イーアルカンフー1・2
(コナミ)
格闘アクションゲームの元祖的存在とも言える作品です。
コナミのMSXゲームは、本当に面白い作品が多かったです。
MSXというパソコンの性能を、限界以上にまで引き出してくれたメーカーだったと思います。
…とは言っても、このMSX版イーアルカンフー、永久パターンとも言うべき必勝法がありました。
「横跳び蹴り→足払い」
これだけで全キャラに楽勝できました。
冗談抜きで、これだけでほぼ永久に先へ進めました。
ところが、続編「イーアルカンフー2
イーガー皇帝の逆襲」ではがらりと雰囲気が変わりました。
とにかく難易度がハンパじゃないのです。
まず3面の屁っこき男がえらい強かったです。
なにしろ、こいつが飛ばしてくる屁を食らうとしばらく動けなくなるからたまりません。
当然、主人公はやられ放題。
あんまりです。
その他にも、卑怯きわまりない奴等が目白押しです。
変な軌道で飛び回る能面と一緒に攻撃してくる奴、 |
高速でナイフをイヤと言うほど投げつけてくる女、 |
空から大量に雷を落としてくる(しかも当たるとダメージ1.5倍)奴など、 |
どう考えても素手で立ち向かえる相手とは思えません。
こっちはただの拳法家なのに…。
…てなわけで、この「イーガー皇帝の逆襲」、アクションゲームの苦手な私にはとうてい歯が立ちませんでした。
コナミのゲームを10倍楽しむカートリッジ
を使ってさえクリアできませんでした。
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合掌。