5月某日100人集結! 佐野インドアフィールド

 

まず場所は、 関越自動車道を栃木方面へ、佐野藤岡ICを降り数分車で走った所にて

やはりここまで来ると周囲に住宅等、 人の気配はなくサバイバルゲームするには適した環境にあるらしい。

念の為に言っておくがつまりゲームとは無関係の地元の方達に御迷惑のかかりにくいと言う意味である、 んんっん・・決して人目を忍んで悪さをしている訳ではないので、 誤解のないようにあくまでここで御断りしておくとしよう。

今回のフィールドはある管理者のもとである程度しっかりした環境管理と規律があり、 エントリー一人5,000円にて行われている。駐車スペースはこの日、たまたま車での来場者が多い為あらかじめ用意されていた場所には駐車する事ができなかったがそれでもなんとか場所はとれた。あらかじめ用意されている駐車スペースは20台位は入るくらいはあり、 つまりそれをこえる来場者がここに来ているようである。

このフィールドはもともとホテルか大型の有料プールかと思われ、 鉄筋コンクリートの3階建て構成で広さとしては縦横共25メートル位で建物自体かなり入り組んでいる。

周囲は裏手が5〜6メートルの草地の後ろが絶壁になっており左脇は通路としての1〜2メートル位の間隔がありそれ以上は入れないようにされていた右手側は、 開けており距離にして100メートル弱位のブッシュになっていてそこかしこに側溝が掘ってあり起伏もつけてあるアウトフィールドになっている、 残る正面は10〜15メートルのブッシュでここにもある程度側溝が掘ってある。

建物自体の入り口も凝っていて右手側は1階からの入り口と正面側角から2階のポーチ状の踊り場への階段での昇り口で2箇所、 正面は1階吹き抜け状態で、 左側は入口はなく後方は右側から周り込んで傾斜のついた坂上の後方角側が3階への入り口となっていた。

建物自体中が広さの割に階段が3箇所、 5〜6メートルの浴槽、 3〜4メートル間隔の衝立て状の壁や、 5〜6メートル四方の小部屋など結構複雑になっていて面白味があると思われインドア戦の雰囲気を盛り上げるポイントになるだろう。

1階はその場所自体ロビーの様になっていて開けていた、セーフティーゾーンはこの1階に仕切りをつけて大きくとってありかなりの大きさで楽に30人前後が入れる広さだった。

どこも同じなようでセーフティーゾーン兼荷物置き場になっていて、 自分達が着いた時にはすでに30人近くの参加者でごったがえしていた。

そこには述べにして5〜6の隣人チームの姿があった。 それぞれ皆チーム個性がでていて武装から服装、 話している会話までかなり特徴のある方々がそろっていた。

中には吹奏楽のトランペットを持ってきていてゲームの合間に既に何回かゲームをこなし体力も少なからず減っているだろうに何曲か披露してくれる方もいた。

(個人的にこの方が演奏した曲で1曲EVAのI.SHINJIに実際に演奏してくれるのには感激した、この場に居合わせてとても嬉しかった。 単に自分がこのサントラを気に入っていると言ってしまえばそれまでだが)

かく言う自分達も宣伝兼広報の材料として損傷している自チームの現在唯一のトレードマークでもあるザクヘル(メット)を応急処置し撮影を昼食・休憩時間中に行い、 少数ながらも注目を頂いた。

ここで一つこのフィールドに感じた印象だがなんとなくだが子供の頃見ていた特撮ヒーロー物で撮影に使用する廃虚か工場に共通するものを感じなんだか懐かしくなった。

ながながとここまで書いたがさあここからゲームの説明をしよう、 まず1チーム20人位にまずチーム分けをしてここで全6チームなる(全人数で120人前後)。

1チームずつ入れ替えでこの建物に立てこもり他の5チームから時間内(30分)に生き残る、 ようはテロリスト戦となる。

他の5チームは建物の外の右側アウトフィールドの一番端からスタートし各々好きなところから仕掛ける。 (ほとんどがチームごとにまとまっての行動のようだった)

建物からの打ち下ろしに対しこちら側は速攻で走るか、 側溝で走るかしかない。

(別にかけたわけではない、とりあえず君ならザブトン何枚?)

ちなみに建物2,3階からはこのフィールドは丸見えである、建物に近づく際は建物からの打ち下ろし状態になる。 互いに電動ガンにはホップアップが入っているので最初は遠距離での撃ち合いで10〜15分前後双方にある程度、ヒットされる者が出てくると戦況の動きが激しくなりインドア戦も本格的になってくる。

自分達がテロリスト側の時は、 最初の数分間は建物に近づけさせない様にしていたが、これではせっかくのインドア戦の面白味が半減してしまう様なので敵兵をある程度建物に入れさせインドア戦を楽しもうということになり(この意見には私も大賛成だったが)、 敵が侵入してきたのはいいのだがそのうちこちら側の思惑を上回る事態になる。

敵サン達はこちらに対し容赦なく(当たり前だが)かなりの大人数に囲まれインドアでの初のチーム的な連携を試みる予定での小人数でのサイン交換どころではなくなってしまった。
一例として階段での一戦では2〜3人で最初守っていたが全然攻める気配はなく2〜3人は来ているようだったが10分を過ぎたあたりから5〜6人に増えたようでもう少しでも顔を出そうものならフルオートの一斉射撃がそれこそ嵐のように襲いかかり冷静に撃ち合うどころのさわぎではなかった。 おまけに階段に注意していると建物内での敵か味方のかもわかりそうにも無い兆弾が飛んでくる始末だった。 こうなると3人もいると階段の踊り場で身も隠せそうにないので自分がその場を離れた数分後階段にいた味方がなだれ込んできた敵に掃討されたらしく自分は上り口の脇の小部屋に潜み上がってくる敵数名をショットガン(マーベリック使用)でGETした直後にその後に続いて入ってきた敵との至近距離での撃ち合いで共倒れで最後まで生き残る事はできなかった。

残り数名の味方が何とか最後の方まで生き残った様だったが最後の最後、時間ギリギリで全滅してしまった。

緒戦の1回目は完膚なきまでにやられてしまいかなり悔しい・・・・・・・思いをした。

こちら側が今度は攻めに周るとさっきの悔しさをぶつけるような気分になった。

まあ攻め側は圧倒的な人数差があるせいかゆとりをもって楽しめたが、 やはりテロリスト側で生き残る方が自分には魅力的だった、テロリスト側での再戦を期待していたが、2ターンまでやはり時間がなく1ターンした所で一旦このゲームは終わりになった。

その後体力に余力のある人が集まりハンドガン戦をラストにお開きとなった。

個人的見解だが今回のテロリスト戦でよりインドアゲームを楽しむ為には、 攻め込む側の人数を時間的にずらして投入する方がゲームバランス的には面白くなるのではなかったかと思う。 (テロリスト側守りの中盤以降は鬼の様につらかった.....)

以上、 今回インドア戦参加レポート 終了

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