ドラゴンナイツ・グロリアス
(パンドラボックス)


<ストーリー>

『竜を駆り、男は初めて、己の中に漢を宿す…』

カグランテス王国の最強騎士団「ドラゴンナイツ」。
竜に跨り、大地を、空を、海を駆ける栄光の勇者達。
そして、今年もまた、ドラゴンナイツの入団試験が始まる。
合格率0.3%の超難関のこの試験に挑む数千人の受験者の中に、ひとりの少年がいた…。


1,980円という価格で本格派ゲームが楽しめる「パンドラMAXシリーズ」の記念すべき第1作です。
派手なムービーや演出こそありませんが、細かいところまでていねいに作られており、かなり楽しめる作品です。
ムービーだの声優だの演出だのに力を入れるあまり、肝心のゲーム内容をいいがげんに作っているRPGが多い中、
こうした地味な部分をちゃんと作っているRPG(と言ってもいいのかな?)は少数派になってしまいました。
RPG好きとしてはちょっと寂しいです。

 

内容的には「育成SLG+ビジュアルノベル」って感じでしょうか。
筆記試験(ドラゴンナイツに関するクイズ)と実技試験(2DフィールドのRPG)をクリアし、
休日に仲間達と街に繰り出して絆を深める…といった流れでシナリオを進めていきます。
このゲーム、シナリオ中の選択肢や仲間との親密度によって結末が異なるマルチエンディング方式を採っています。
しかし、よけいな演出や障害物がないので、割とすらすら繰り返しシナリオを楽しむことができます。
ただ欲を言えば、2周目以降のプレイではオープニングや以前見たメッセージを飛ばせれば…と思います。
やっぱり「繰り返しプレイ」を前提にしているわけですから…。

 

そして、この作品には、たくさんの個性的な登場人物が登場します。
彼らとの対話こそが、このゲームの面白さの根幹でしょう。
…と言うより、シナリオ重視型のゲームの場合、キャラクターに魅力がなければお話にならないんですけどね(^^;
せめてその魅力の一部でもご理解していただければと思い、オマケ作っておきました。
よろしければ覗いてみてください。
もっとも、私の悪癖として、かなり複雑骨折した内容ですので、そのあたりはどうかご容赦を(^^;

おまけ:登場人物紹介


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