サッカモー号デフ粉砕!その2
これはリングギアとドライブピニオン。クラッチ板の爪の割れた破片でも噛み込んだのかセットで歯が欠けていました。これまた再起不能状態ですね。
サイドベアリングもバラバラでベアリング・アウタ・レースもご覧の様にばっくり割れていました。
デフ本体を支えるベアリングキャップもご覧の有り様。ボルトも曲がっていましたね。このキャップの内側にはデフキャリヤ本体と共加工されているネジが切ってあるので,キャップ単体での交換は出来ません。ご愁傷様です>サッカモー。
というわけでLSDの破損によりデフの構成部品のほとんどがお亡くなりに成られていました(^_^;)。
結局LSDケースの疲労破壊が原因で,それによりクラッチプレートの爪が割れその破片等がリングギアに噛み込む等,連鎖反応的にデフケース内の部品が破壊されたようですね。
このような状態に陥らないようにするには定期的にLSDをバラしてLSDケースのクラックを確認するしかないかな?マツダスピード以外のデフやNA8Cは壊れた話を聞いた事が無いのでたぶん大丈夫だと思いますが,まあ製品バラツキや使用状況がそれぞれの人で違うので何とも言えませんけどNA6CEでマツダスピードLSDな人は注意するに超したことはないですね。