/.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!./. タ イ ト ル : AviUtlのAUFプラグインを複数スレッド化するAUF v.0.92.00 作 者 : YOUMEI Web > http://www2u.biglobe.ne.jp/~youmei/ フ ァ イ ル : mtz_auf092.zip 圧 縮 方 式 : zip 転 載 : メールにてご相談ください。(フリーソフト) 備 考 : このソフトを使用した事による一切の不都合に作者は責任を負いませ ん。なお、著作権は私が保有します。 /.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!.!./. ★何であって、何でないか?  近頃流行のDualCoreCPU上で、AviUtl用のフィルタプラグイン(AUF)を2スレッド化  することによって、今更ながらエンコード効率アップを目指すソフトウエアです。    私の環境では5%〜20%くらい効率化しましたが、果たしてあなたの環境では…?  なお、本ソフトウエアはAUFでありますが、他のAUFが無いと何の役にも立ちません  ので悪しからず。そして、AviUtlの内蔵フィルタで間に合っている場合はお役に  立てません…。 ★ファイル構成 mtz_auf091.zip   ソースコードを含むディレクトリ  MTZ_AUF.auf 本ソフトウエア(AUF) 2スレッド版  MTZ_AUF(x4).auf 本ソフトウエア(AUF) 4スレッド版  MTZ_AUF(readme).txt 本ファイルです ★使用方法を授けます(ちょっとややこしい) 【前提】  ハード: DualCoreまたはDual構成のCPU(Athlon64X2、Core2Duoなど)  ソフト: Windows2000/XP以降   AviUtl Ver.0.98d以降、AviUtl用外部フィルタプラグイン   マルチスレッド対応エンコーダ(DivX6以降)←無くても動作可   ※各種ソフトウエア入手先は後述  知識 : AviUtlにて動画編集/エンコードが無理なくできること 【準備】  1. AviUtl.exeと同じフォルダに放り込みます。   (この段階でAviUtlを起動するとエラーダイアログを表示します。    もうちょっと設定に関してお付き合いください。)  2. 「お目当てのAUFプラグイン」は、コピーして2ファイル用意します。  3. その2ファイルの拡張子をそれぞれ「.mt0」、「.mt1」とします。  4. MTZ_AUF.AUFの名前を変更し、「お目当てのAUFプラグイン」と同じファイル名に   します。  5. AviUtlが問題なく起動し、「お目当てのAUFプラグイン」が無事に動作している   こと(設定ウインドウが表示される…など)を確認してください。  例) Wavelet_NR Type-Gのフィルタに当該ソフトウエアを適用します。   AviUtl.exe   waveletNR_G.auf   MTZ_AUF.auf   ↓   AviUtl.exe   waveletNR_G.mt0 ← 元は waveletNR_G.auf   waveletNR_G.mt1 ← 元は waveletNR_G.auf   waveletNR_G.auf ← 元は MTZ_AUF.auf  このような簡単…と思われる作業で、様々なAUFフィルタに適用可能です。 【実作業開始!】  1. お目当てのフィルタを有効にした上で、通常通り編集/エンコード作業を   行ってください。本ソフトウエアが動作している場合はCPU使用率が以前に   比べて上昇し、フィルタの適用/演算時間が短くなります。  注) なお、あたかも「お目当てのフィルタ」であるように振る舞いますので、  AviUtil内のプラグインフィルタ情報には当ソフトウエアのクレジットは一切表示  されません。クレジットが表示されている場合は、逆に本ソフトが正常に動作  していないことを示します。 ★制限!  SLIとかCross Fireとか…Multi Chromeみたいに(?)、画面を「上下に分割」して、  それぞれのフィルタ処理スレッドに割り振っています。上下のピクセルが重要な  意味を持つプラグインには適用しない方が無難です。たとえば画面の中央付近に  問題(フィルタ適用ミス)などが発生する可能性があります。 ★動作確認環境 兼 各ソフトウエア入手先  動作確認に使わせていただいたソフトウエアは次のものです。制作された作者の  方には、この場を借りて感謝、御礼申し上げます。    ・AviUtl (AviUtl.exe) 0.98d   KENくん 様 http://ruriruri.zone.ne.jp/aviutl/   ◆lanczos 3-lobed 拡大縮小 (lanczos3.auf) 0.5.2    茂木 和洋 様 http://www.marumo.ne.jp/   ◆Wavelet_NR Type-G (waveletNR_G.auf) 0.38   ◆wavelet3DNR2 (wavelet3DNR2.auf) 0.60    GNB 様 http://homepage2.nifty.com/GNB/  ・DivX 6.6.1   http://www.divx.com/ ★みんな大好き?ベンチマーク  下記の環境でテストしています。思ったより速くならない割に、CPU使用率が上がって  いるのは、私の技術力のなさのあらわれですね。(^^;  Video : MPEG2(m2v.auiにて入力) 720*480 29.97fps       ⇒ DivX6.6.1、1パス品質保存4.0、最も優れた品質         エンハンスドマルチスレッド有効、、、など  Audio : 音声無しにチェック  内蔵フィルタ   自動24fps、インタレース解除(自動24fps用)   ノイズ除去時間軸フィルタ   拡張色調補正  外部フィルタ(ここに本ツールを適用)   lanczos3拡大縮小 (lanczos3.auf)   Wavelet_NR Type-G (waveletNR_G.auf) 【結果】(エンコード開始後500フレームエンコードし終わった付近の残り時間を 示しています)   Athlon64X2 4400+ (2.2GHz) Socke939   適用前:2時間45分(165分) ⇒ 2時間15分(135分) 約18%?   適用後:CPU使用率 60%位 ⇒ 90%位   Core2Duo E6700 (2.66GHz) LGA775   適用前:2時間03分(123分) ⇒ 1時間54分(116分) 約5%?   適用後:CPU使用率 60%位 ⇒ 90%位  実に微妙な結果ですが、何故かAthlon64X2の方が良く伸びています。  今後のVersionUpでもう少し改善するかも知れませんし、しないかも知れません。。。  #なんだか怪しいダイエット広告みたい…(^^;; ★予定  ・もうちょっとだけ高速化(正直、私の技術(無)力では限界です(^^;)  なお、不具合など有れば出来るだけご一報ください。 ☆おまけ  AVIUTL 0.99a マルチスレッド正式対応おめでとうございます。  これで拙作のこのニッチなアプリも退役? ★付属ソースコードに関して  あまりにショボイので恥ずかしいのですが、俺がもっと凄いのを作ってやろうとか  こいつはいただきだぜー、とか歓迎です。その時は、私にもちょっぴり連絡を  いただけると喜びます。悪用はできないと思いますが、やらないでね。(^^; ★更新情報  2007/08/11 v.0.90.00  ◆ 眠い目を擦りながら完成。。。  2007/08/16 v.0.90.00 (のまま…)  ◆ ドキュメントのみ改訂  2007/08/20 v.0.91.00  ◆ 4スレッド対応版も同梱    ※ ソースの定義を弄れば何スレッド版でもコンパイル可能です  ◆プロセスIDをスレッド名に入れ忘れていたのが原因で、AviUtl.exeを多重起動すると   プラグイン呼び出しスレッドが予期せぬ動作をしていたので修正。  2007/11/11 v.0.92.00  ◆ wavelet3DNR2でも動くように最低限の修正。