霧の赤城山

6/20赤城特別演習奮戦録

 

雨だ!必ず降る。

こんな感想が開催1週間前から感じられた。

梅雨の長雨がわずか1週間前6/13の手賀沼定例会の日まで持ちこたえていたのに、

なぜ我がジオンが優先的に参加表明していた20日に持ちこたえられないのか。

一重に総司令官たる自分の運の無さかと諦めていた。

今回の演習での我が隊の任務は現地募集兵団の(仮称)赤城傭兵団との顔合わせに有った、

現地にて結成されたジオン公国軍組織・(仮称)赤城傭兵団である。

雨が降ろうと現地にて会見は可能だが我々は戦士であるので(^_^;)

戦場ででの漢(オトコ)と漢(オトコ)の対話が欠かせないのである。

 

前日の現地予報でTPO総司令部は開催決行を宣言した。

一様20人からの参加は見込めそうだが本当に満足なゲームが出来るかの保証は無い。

高速のSAで車内泊をして朝の9:30に現地到着、

すでに現地には数名の隊員が到着していた。

集合予定時間の10:00までの間に我々の目的である現地兵団の方々と懇談し、

まだ霧雨の降る中装備を整えて準備をする、

TPO諸隊の兵員も集合を完了してとりあえずゲームをする事に成った。

しかし、大きな問題があった。

霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・霧・

はっ霧言って、もとい、ハッキリ言って何も見えない。

有功視界は10m以下の劣悪な環境である。

自分の発射したBB弾の弾道を確認するのが不可能な状態で、

赤い目立つBB弾を配合して曳光弾を混合しておくべきであったと後悔する。

こんな状態で戦闘をするのは自分のゲーム人生の中で始めてである。

我々コロニーから降下してきたスペースノイドには地球の環境はとてつもない脅威である。

なぜ公国軍上層部はこのような環境の変化をシュミレーションしなかったのか、

まったく頭に来る!!、などと上層部を毒づいた処でこの霧は晴れそうに無かった。

案の定ゲームは兵力さの勝利で有る、

2人ほど少な目な我が方は4戦で一勝三敗であった。

 

途中に昼食の時間が入った。

昼食では我が隊の(仮称)赤城傭兵団の隊長・

デューク隊長のお世話で、ロースト・ビーフをたらふく

堪能してMSの搭乗員で無い方々はビールを楽しんだ。

ゲーマーの方々であるなら感じたことが有ると思いますが、

食事休憩を取ると妙に体の動きがとろくなりまして、

後半戦の開催までに多くの時間が費やされました。

その間にも今まで以上に霧が濃くなって行きました。

今回の撮影のほとんどは後半以降の撮影でありますが、

その霧の濃さを大いに理解していただけますでしょう。

 

とりあえず霧の中の演習はこれだけの条件の中、

一人故障者も無く無事に終了致しました。

よかった、よかった。

 

デューク隊長の「今回だけですよ!ご馳走するのは。次はやりませんよ!」

の一言が気に成りつつ総督府に帰還して行った。

「なあPowered Suit大尉、次回は何のご馳走だろうか?」

車内にはデューク隊長の言葉を全く理解していない総督に呆れる、

副司令官Powered Suit大尉の姿が有った。

独立極東方面隊 マーク・グレイダー総督

 

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