「天花粉」 
収録作品ピックアップ



天花粉

端午の節句の 「鯉のぼり」 これがなぜめでたいのか、私はけっこう
謎だったんですが、「鯉の滝昇り」(落語で「フナがそうめん食ってらぁ!」
と言われるアレ)の説明を本で見たときに「鯉が川を昇りきると龍になると
いわれ、大変めでたい物とされる」 とあって「おお、そうだったのか!」
と、由来は納得したものの ・・・鯉が龍になって・・・ そ、それで???
−−−−−−−とまぁ、そういう感じのお話です。




謹賀新年

大掃除もすんで、真夜中まで全部の部屋にこうこうと灯りがつき
家中がキレイで、障子は貼り替えられて真っ白で、ふすまは開け
放されていて、おせちのお重があったり、おもちが並んでいたり、
お雑煮の下ごしらえが始まってたり、松飾りのいい匂いがして、
大晦日の夜は、なにか気分の引き締まった、とても特別な日です。
我家は今は何もしませんが、それでも窓を開けた冷たい空気の中から
            除夜の鐘が聞こえると、ちょっと特別な、清々しい気分になりますね。





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