午前8時。
そう、最後も雨である。
去年もそうだった記憶がある。
北海道と別れる、最後の日だと言うのに・・・。
ホントに雨にたたられたツーリングだった。
皆に見送られてR.H HA−HAを出発する。
ここにも2年続けてお世話になった。
なんと、R.Hの人がゆうゆうの事を覚えていてくれたのだ!
これには嬉しかった。
そんないろいろな想いを胸に、
いざ出発しようとすると、エンストした。
夏場でも夜はエンジンが冷えるので
しっかり暖気しなければよくこうなる・・・(アイドリングSTOP反対!)。
R.H前の道を市街地へ向けて走り
びっくりドンキーの交差点を左折して、しばらく真っ直ぐ走り
国道5号線に合流した。
ここからは小樽まで真っ直ぐである。
雨だけが厳しかった。
小樽港に着く頃にはすっかり雨は止んだ。
とりあえず、10時出発のフェリーに乗るために
手持ちの券を専用の乗船券に交換しなくては行けない。
めんどくさい事は先に済ませておきたかったので
さっさとチケットを交換する事にした。
なんと、小樽港にこの夏北海道で出会った人がいた!
支笏湖の樽前荘で一緒になったバツイチ姉さん(バツイチは余計か・・・)である。
広くても狭い北海道、2週間も走っていればどこかで再び会うもんだ。
そう言えば、釧路では広島のおっちゃんにも再会したっけ・・・。
姉さんは連れの人の見送りに来ていた。
連れの人も樽前荘で一緒だった。
が、その時は思い出せなかった。
写真にはしっかり載ってます。
その後、近くのローソンにて朝食とフェリーでの二日間の食事
(と言っても金はもう無いのでカップラーメンばかり)を買い込んだ。
フェリーに乗ってるだけで30時間は苦痛である。
朝の10時に小樽を出港して、舞鶴港に着くのは翌日の夕方5時である。
お箸から暇つぶし用の漫画までしっかり買い込んだゆうゆうは
二人と別れてフェリーに乗り込んだ。
本当にこれで、北海道の大地とはお別れである。
渡辺さん |
みんな1 |
みんな2(写真提供:渡辺さん) |
離れ行く小樽港。
たくさんの思い出をありがとう北海道。
それにしてもフェリーは退屈である。
暇つぶし用に買った漫画は早速読みきり、休憩室でボーっとすることにした。
ホントにボーっとしていると、前のテーブルの二人の会話が聞こえてきた。
どうやらライダーらしい。
そうこうしているうちに、そのうちの一人が声を掛けてくれた。
姫路のライダー、青木さん(GPZ900R)だ。
もう一人は高知のライダーで谷岡さん(ZZR1100)。
しばらく三人で話をしていると、どんどんライダーが集まってきた。
フェリーの中でも、ついさっきまでいた北海道の話で盛り上がる。
はっきり言って、すごく楽しかった。
名古屋の渡辺さん(STEED400)、高槻の加治さん(TW200)、岐阜の鈴村さん(ZZR400)。
みんな良い人ばっかりで、年上だったので良い経験になりました。
終わりそうになかった楽しい話も、夕方5時前舞鶴港到着により強制終了。
港の駐車場に集合して、みんなで集合写真を撮る事にした。
これでみんなともお別れである。
それぞれに分かれ、帰路に発った。
帰りは大渋滞。
家に着いたのは夜の8時くらいだったかな。
これにて長い長いツーリングのお話はおしまいです!
舞鶴港からの帰り。
加治さんと一緒に帰ったんやけど、加治さんと別れるポイントを
間違えたゆうゆうは京都北部の山中(綾部くらい)で見事に迷子になりました(笑)。