3/14日赤城山特別演習報告


兵隊達の足並みが揃わないので仕方が無いから総督自ら筆を執る次第だ。
いいか?良く聴け。いくぞ!

今回の特別演習の本来の目的はいくつか有るが、その幾つかは非公開だからここで明かす訳にはいかないのだが、公開可能な情報の一つは「赤城のフィールドを体験する」である。

赤城のフィールドは予てより、条件が揃っており、我々が自主興行(ゲーム大会)を行う場所として有望だとして、所有者といろいろ話が進んでおり、「先ずは使ってみてよ」と、使ってみる事にした次第だ。

先ずは高速からのアクセスだが、意外と簡単な経路で行きやすい、しかし地図にするとディフォルメされてしまい意外に長く走るので、感覚的に迷ったか?と不安になる事が度々あった。結構な山道の先にそこは有る。
地形だが、流石オフロードコースも兼ねているだけ有って、起伏に富んだ良い地形だ!。8m級の谷間の地形有り、オフロードコースもフィールドの中なので乾いた土の凸凹が戦場となる。

到着して準備を整えていつものように整列する。各隊リーダを先頭に整列して点呼、チーム分けをする。今回は我々ジオンと地元の方々総勢10名ほど対DHCで対戦になる。

谷間の地形で裏表2戦した。2戦とも谷の上からお互いに対峙して遠距離射撃戦、しかし我々の通常のレギュレーションはノン・ホップ(ホップアップ禁止)戦なので当然届かない。お互いに斜角を付け飛距離を伸ばそうとするが限界が有る。なかなか有効な射撃が出来ないが、それでもそこそこ死傷者は出る。お互いの消耗戦が続き、最後に時間もそろそろ終わりのころに陣地に突撃が始まる。以前のオン・ホップ戦のころは射程距離を気にする余りに中盤に膠着すると時間切れに成る事が明らかに多かったが、今は突撃戦が行われるように成った。良い事だ!。2戦したが共にフラッグ陥落であった。


次に砂漠化したオフロードコースをそのまま使用して戦いが行われた。我々は戦場の中央の丘を占拠すべく突撃を敢行!見事丘の頂上を占拠した!!。がそこで我々は大きな過ちに気づかされた。実は中央ではなく敵陣に近く、なおかつ突撃時には散開していた我々は何時の間にか集結(当然だな)していた。丘に近く高低差も少ない敵兵は、自陣より大きく前進する事もなく、射程圏内に集結した愚かな我々に一制射撃を開始、苦労して丘に登って息の乱れた我々は一瞬で全滅した。これにより戦力の半数を失った我が方は当然総崩れとなり、フラッッグは陥落した。

砂埃の立ち込めるこの戦場は攻守共に難関である。まさに難攻不落だが防衛も出来ないので、この赤城のフィールド全域が戦場になるとき、この地は大きな空白地に成るだろう。

もし、ここに防衛拠点が築けるなら(資材を用いた)、周りの見通し良く遮蔽物は地面の起伏以外に無いので難攻不落がそのまま使用できるかもしれないと、司令官らしい事を少々考える総督であった。
今回の赤城特別演習は今後の100人規模の大会運営を計画する為の布石であり(あっ!言ってしまった)、5月にも何かが企画されるようなので我々もこの演習場を研究しなければ成らないな。

マーク・グレイダー

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