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エネルギーと性質はにわとりと卵???     

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一般存在性理論  NEXT
(1)性質について (重要)(エネルギーは質量等を含む)


 もしエネルギー(物質などの)に、性質と言う普遍的な法則に則った、目に見えないものが存在していなければ、エネルギーは無秩序な、カオスにもならないと言っていいでしょう。そのエネルギーによる引力や斥力や電磁波のような波としての性質が織り成したのが私達の知る宇宙です(⇒量子力学) 特にこの引力はエントロピーを維持しあるいは減少させます。もしこの引力がなければ物質は秩序をなし得ませんし、天体も形をなし得ないでしょう。 そしてそのエネルギーの持つ性質が 同時にそのエネルギーに態を与えているのです 性質がフィードバックをしてその存在を更に在らしめているのです(→亀の存在性 動物の存在性 進化論 例えば食べるという性質が体を維持する 見るという性質が交通事故を避ける等 因果) 場の中で。 でなければ存在を保つことはできません。 性質は法則に則ってエネルギーに現れ、その性質がそのエネルギーに態を与えます。下の「酸素原子の存在性」を参考にされてください。(性質も変化し続けます)

そのものが持つ性質が原因となって、そのものが存続すると言う結果となる(アイデンティティ)(因果律)  (物質もエネルギーで出来ていと思います)

註 引力や電子、素粒子の運動もエネルギーですが、同じ量のエネルギーでも違った性質を示すものです。人間にも性質があります。物質、分子原子にも性質があります。光にも電子にも性質があります。エネルギーとしては同じ量のものも、その持つ構造と性質によって違う個性(性質)のものになります。性質がなかったら様々なエネルギーにはならないでしょう。  同じ炭素でも石炭になったりダイヤモンドになったりするのです。

付記 エネルギーの個性によって性質が決まると同時に性質がフィードバックしてエネルギーの個性を(態を)存続させ 或いは変化させます。

付記 性質と言うのは大きな概念ですが 力 速さ サイクル等の「働き」「作用」「相互作用」です。 。

  実際にはこの宇宙の質量の96%は原子や光などではない ダークマターという見えない存在が占めているそうです。暗黒エネルギーという斥力を持つエネルギーも考えられています。ダークエネルギーがあるのではという研究も進んでいます。

解説
 ここでエネルギーと言っているものは前に書きましたように光や物質を構成するもの質量もエネルギーから出来ているというアインシュタインの公式 E=mc^2 によるものでもあります。 ただこのエネルギーだけが在っても法則や物質などの秩序も無いわけでそのエネルギーに形を与えているもの (状)態を与えているもの それらのエネルギーの種類が区別できる所以はエネルギーには必ずついている性質 法則に従うエネルギーやその場の性質であります。 

 そしてエネルギーは互換可能でありながら実に様々な性質を持ち 光などは量子論などもあって何とか分かりかけていますが 原子の核や電子 様々な分子 有機体 生命体 脳など その性質がどう働いているのかまだまだ究明されてない性質も数多に在ります私はエネルギー(光や物質その他)と並んで性質も存在していると考えます。よくこれこれの物質はこういう性質を持つと言いますが 実はこの性質が存在しなければ物質も態をなさない 形が無い これこれという存在とは呼べないと言うことが重要な点です。


  課題

考えるに性質と言うものはエネルギーの状態によるものであると言えないだろうか 「赤い」と言う性質は 赤以外の可視光線を吸収する物質の構造である 例えば重いと言う性質は物質の密度が高い エネルギーが集まって質量が多いと言う事 硬いと言う性質もエネルギーの構造による 物質の状態である熱いと言う性質も物質が熱エネルギーを持って活発に運動してる事によるつまり性質とは エネルギーの状態 構造の事である と言えるとも思える。 そこで数分考えたのだが ではその状態はどのようにして出来たのだろうか電子や原子などが持つそもそもの引力って何なんだろう引きつける力をなんと表現するか「力」で表現し尽くせるだろうか?赤いと言う力 硬いと言う力 軟らかいと言う力 どうだろうか?超ひも理論によってエネルギーの根本の四つの力も統一して考える事ができるかもしれないとか万有引力 電磁力 弱い力 強い力(だったかな)と言われる根本の力 の性質は何故在るのだろうか?もしエネルギーに性質が無かったら 何故4つの力が在るのだろうか?その辺から少し考え直さなければならない と思いました。 エネルギーには性質が無いでしょうか?(私は今のところ在ると考えています) 辞書を引けば「性質」とは 事物の本来固有するもので、それによって他の事物と種類を区別されるもの⇒質 とあります 「質」とは(quality)物がそれとして存在する元であるもの。⇔量と在ります

暫定解釈: エネルギーの態・状態による働き、相互作用を性質と呼ぶ(エネルギーは物質等を含む)

性質についてどう考えるか聞いたところ 「あるものにそのものの持つ性質を与える形相(エイドス)」「無と言うものがない現実の存在は皆性質を持つ」

「エネルギーの影響の出方、仕事の発動のしかた。振動、波動の感受の度合い。関わり合う体系を前提にして区別する指標。」「エネルギー(広義の)の存在形式、機能原理」

「性質とは;1つには、相互作用です。2つには、その相互作用をする階層現象的存在性の「階層」です。」等の意見が寄せられました。



(2)光りの存在性


光りもエネルギーの個性です 電磁波の一種です 光の存在性というものがあります もっとも基本的なエネルギーの姿かもしれません 波として真空の量子場の中を自由に走って行く様ですが多くは何時か衝突し散乱し吸収されます この光のような素粒子の波や引力などがこの存在性理論を理解するカギの一つです 存在の基本はエネルギーのゆらぎや波としてのエネルギーの個性だと思います。

(3)酸素原子(物質)の存在性(よく読んで下さい)


 たとえば酸素原子があって、それが形ある物質、酸素原子という個性として存在できるのは、原子核の引力と電子波の運動がつりあって電子がゆらぎながら循環しそこに在り続け、体積を取り、核を守っているからです。もし複数の性質がつりあって調和して循環して安定するという新たな性質とならなければ(性質が変化しなければ)、エネルギーは酸素原子という個性を形成できません。原子核の陽子中性子のつりあいも同様です(つまりエネルギーに態を与えているのが存在性です) また酸素原子はいわゆる二本の手を持っているので酸素原子同士共有結合したり 水素原子二つと共有結合して酸素分子になったり 水分子になったりて安定します これも安定して存続しようと言う存在性です。O2 H2O 安定しなかったら大事です。安定調和が存在の基本です。原子が安定せずに崩壊したら 大爆発です 全ての物質が安定しなかったら地球が吹っ飛ぶ事でしょう。

解説
 核には核の 電子には電子の性質が在るわけですがその両方の性質が干渉しあって釣り合って 合成された性質となる訳です この事はこの理論でも大切なことの一つですつまり新たな組み合わせが出来ればまた新たな性質が生まれるわけです その組み合わせはこれまた無数に在るわけで これが極めて複雑な性質を生み出すことの出来る理由です(当然ですが)そしてその合成された性質のお蔭で電子は核の周りに電子雲を形成し 循環し 核も守られるわけです つまりエネルギーの個性であり性質の個性でもある存在は この合成された性質によって実現している この合成された(進化した)性質がエネルギーの存在を左右している訳です この性質を「存在性」と言います それは存在の在り様を決めるものです つまり無数の存在性が在り、存在が在る訳です調和安定は時間的に見て 存続するという意味で存在の基本です 一瞬だけ存在しても次の瞬間には存在しない(光もそうかもしれません)ものよりもしぶとく存続するものの方がこの世に残ってゆく道理はお分かりかと思います。

例2 酸素原子以外の例を上げます。例えばゾウリムシがいて、それが形ある物質、ゾウリムシと言う個性として存在できるのは。ゾウリムシのDNAが在って様々な生体分子を作り、その性質で様々な構成要素、核、細胞膜、細胞壁、ゴルジ体、ミトコンドリア、リボゾーム等を作ってそれらの性質の連携や合成で生命体として新陳代謝して循環し安定すると言う調和安定を得なければゾウリムシとしての個性を得られないのです。矢張り性質が物質に態を与えて生命体を実現するのです。

例3 人間の場合もDNAの性質に従って作った体、器官、体細胞、・・・・の性質が合成される事で本能が実現し。脳に様々な性質が経験、思考されて蓄えられる事によって、人間の性質が合成され、連携して言動を成すのです。DNAや本能や脳の性質の情報が伝わって人間が体をなすのです。脳の指示で洋服も着れば髭も剃る、ストーブもつければご飯も食べる。本能によっても色んな欲求で色んなことをします。これも性質が物質やエネルギーに態を与えた事になります。

(4)存在性とは


 この核と電子の性質のつりあい、つまりエネルギーを酸素原子という個性として存在させている性質を、その物質、系、あるいは主体の持っている「存在性」と呼びます。エネルギーはもともとその「存在性」を持っていたとも言えますし、その系、循環系、主体がその性質を獲得したとも言えます。その性質は様々ですが特に地球上には生命を含めて様々な「存在性」が存在します。 酸素分子も水もその分子構造が循環安定するという性質を持つことで存在しています 調和安定は存在(個性ある性質を持ったエネルギー)の基本です エネルギーが持つ性質は 同時にエネルギーに態を与えます そして存在するのです。(たとえばダイヤモンドや水晶 水や酸素 CO2 炎なども性質がエネルギーに態を与えているのです)

存在性: その存在が存在する為に持っている性質 その存在を存在させている性質



(5)存在性進化論(性質進化論)


四つの力が関係し在って原子の性質になり 原子の性質が関係しあって分子の性質になり 分子の性質が関係しあって糖やアミノ酸や塩基の性質となり それらが関係しあって変化してDNAの性質となりそれが生物となって生物も色んな性質を持ちます。 これは進化論と同じで色んな個性の組み合わせが行われた末に最も生存能力が高い性質  種が残っていったのです しかし元をただせば基本的な性質の組み合わせによって出来ているのです。

例えばDNAで言えばその性質が織り成したタンパク質や脂質などでできた生物が存在しようとする性質を持ち生物として連鎖して行くことによってDNA自体の存在も保証されるのです。人間に限らず生物におけるタンパク質や脂質 炭水化物なども、その生物が存在性を持って存在することによって
存在が確保されているわけです。 それはDNAと同じ意味で 生物に必要とされるからです。

関係について


存在は関係なくしては語れません。在り様と言うものは色んな関係によって実現します。過去から今 そして未来に因果律と言う関係があります。現在の存在も様々な関係の中にあります。調和してる場合もあり、崩壊したり反発する関係にあるもの。その他様々な関係があります。存在は関係の中にある、当たり前といえば当たり前すぎるほどです。関係のない全く独立したエネルギーと言うものは無いでしょう。性質が関係を決めていきます。どの様な性質を持ってるかによって、どの様な関係が出来るかが決まっていきます。人間においては人間関係というものは人間の存在に置いて大きな意味を持ちます。全てのものに関係はあります。これも存在と同じ 考えなければ自明とも思えるものです。

(6)ゾウリムシの存在性


例えばゾウリムシが比較的簡単なDNAを持って 光や温度に反応しているときに ゾウリムシは生き延びるのです これも長年ゾウリムシが進化して身に付けてきた存在性です 場合によっては生き物と言うより 菌類やウイルスに近い原始生物も実はちゃんと進化して 新たな性質を身に付けるのです インフルエンザの様にです

(7)亀の存在性


 亀は亀と言う形を何万年も守り抜いてきました。それが魂でもあり命です。そしてここに一匹の亀がいるとします。進化論よろしくその種が獲得した甲羅が硬いと言う性質を受け継いでいます。亀の甲羅が硬くなければ亀族は生き続けることはできなかったでしょう。それならこの亀は存在しなかったでしょう。

 つまり亀は甲羅が硬いという性質、「存在性」を持って存在しているわけで、もし甲羅がなければ存在できなかったし、存在してもすぐに食べられて存在しなくなります、甲羅が硬いというのが亀と言う言葉の意味でもあるでしょう 亀の個性でしょう(比較的柔らかいのもいますが)。もちろん亀の存在性には、他にも呼吸すること食べること泳ぐこと見ることなど色々あります。

(8)動物の存在性


 動物の「存在性」は植物や鉱物とは違うという意味でまた個性があるのですが 上のように 呼吸をする事 食べる事 見ること 聞くこと歩くことなど 全部共通と言うわけではありませんが多くの動物がそのような「存在性」を持って存在しています その上で動物は種によっても違うように色々な「存在性」の個性を示します 例えば速く走ると言う性質が馬という動物を存在させ、動物を食べると言う性質がライオンを、首が長いと言う性質がキリンを、人に馴れると言う性質が犬と言う動物を生かし存在させていると言えます。つまり存在性とはその形ある存在、系を存在させている性質のことです。性質が生物を存在させているのです。また「存在性」は性質を持つに当たって有効なように、特徴、個性を持つように傾向を示します(例えばキリンの首)

(9)植物の存在性


植物の「存在性」というものは生物の「存在性」の源にあるもので 植物の葉緑体が太陽の質の高い光エネルギーを  生物の活動に必要な化学エネルギーに変えてくれるお蔭で動物も活動でき 人間も誕生したのです。 それに植物の出す酸素がなければ動物も生きて行けません。 人間の乱開発で植物が減り二酸化炭素が増えて地球温暖化の問題が出て来ました。 エコロジーの観点からももっと森林や密林を保護し 植物との共存を図っていかなければなりません。 人口問題からしても今が限界なのではないでしょうか

(10)呼吸と光合成


生物の存在を考える時、この光合成と呼吸が「存在性」として欠かせません。 太陽の質の高いエネルギーを取り込みそれを化学エネルギーや運動エネルギー 熱エネルギーに変えて生きているのです 存在できるのです 光合成は明反応 暗反応などを通して 二酸化炭素を取りこみ酸素を放出すると同時に炭素を糖の一部として取りこみます。また呼吸は逆に酸素を取りこみ二酸化炭素を放出すると同時に糖類などを分解して化学エネルギーを取り出して生命活動に使います。 しかし実際には光合成は植物しかせず(動物は男子が掃除をしない様に光合成をしない)呼吸はどちらにとっても必要で むしろ動物の方が多く必要とします 動物は植物にパラサイトしているとも言えるでしょう。

40億年の生命の営み


生命誕生からこれまで生命は進化発展してきました 植物の営みによって有機物や酸素が生まれ 進化論で説かれる様に生命の命をかけた生存競争により動物に至り人間に至り ついに知的生命体に至りました。 この生命の営みにも言及したい所ですが 皆さんそれぞれにご存知と思って敢えては書きません。命のリレーです これは人間のたすきに劣らず永い悠久の時に渡って伝わってきたものです。 命と精神は違いますが命は今も人間の体としても貴重なものなのです。生命のこと学んでいきましょう。

(11)自動車の存在性


自動車も人間が乗って 速く走り 乗って快適な様に出来ています。 人間が自動車の様に走っていたらマラソン選手の様にならなければなりません。 これは大変な苦行ですし限度があります それに車は一人ではなく数人を乗せる事も 木材や砂利を運ぶ事もできます。 これは人間が己の限界を超える為に考案して実現した「存在性」です これは人間が馬と象と夜行性の動物の「存在性」を手に入れたことになります。 

(12)コップの存在性


 コップの存在性は水を汲んで手で持って飲むことにあります。ですからあのような形をしています。それが底に 穴があいたりひびが入ったり飲むところが欠けたりすると、それはコップとしての用をなさなくなります。するとそれはコップのような形をしていますがもはやコップではないということになります。コップという存在ではなくなります。そして必要性もなくなり、捨てられて粉々になるか溶かされてまた別の存在になるかもしれません。コップはコップという機能(水を飲めるという存在性)を持つがゆえにコップという存在でありうるのです(欠けたコップは花瓶などになるかもしれません)。 ウサギや亀にしても生きているうちはウサギであり亀ですが 死んでしまったらそれはウサギの死骸 タンパク質の塊 ウサギではないです 亀もそうです。 生命の場合は世代交代することによって新しい固体が作られますが コップやモップや飛行機等はそのような存在性のものという情報があれば 全く親がなくても作ることが出来ると思います つまり人間の頭の中で進化して新しいものが突如の様に作られるのです(勿論試作もありますが)

(13)例えば


コップの存在(存在の個性)は様々ですが ここにあるコップが在るとして ガラスで出来ており上から見ると丸く 底に行くほど少し細くなっている

外側にはミッキーマウスの絵が描いてあります 世界に一つだけのこのコップ 他にも説明すべきことはたくさんありますが これが存在の個性です。

ガラスの厚みの均一性 置いても倒れない底の十分な面積 液体を注いで飲むことが出来る性質 愛されるミッキーマウスの絵等々が存在性です

キリンで言えば 生物として呼吸して活動すること 足が4本 体が毛で覆われていて網目模様があること 長い首と長い舌で木の葉を食べること

動物としての肉体を持ち哺乳類として恒温動物である そういうキリンがここにいます。 それが存在するキリン キリンとしての存在(存在の個性)

そしてその存在性は4本足で速く走ること 長い首で遠くを見て敵を見つけること またその首で高い木の上のほうの葉を食べること 呼吸をして

化学エネルギーを取り出し生命としての活動をすること 大きな体を支える強い蹄を持つこと その他生存するための多くの性質が存在性です。  


(14)本質と存在性と存在の個性


物質に限らず全てのエネルギーや性質は存在性を持って存在するわけですが 殆どの場合その存在性がエネル

ギーや性質の個性(存在と考える)となっているようです。 つまり存在性が個性を成し存在を規定する場合が殆どのようです。

殆どと言うのは希に存在性とは関係ないものが存在を規定する場合があるようです。 

例えば突然変異で出来損なった個体とかです 存在性を欠いている場合が殆どでしょうけれど 存在する事は事実です 。

そこで新たな存在性を獲得した場合のみ 新たな個性を身につけて 新たな存在となれるのです。

このことについては以下の文章も充分読んで理解してくださると幸いです

本質:あるものをそのものとして成り立たせているそれ独自の性質 例えば、

動物を動物たらしめている性質 本性。他


存在性:ある存在が存在する為に必要な性質 例えば動物が動物として存在する為

に必要な性質 存在の個性を実現する

存在の個性:エネルギーの持つ性質の個性のこと(存在は個性ある性質を持ったエネルギー)

 ものや事の本質に近い 本質でないことも混じっている

無駄な性質 無い方が良い性質も在ります


(15)存在性と存在の個性


殆ど全ての存在は存在性を持って存在するわけですが 概して言うと存在性が存在の個性になってる場合が多いようです(尤も 存在性と存在の個性

は違いますが) 勿論存在に関係ない性質も多く在りますが それは存在性とは言えない訳で(例えば尾?骨) 存在性も性質ですから存在とは

概して存在性によるもの と考えて頂いていいと思います。 また勿論その系に必要ない性質自体も存在していると言えます ただ人間の場合自由

もありますし 微妙な心の可能性もありますから 存在することに意義があると言っていいと思います。 例えばパンダで言えば 竹を食べ熊の力が

あるという存在性がパンダの代表的存在性ですが あの色が白黒まだら(可愛い)である事は存在の個性では在るけれど どういう存在性なのかは

分からない。 有利な模様であったのか 平家蟹のように人から殺されるのを避けえたのか 僕には謎です あるいは例えばDNAの存在性はタン

パク質などを作って生命を実現し その生命という組織で生きる時に存続するという存在性です。 生命を発生させると言う事がDNAの個性です

しかしながら調査によればDNAの配列の多くは生命には関係ないものがあるとのこと 関係あるものもまだあるかもしれませんが そこが無駄

な性質もあると言うところです こちらはただ無駄なようでDNAの存在には必要な配列なのかも知れません。

(16)無駄 または有害なもの


上のように存在性にならない 無駄な性質も系は持つ事がありますが 複雑な動物になればその無駄も余裕として持っていたりします。 しかし有害

なものは己を苛んで 少々なら他の存在性でカバーしますが 有害が度を越すと病気として存在を危うくしたり 病気をカバーしながら人と同じよう

にやらなければならないこともあります。 これが自然界ならたちどころに命を奪われる事も多いでしょう。 人間は病気でも頭が働いていれば色々な

可能性がありますから生きていられるのかも知れません。 無駄なもの(人間で言えば タバコとか 必要以上の食欲とか 恐怖で頭が真っ白になる

こととか)はまだしも有害なものは無ければないに越した事はないのでしょうし 無い方が良いから有害といえるのでしょう。無駄は 無くても良いで

しょう。有害なものは大概はエントロピー増大 つまり乱雑で崩壊 破壊的なものです 作るのは、育てるのは大変でも壊すのは簡単な場合が多いのです。                           


(17)性質 存在 存在性 存続 存在の個性(まとめ)


分りやすくまとめると、この宇宙に働く普遍的な法則に則りエネルギーに態を与える性質があって 我々が存在と呼ぶもの(個性ある性質を持ったエネルギー)

が実現しその存在が持つ性質としての存在性が、その存在にフィードバックされて存在がアイデンティティを持って存続するということです    

存在することが価値であり 存続することが有利であり 永遠への存在を目指すことが40億年の生命の魂に答えることでもあるのです。

存在性が存在の本質であり 他の性質も合わせて存在の個性 となります つまり無駄な性質 時には己を苛む性質も持つと言う事です

存続しているものでも仏教などでは、空相と捉えます。そんなに確実なものが在る訳じゃないです。性質とは変化するものです。


(18)存在性の説明


エネルギーは(可能性としては)互換可能でありながら 様々な様態をしています(質量エネルギー 運動エネルギー 電磁場エネルギー等々)。何故それぞれ違う様態をしているのか 逆に言えばそれらのエネルギーの様態を実現する要素がなければ エネルギーは皆同じ様態をしているか全くのカオス 無秩序でありましょう 。 それらのエネルギーに様態を与え 個性を与えるのは科学の世界で究明されているように、も基本的な力 性質である4つの力 強い力 弱い力 電磁気力 質量同士の引力(万有引力)が働きあい関係を持ち性質が合成されて 基本的な原子核とか素粒子と言う個性を実現しています。 これは量子力学も加味して考えなければなりませんが

その基本的な原子や光等のエネルギーの様態が実現しているのはそれらの性質である(四つの力の合成による)と考えられるわけです

そして更にエネルギーがどういう関係を持って調和しているか(調和していなければ廃絶性になるでしょうし 調和するならば親和性になるでしょう)を考えていくと光は波動として、電磁波として運動していきますし 物質は色々な個性を持った(調和安定する陽子 中性子 電子の個数)原子が組み合わさってそれらの性質が調和合成され分子となって 地球においては複雑な分子 有機物質(ブドウ糖とかアミノ酸 タンパク質 塩基 その他諸々)が集まって循環し恒常性を持って生命を持つ生物になるわけです そして性質の合成 試行錯誤 パターン化等などを行って記憶思考する意識 精神を持った人間が実現している訳です。

存在性理論はサブタイトルをつけるなら「性質進化論」と言うようなものですから

つまり通して言えば最も基本的な力 性質である四つの力が関わりあって組み合わさって調和したり反応したりしながら、エネルギーに様態 個性を与え 性質の集積である人間に至った。 そして私は存在とは何かを問う時 全て変化し続けるエネルギーに存在を認めるならそれらの個性を持って存在と言うよりほかないと思うのです。 時間が止まれば別ですが  そういう説明の背景を持って 存在性とはその存在が存在する為に持っている必要な性質 つまりエネルギーに個性を与えている性質であると説明しているのです

(19)つまり


今まで自明と思っていた言葉の説明をします

「エネルギー」とは この宇宙に在る「もの」ポテンシャルなど全てエネルギーです。物質や光、素粒子も?エネルギーで出来てると考えます。

「態」とは正確には「エネルギーの態」の事 エネルギーの在り様 有様のこと 例えば熱エネルギー 運動エネルギー 電磁波エネルギー 質量エネルギー? ポテンシャルエネルギー等など。

「性質」とはエネルギーの態によって生じる働きの事 上に挙げた色んなエネルギ−の有様によって また微妙な違いによって働きである性質も違って来る。

「存在」とは「個性ある性質を持ったエネルギー」の事 宇宙のエネルギーは必ず性質を持って存在する。その個性を持って「存在」と呼ばなければ 変化し続けるエネルギーをどのような存在とは呼び難い。

「存在性」とは、その存在が持つ性質の中で、その個性 特にアイデンティティを持って存続するものを存在させる性質。性質であるからエネルギーの態によって働くが その存在性が(フィードバックして)またその存在に影響を与え存続するように態を与える。

その存在が存在するように働く性質のこと

と言うような所でしょうか 関係性は読んで頂ければ分かると思います。



光などの電磁波 波動 そして形あるもの 体を構成している物質 それらはエネルギーで出来ている
命や精神等は性質で出来ている それが調和した時に存在と永遠が論じられる



(20)水の存在性(参考まで)


地球は水の星と言われます 水は水分子の集りです 水分子は酸素原子と二個の水素原子が電子の共有結合で結びついた結合体です 酸素原子は原子番号8で8個の電子を持っています 水素原子は原子番号1で1個の電子を持っています しかし8個の電子や1個の電子は物質としては安定しません 安定するのは2個 10個 18個 そのあとは金属などがありますが そういう個数で安定します 水分子の場合は酸素の8個の電子に水素の2個の電子が共有されて、酸素としては10個 水素としては2個の安定した電子数になると言うことで結合しています 結合のし方としては酸素原子と水素原子2個は90度の角度で結びつきますが 実際には水素の持っている電子のマイナス同士の斥力で107度の角度になっています そしてその水素側の電子のマイナスのお蔭で水素が結びついてない酸素の反対側は比較的プラスの電気を帯びることになります つまり磁石のNSのように水も+−を持っていることになります これを電気双極子と言います この性質のせいで水は表面張力を持ったり 細胞膜を形成したりする事になります これも水の中に生命が誕生する一因です また水が水素原子2個の出っ張りを持っていなかったら水の沸点は20℃位になってしまい 生命の誕生 あるいは進化も遅れていたと思います 他の液体の多い世界でも水のように生命を宿したかどうかは疑問です 水はこの様にして安定し存在できるのです



(21)存在性の仕組み(重要)


 全ての物質、生物はこの存在性を自らもしくは他からもらって持っています。これがなければエネルギーは形ある系をなし得ません。

 ここで注目していただきたいのは、物質がこれこれの性質を持つとよく言いますが、実は性質が形ある物質を存在させているという一面があると言うことです。存在するための性質を持たなければ物質も存在できません。

鉄ならその柔軟性が ダイヤモンドならその硬さが 水なら液体として流れ気体として蒸発し循環する性質が その物質の存在を守っているのです そうでなければその構造を維持できなくなるでしょう。

 多くの場合、ある系がもつ性質(存在性)による働きがその系にフィードバックされ、それが循環するようになって初めて時間的に連続していると感じられる形ある存在が可能だと言うことです。それによって存在性も存在できるのです。

(22)犬の存在性


 たとえば犬は人になれると言う性質が人間に働いて、人間が可愛がってえさをくれるので生きています、人になれる性質によってえさを獲得したのです。そうでなければ保健所に連れて行かれて生きていられなくなります。

(23)DNAの存在性


 あるいはDNAで言えばその性質が織り成したタンパク質や脂質などでできた生物が存在しようとする性質を持ち生物として連鎖して行くことによってDNA自体の存在も保証されるのです。

(24)存在性の特徴


 獲得された性質はその獲得した系自体が存続進化するように働くようになるので、そこに時間的に連続した系、循環系、主体が存在、充実するようになります。

(25)時間と存在


ただ存在は時間とともに変化すると同時に系を持ち(例えば循環系) 態を持って それが存続するというエネルギーの個性を形作って存続することが多いのです。 人間もそうだし地球もそうだし物や性質もそうです。 それらの傾向を見ていくと存続の最後には永遠のエネルギー態が残ると考えられるのです。
それは調和していて安定していて ひょっとすれば自由かもしれません。

26)僕の記憶


僕はもう10年前にこの内容に気付いて それも病気明けだったんですが
ある日考え込んで仕事をサボってブラックホールに関する本を読んでいて
さてはこういう事かと思ったのです
僕がこのHPで一番気になってる所は

 獲得された性質はその獲得した系自体が存続進化するように働くようになるので、そこに時間的に連続した系、循環系、主体が存在、充実するようになります。

この なるので という所がポイントでした 自然とそうなるのです。

 獲得された存在性が淘汰されてその系(例えば人)の存続進化する方向に加わってくる そして何回もフィードバックする その結果いろんな思いが脳に形成されて人間という主体となった 例えば子供が言葉を覚えるように。

人間誕生の瞬間です それが主体化 結晶化する所に惹かれました。

(27)主体化した人間


 主体化した人間はDNAから来る反応や本能と、外界から来る光や言葉などの刺激と本能から来る感情と、少しづつ経験して行く痛みと快感から 笑ったり泣いたりして 生きて行こうとします それは本能でもあり環境の導きでもあるのです 子供の頃を思い出してみてください ただ生きていたいと思いまわりの愛情に支えられて活き活きしてたのではないでしょうか。 そこには死の意識はなかったでしょう 世の中自然を見て行く内に人も死ぬものだと分かるようになりますが もともと死のうとは思ってもいないのであります おそらく自然の様々な存在が不思議でどうなっているのだろうと好奇心いっぱいに考えていたのではないでしょうか?そして生きる知恵 存在性を沢山身につけていったのではないでしょうか

(28)性質と聖書


みなさん 霊界は私たちの心の中にあります 私たちの心は性質で出来ております。 この性質は宇宙が誕生する前から在ったのです

「はじめに言葉があった 言葉は神と共にあった 言葉は神であった。」と聖書にある所以であります。

そしてその性質を理解して真の存在への意志 そして人の存在性のうち、一番大切な「愛」を悟ったイエス・キリストが神の子となったのです。

愛という性質の真の可能性を悟ったのです。私はαでありωであるとは。この宇宙が形を求める愛によって組織を成し 人間に至ってイエスの愛に至ったことを言う。

次の様な指摘がありました。
(2)「存在性」という語彙の定義と用法。
 「存在性」という語彙に対して、
 A:この世に存在しているものを存在させている性質。「存在の原因」。
 B:カメやキリンの存在性などの、「存在の個性」。
 C:原子の存在性など、系の構成による「調和安定」。
 D:光合成から始まる食物連鎖などの、「循環」。
 E:生物の生存本能や、人類の発展などの「存続への志向」。
など、多種多様な概念を含ませています。そして議論の時には、同じ一つの「存在性」という言葉なのに、その概念を縦横無尽に使い分けています。これでは周りの人が混乱し、怒り、「なんで別の言葉があるのに、わざわざ“存在性”などという語彙を使わなければならないのだ!」と言いたくなるのも、尤もなところがあります。
 なぜ「存在性」という語彙が必要なのか、それで無ければ表現できない概念なのか、かなり丁寧な説明をしなければ、納得できない人も多いことでしょう。

存在性という言葉で、存在する為の色々な性質も実は同じ存在性という性質である事を説明したかったのですが。お分かりになったでしょうか?個性を持つことも、調和安定する事も、存続への志向も存在する為に必要な性質と言う事です。

(3)ネガティブな事象の存在
 戦争、殺人、大量破壊兵器、暴力、いじめ、悪、病気、怪我、死、身体障害、苦しみ、悲しみ・・・など、これら「ネガティブな事象」についても、存在性理論の枠組で取り扱わなければならないでしょう。
 これらネガティブな事象も、この世に存在しているからには、「存在性」を持っているはずです。この「ネガティブな存在性」と、「従来のポジティブな存在性」とは、どのような法則によって区別されるのか、その法則性を論理的に明らかにする必要があるでしょう。

ネガティブな事象は主にエントロピーの増大という自然の方向で 生命や人間精神が隙を作ると 崩壊すような戦争やいじめ 病気などが起こってきます。エントロピーの増大する方向 つまり壊したり崩壊したりする方向には流れやすいものです。これは4ページに説明があります。

(4)対立する存在性の取り扱い
 たとえば人間が生きるためには、他の生物を殺して食べたり、環境破壊もしたりするでしょう。ある存在性を追及すれば、他の存在性を犠牲にするという関係が、世の中には多々あります。
 それを存在性理論では、どのように取り扱うのか・・・ この問題も、絶対に避けては通れないでしょう。

確かに対立する存在性も在ると思います。しかし要は先に繋がる存在を目指していく事です。そうなるように選択し、コントロールしていくことが必要です。目的が一つである つまり永遠の追求である事がわかれば存在性は調和してくるでしょう。動物は殺したくなければ大豆から人工ミートを作れるのではないでしょうか。

(5)「性質」という語彙の取り扱い
 普通に「性質」といえば、「物事が持っている特色」のことを指します。つまり「性質」とは、存在(するもの)に従属している概念です。
 それを、存在と同等か、あるいは例えば「人間性」などのように、むしろ「性質」の方に本質的な意味合いを持たせる場合は、丁寧な説明が必要でしょう。

私の考えではエネルギー(物質など)の属性と言われる性質ですが、実は性質がまた正のフィードバックで、エネルギーに態を与え存在の在り方を実現していると考えています。人間性が人間にとって掛け替えのないものである様に、存在性などの性質も我々にとっては我々自身である、つまり人間は性質であり精神であり それも存在性の塊であると考えています。



てらさんによる存在性の階層構造と数式化


てらさん によってこれらの存在性に階層構造があることが分かりました つまりビッグバーンから今日まで存在性が進化してくる中で 段階的に存在性が発生し高次化してきた と言うものだと言えそうです 勿論退化したものもあるでしょうが 我々人類 人間精神に至るには長い道のりが在ったのです 以下「てらさんの発見とまとめです

存在性基礎理論(てらさんによる)

 最低限の存在性構造(存在性マトリックス)を考え、「低次存在性」の従う基本法則をまとめてみました。
マトリックス:行列  量子論や映画で有名(補足)
0次:宇宙の根源(ビッグバンを起こしたもの)
1次:時空 エネルギー
2次:素粒子 電子 陽子 中性子
3次:原子 水素 ヘリウム 酸素

 この場合の存在性マトリックスは、

e00 e10 e20 e30     根源   時空   素粒子   原子
0 e11 e21 e31  =   0  エネルギー  電子   水素
0 0 e22 e32      0    0    陽子  ヘリウム
0 0 e23 e33      0    0   中性子   酸素

 となります。ビッグバン当時は、時空とエネルギーが「同時に発生」したので、エネルギーも1次の存在性としました。各次の最初の要素、つまりei0は、その次数を代表

する存在性です。

 以下は、「低次存在性」における基本法則です。

(1)「存在性」は、階層と同列の2次元構造を持つ。(存在性マトリックス)

(2)同次の要素が複数個あつまり、新たな「調和安定系」を形成すると、1次高い存在性を獲得する。それを表すのに{ }を使う。
{e21 + e22} = e31 電子と陽子から、水素原子が出来る。
e21 + e22 ≠ {e21 + e22} 1つの電子と1つの陽子が存在するだけは、水素原子は形成されない。

(3)同じ種類の構成要素から出来ていても、「異なる存在性」を形成する。(存在の個性)
{2e21 + 2e22 + 2e23} = e32 ヘリウムは、電子と陽子と中性子からできる。
{8e21 + 8e22 + 8e23} = e33 酸素は、電子と陽子と中性子からできる。
{8e21 + 8e22 + 8e23} ≠ 4{2e21 + 2e22 + 2e23} しかし酸素は、4個のヘリウムでない。

(4)同次の存在性が「融合」、あるいは「分裂」して、別の存在性を形成する。しかし次数は変わらない。
 陽子が電子を吸収すると、中性子になる。中性子は、電子と陽子に崩壊する。
 核融合、あるいは核分裂をるすと、異なる原子ができる。
 これはさらに1次高い、「分子」の次数でも成り立つ。(化学結合、化学分解)

(5)1次下の存在性が存立していなければ、それより高次の存在性は存立し得ない。
 時空とエネルギーが存在しても、素粒子が存在しなければ、原子は存在し得ない。
 素粒子が存在しても、原子が存在しなければ、分子は存在し得ない。
 時空とエネルギーが存在しても、素粒子が存在しなければ、原子も分子も存在し得ない。

 「低次存在性」における基本法則は、以上のようにまとめられるかと思います。




 究極の存在性

 新しい理論ができると、それから導出される「新しい概念」に対してどんな解釈をするかという、とても大きな楽しみがありますね。
 たとえば、量子力学に相対性理論を導入すると、「負のエネルギー」というのが出てきます。これを通り一遍等に考えたら、「エネルギーが全く無い
ゼロよりも、さらにエネルギーの無い状態などあるわけがない!」となります。しかし、ここから、「反物質」という解釈が「新たに加えられ」、じじつ
反物質は、その後実験により存在が確認されたのでした。

 ここでは、「∞次の存在性」とか、「究極の存在性」という概念が出てきましたね。ゆっくりと考えて行けば良いと思います。

 「究極の存在性」は、ただの∞次の存在性ではないですね。たとえば∞次の存在性のうち、最小のものは、各次の存在性を1つずつ内包するものです。
それは「究極の存在性」ではありません。
 また「究極の存在性」は、すべての∞次の存在性を内包するものでもありませんね。「究極の存在性」は、2次止まり、3次止まりの存在性をも内包する
ものです。

 つまり、この「究極の存在性」の厳密な記述は、和の記号(煤jを使って、

 0次の存在性+1次の存在性+煤ii=2,∞)煤ij=1,∞)i次の存在性j

となるでしょう。
 これは、今まで何回も指摘されているように、「この宇宙に存在するもの全て」を存立基盤として内包するものです。そしてそれは、はたと気づいてみると、「この宇宙自身の存在性」に他なりませんね。

 つまり、「究極の存在性」=「この宇宙の存在性」 です。

 そして、ここで一発逆説が入るのですが(新たに加えられる解釈)、「この宇宙の存在性」とは、「この宇宙に存在するもの全てを、存在させている性質」
に他なりませんね。つまり、この宇宙は、この宇宙に存在するもの全てを愛している訳です。宇宙の「自己愛」と言っても良いかも知れません。

 ゆえに、「究極の存在性」=「この宇宙に存在するもの全てを愛する愛」 となります。

  てらさんは以下のように考察を進められています

 「究極の存在性」については、
(1) 全ての存在性 = 宇宙に存在している全ての存在性の和
(2){全ての存在性}= 宇宙に存在している全ての存在性を、「存立基盤(土台)」にして存立している存在性。
 との、概念の区別が未整理でした。「宇宙の存在性」は、(1)だと私は当初思っていました。なぜなら、恒星の1つや2つ、さらには銀河系の10や20が消滅

しても、宇宙は消滅しないからです。
 (2)は、一つの恒星が消滅しても、さらには1ぴきの動物や、1個のバクテリアが死んでも、そして1個の素粒子が崩壊しても、存立できなくなる、あるいは

「存在性が変更される」存在性ですね。
 「宇宙の存在性」を「時間の関数」として見れば、つまり1秒前の宇宙と、今の宇宙では、「異なる存在性を持つ」と考えれば、(2)が「宇宙の存在性」だと

言えるでしょう。この宇宙に存立している存在性は、刻々と変化しているからです。
 宇宙は「時間とともに進化するもの」なので、宇宙の存在性も、時間とともに変わると考える方が妥当でしょうね。この考え方は、「存在性進化論」に繋がって

いくでしょう。

次はみみっくさんによる土台説による悪の説明です(存在性における「2次元構造」(階層と同列)を指摘したのは、みみっくさんです)飽くまでみみっくさんの説です。

悪の定義について 投稿者:みみっく

>悪を、「存在を否定する性質」と考えれば、
> 「悪の存在性」=「消滅性」=「存在性^(−1)」と定義できるかも知れません。

 悪については、もっと簡単な定義がありますよ。

「土台を否定する行為」です。

 人類で言えば、地球環境という土台を否定するのが悪です。

 万引きは、商業の土台(商慣習)を否定する行為であり、「経済活動を破壊する行為」ということになります。

 存在性に「土台」という概念を認めるのであれば、この方がすっきりしていていいと思いますけどね。

 土台を否定された存在は消滅しますが、土台は一つではないので、土台の一つを否定してもすぐには消滅しません。

 時代遅れになって消滅した場合は、同じ土台に別なものが成立していますから悪ではありません。
 つまり、土台が否定されたわけではありません。

 ラジオがテレビに、新聞がインターネットに役割を譲ることになったとしても、土台が否定されたとは言えないでしょう。
 つまり視聴者(購読者)という土台は否定されていません。

 存在が消滅しても土台が否定されない場合は悪ではない。
 土台が否定された場合は悪である。

 絶滅した動物などにも適用できる考え方だと思いますね




(28) 諸科学説と存在性


最近では物理学の発達により 量子論や相対性理論 複雑系や超ひも理論等ありますが 量子論でもエネルギーと性質のよりミクロ?な世界が説明されているのであり相対性理論も

(私は疑問視していますが)存在性理論と対立するものではありません 複雑系はひょっとすれば存在性理論に光を当ててくれるものかもしれません 超ひも理論はやはりミクロの

世界や性質を次元を加えて説明するような理論の様です しかし存在性理論はまた別の視点から性質とエネルギーを説明するもので 二律背反するようなものではないので どうぞ

御安心して研究されてください 存在性理論は科学ではなく哲学ですので同じ土俵の上には立っていないのです また量子論や超弦理論にも存在性理論が当てはまると思います 

雪だるまが大きくなって行くように・・・人間性 存在性も増えていく



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