陛下登場
| 名前 |
セリフ&ナレーション |
| ナレーター | フィガロ城へ初めて来たティナを隅々と見るエドガー |
| 男 | この娘が… |
| ティナ | 誰? あなたは |
| 男 | おっと失礼。初対面のレディに対してする態度ではなかったな |
| ―― | 機械文明の旗手、砂漠の城フィガロを有し、帝国との同盟も結んでいる若き王…。 |
| エドガー | 私はフィガロ国王、エドガーだ |
| ロック | へへ、俺が王様と知り合いだなんてビックリしたかい? じゃあ、またな (と言って去る) |
| エドガー | 帝国の兵士だってな。心配はいらない。 フィガロはガストラ帝国と同盟国だ。 しばらくゆっくりとしていくといい。 それに私はレディを傷つけるつもりはない |
| ティナ | なぜ、私によくしてくれるの? 私のこの力が |
| ナレーター | さて、最初の陛下の口説きのセリフです! |
| エドガー | まず君の美しさが心をとらえたからさ。 第2に君の好きなタイプが気にかかる… |
| ナレーター | そう言ってエドガー、一旦この場を去ろうとするが、思い出したように |
| エドガー | 魔導の力の事はその次かな |
| ティナ | ……? どうしたの? |
| ナレーター | ティナの言葉を受けて振り返らず首をうな垂れて呟くエドガー。 |
| エドガー | 私の口説きのテクニックも錆びついたかな? |
| ナレーター | エドガー去る |
| ティナ | そうなのね……普通の女の人なら、その言葉に何かの感情を持つのね。 でも、私は…… |