ワイエステイオー : 先週は木曜日、バタバタしていて秋華賞予想を掲示板に載せる羽目となってしまい、申し訳ございませんでした。そのため、予想は今週から少し早めに出します。

なっちゃん : よろしくお願いしますよ、先生。さて、告知も済んだところで、先週は何ともイヤな事件がありましたね。

ワ : 西村前政務次官の件だろ。核武装と強姦か。個人的には「プレイボーイ」誌上で話しているのだから僕は問題ないと思うんだけど、ただ一点、罪の抑止力がなければ俺らみんな強姦魔になっとるやん、というくだりには不快を覚えたね。

な : それはどういうことでしょうか。

ワ : つまり、彼は、罪(=他律的)に反しなければ何をやってもいいというものだけれど、本来、日本人は恥(=自律的)をかかないために行動できていたのに、今ではそれが政務次官ともあろう人までも失っていることに不快を覚えているんだよ。

な : では「強姦」という語を使ったことについてはどう思われますか。

ワ : 他国との戦争の結果、負ければ男は皆殺し女は犯されるというのは諸記録に残っているよね。だから、その表現は一面ではかなり的確な表現だとは思うけどね。

な : なるほど。ただ、私はいい年をして人前で「強姦」という語を使う人は軽蔑しちゃうな。

ワ : 実はこの言葉で僕は苦い経験があるんだ。

な : なに?

ワ : あれは中学1年生の頃だったか。僕はその日、清掃の時間で後ろの黒板を担当していたんだ。一通りきれいにした後、当時覚えたてた言葉でみんなにも広めたいな、と思い「今日は強姦の日」と大書きしてしまったことがあるんだよ。

な : ええ〜っ!

ワ : もちろん、先生(男)に「なんだあれは、消しなさい」っていわれて「しまったぁ〜」と思ったが、自分がやったともいえずに後で消そうと思ってたんだ。ところが列の最後尾にいた人が素早く消したらしく、僕が後ろの黒板を見たときは消されていたんだ。

な : ふ〜ん。バカねえ。でも子供だから仕方ないか。

ワ : それ以来、この言葉は僕の中では禁忌になっているんだ。

な : そうですか。では今週の予想をお願いします。今週は天皇賞ですね。

ワ : ウム。前回からの原稿は特にホームページに載せてもいけなくはないみたいなので、安心してGTを予想していくよ。それで、本命だが、Mオウドウにすることにした。やはり前哨戦の毎日王冠で4番人気2着というのが好感を持てるからね。この馬はいつか活躍すると思ってたから、とても嬉しいし、予想も自信がある。

な : すごいいれこみようね。では対抗をお願いします。

ワ : 一昨年のAグルーヴと同じローテで来たSスカイ。2,000メートルは3・1・0・0だし、脚質も自在になってきたし、関東馬だし、条件は整ってんじゃないかな。東京コースが実績ないのが不安で対抗に落としたんだ。

な : すると単穴は。

ワ : これはMブライト。今年に入って連対を外していない堅実味がいいね。2,000という距離は彼にとっては短いかもしれないが、直線の長い東京で持ち味を発揮できるであろう。

な : 連下ではどのような馬が挙げられるでしょうか。

ワ : まずAモア。毎日王冠3着はフロックじゃないと思う。牡6歳の充実期。このチャンスをぜひ生かしてほしいものだ。次にKブレイヴ。この馬はずっと1番人気で着順も4連続1着。とてつもない好調馬なので、押さえる価値はあろう。それからSゴールド。叩き2走目で変わり身があるか。昨年の同レース2着というのが何とも心強い。Sウイークも今度は負けられないだろう。ただ、京都大賞典の負け方はあまりにみじめだったので、今回も不安だ。Dテキサスは順当にいけばGTの1つや2つとれていたであろう逸材。ここ2戦、着実に着差を詰めてきているので侮れない1頭。Tツヨシも今となっては強豪の1頭。朝日CC、京都大賞典と勝ってきたローテはあのMサンデーに似ている。彼はこのレース4着だったが、それを越えることができるか?Hルソーはこわい8歳馬。昨年のOトラップを見ているようで、再現が期待できなくもない。

な : あ、ありがとうございました。こんなに書いてくれたのは久々ですね。気合入ってますね。今週は予想、当たるといいですね。来週は菊花賞の予定です。

 

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