春の定期演習(レポート:S氏)

某月某日ゲームレポですー。

今回のゲームにて、我が軍の人員のほとんどが不参加となり、ただでさえ少ない人員が数名しか集まらなかった。
それというのも、たまの休みに某ゲーム機にて「ギレンの野望」という名を冠する我々には無視しがたいソフトの存在のために一名、某声優で兼歌手でもあり、近頃ではミュージカルにも出演していた桜井智の舞台を見に行ってたために二名、軍広報部制作のホームページのために一名、仕事のために一名、かくいう私も今回のゲームにはプライベートの用事のため参加できず、その他数名の事情は知らぬが、そうこうして人員は5名程度しか集まらずさんさんたる人数での参加となる。ちなみに、ここで蛇足だが「山村」総司令いわく”我が軍内にてジオン軍以外での参戦は認めない!”(ジオンの野望にて)とのこと、実は彼もこの日そうとうこのゲームをやりたかったらしい(彼も人の子か)も一つオマケにかの桜井サンは千葉の某FM番組にでているらしい(情報提供兼情報責任者S氏より)

さて現地に来てみると、自軍がこんな有様なのをよそに、同盟軍の別チームは他のチームに声をかけ総勢60名の動員数となり、自軍も合流し約30名対30名の大人数でのゲームとなった
もちろん駐車場は満車状態、フィールドも人で満員御礼・・・な訳はないが、混戦状態になることがうかがえる。
実際のゲームは、我々ジオン軍5名+ダイハード(同盟チーム)10名に対し、残り他チームの45名としてここに手賀沼条約機構VS他国籍軍を想定したチーム分けが形成され、フィールド面では少人数の自チーム15名が決められた陣営を死守、敵対チームがこれを落とす形で行われた。
こちら側はまず陣営を敵スタート地点を正面に置き左右に分けジオンは右側、ダイハードは左側を守備範囲とした布陣をしいた・・・・・・・

ゲーム開始の間もなく、チームの仲間内のO氏が単独で陣営前方の崖下に身を潜め、同志からの援護を得る事を前提とし、陣営に近づこうとしている敵兵の不意をつき漁夫の利を得るがのごとく隠れていた。陣営を守備する味方からの援護はなく敵兵は易々と前進し周囲に注意しながら進行してくる。
こうなるとO氏も迂闊に動けなくなる、ここで陣営からの援護があれば何とかやり過ごせる。なのになぜ味方側からの援護はまったく無いのか、O氏にしてみれば「弾幕薄いよ! なにやってんの・・・」と言いたいところだが状況が状況だけにそうもいかない。しかし敵兵数名との距離はどんどん狭まる。敵兵の会話が聞きたくもないのに、O氏には聞こえてくる所まで近づく。そこで敵兵の一言、 もしかして崖下に隠れてたりして・・

キャーーーーーーーーーーーーーーー O氏も〜焦る焦る

「謀ったな! シャア・・・」

てなかんじで、その直後にやはり見つかり至近距離での撃ち合いになる。相手は電動ガンを手にする敵兵数名それにひきかえO氏の両手には、P8 2丁、腰にクーガー。もうテヤンデバロー状態、この装備では味方から切り捨てられてもしょうがないかも・・・・・?!

「うう・・・ 私とて、ザビ家の お、男だ!無駄死にはしない!・・・・ジオン公国に栄光あれ〜!」

と敵に見つかり、一人果敢に突撃を試みる。誰の援護も無いままに、一人一冊じゃなく一人一殺であえなく戦死。それを黙って見守る心優しき仲間達は

「O、聞こえていたら君の生まれの不幸を呪うがいい」

と誰もが思いつつ、まあ一人道づれにできただけマシか、と冷静に戦況を分析していた。

その後、味方側は順調に陣営を守りぬき、O氏の無駄死にを余所に守備に周った味方も作戦どうり時間内の防衛に成功した。

O氏、ゲーム終了後セーフテイーゾーン戻ってから、援護のなかった仲間に

「ひどいよ〜、みんな撃ってこないんだも〜ん」

と援護の無かったことを言うと、それに対し

「あくまで最初は敵兵を引き付ける作戦だったのに、一人前に出過ぎたからといって作戦を変えるわけにもいかなかった」というのが真相らしい。別の見方をすると、始めに作戦の確認はするべきだったような気がするが

O氏いわく「僕は機動防御なんだあ〜」と自分のキャラクターを述べていた、客観的に見れば

「フッ、坊やだからさ」

というところか・・・・・

今回のゲームはなかなかに充実したゲームだったらしい(人間ドラマ的に)

以上ゲームレポでした〜

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