。

radiator02.jpg (19463 バイト)
今回、張り替えてもらったコア。約24mmになりました。
特に2層式というわけでなく単にコアが厚くなっただけ。
多分AT用のラジエーターのコア厚とほぼ同じくらいになると思います。

確かNA8CのMT用の放熱量が35,500kcal/hで、AT用は46,000kcal/hだったと思うので約30%の能力UPか。
張替え後のコアもこの程度と予測されますね。
ちなみにNA6Cの場合はMT用が27,300kcal/hでAT用が37,300kcal/hだったと思います。
(違っていたら誰か教えてちょ(^^;。)

radiator03.jpg (17200 バイト)
張替え後の冷却水の通り道。見た目に太くなっています(^^)。

radiator04.jpg (19501 バイト)
厚みを直接見比べてみるとその差は一目瞭然ですね(^^)。
もちろん左が張替え後で右がノーマル。

もう少し厚く出来そうですがとりあえず今回行ったラジエター屋さんで手に入るアルミのコアは24mmが最高で、真鍮製ならこれ以上の厚さのものも手に入るそうでしたが、銅や真鍮製のラジエーターはかなり重量が増えてしまうそうなので却下しました。
もっともこれ以上の厚さになるとコアとラジエーターファンのカウリングが干渉してしまうのでカウリングの加工が必要になると思いますね。

お値段のほうは今回行った広島市西区の三篠町にある『(有)丸三ラジエーター工業所』さんというとこで21,000円(税別)でやって貰いました。小さいお店でして値段も個人と業者さんとで異なったりしますのであくまでも参考にしてください(^^;。

このお店の素晴らしいとこはとにかく張り替え時間が早いことですね(^^)。おいらの場合お昼の12時に飛び込みで持ち込んでお願いしたら、「昼飯食ってコアの在庫確認して、在庫があったらすぐにやってあげるから。」といわれ、13時過ぎに「在庫あったからすぐにやるねー。」とわざわざ電話を頂き、14時半くらいには「出来たよー」との連絡を下さいました。

飛び込みで行ったので1週間くらいは不動車になることを覚悟していましたがその日の内に復活することが出来たのだ(^^)。
事前に連絡をしておけば間違いなく1日も掛からないのでこのメニューはお勧めかも。

radiator05.jpg (17336 バイト)
おまけにラジエーターとボディーの隙間を埋める粘着テープ付きのスポンジまで付けてくれます(^^)。

radiator06.jpg (32568 バイト)
ラジエーターを外したついでにファン周りも綺麗にいてあげました。
いい感じです(^^)。

この張替え後の効果については正確な比較テストができないので定量的にはお伝えできませんが、確実に冷却能力はUPしているようで、とりあえず水温に神経質になることはなくなりました(^^)。

今後サーキットや野○山の上り等でのハード走行で確認してみる機会があったら、また報告しますね(^^;。


戻る