大根の作り方

大根は、春蒔きと、秋に蒔く方法があります。
家庭菜園では、外せない野菜です。作り方は超簡単。ただ、あまり寒すぎても、暑すぎても発芽しにくいので種を蒔く時期だけ、気を付けよう。

今、季節は、秋なので、秋大根の作り方です。大根の種類はいろいろありますが、おおむね下記の方法で作れます。(丸いのも、長いのも)

種まき時期  (春3月〜5月)  秋 8月下旬〜10月上旬(場所によって違いますが、半袖で過ごせるうちに種を蒔いた方が、大きい大根が出来る。寒いと芽が出ない。)

  1. 大根は、土が軟らかいほど、太くて、長い良い大根が出来るので、種を蒔く前に、十分、鍬でうなっておきます。
  2. 幅20cmぐらいに、うなって、ちょっと、鍬か、長靴の先で、平らに、しておくと、種が流れずばらけて蒔けます。
  3. 種を、うねったところに、ざばーっとばら蒔きします。ある程度しっかり土をかけて、軽く、踏んでおきます。
  4. 上から、じょうろで、水をかけて上げると、なお良いです。
  5. 芽が出て、大根は割と、すぐに大きくなります。本葉が出て、20cm弱ぐらいに、大きくなってきたら、おろ抜きます。茎がまっすぐな物や、周りより、ちょっと大きめのや、色がいいものを、残して、ちょっと小さいのを抜いていきます。おろ抜きは、一回で、済ませようとはせず、何回かに分けるつもりで行う。
     (ゆかほは、このおろ抜きの大根を収穫するために、わざと、大根の種を多めに蒔く。小さいうちの大根の葉っぱの柔らかくて、滋養のある事って言ったら、ないのです。葉大根の種もあります。これは、大根の葉っぱにしかならなく、大根の実はなりません。)
     
  6. 少しずつおろ抜いていくと、だんだん成長していきます。肥料は、20cmぐらい離れたところに、施します。茎のおろ抜き始めるあたりに、1回。おろ抜きが終了する頃にもう一度ぐらいで、良いです。
  7. 大根と、大根の幅は、隣あう大根同士の葉っぱが触れない程度(40cm位)開けてあると良いです。
  8. あとはひたすら、大根が太くなることを祈りつつ、時期を待ちます。種を蒔いて、6〜7週間位たつと、暖かい時期に蒔いた大根は、収穫出来ます。(でも、まだちょっと細いかもしれません。細いうちは、大根下ろしにすると、ピリッと辛くて美味しいです。)
  9. 大根は蒔いた時期によって、早くできたり、時間がかかったりしますが、早めに収穫しても、柔らかく、おいしくたべれます。いつまでも大根を畑に、植えておくと、すが入ったり、ボソボソして、美味しくなくなってしまいます。
  10. 大根を保存しておくときは、葉っぱを切り、土を3〜40cm掘って(あれば藁でくるんで)埋めて置くと、日持ちします。沢山大根ができて、食べるのが間に合わないときは、いつまでも畑に植えて置かずに、埋めてしまった方がいいです。

 

大根は食卓には欠かせない食材です。由華穂のうちでは、一日に1本使うので、大根はかなりの面積を占めて作ります。柔らかい大根が出来ますように。

 

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