クリア後オマケ小説レベル3

10000hitsお礼企画 脱出せよベジたん! クリア後オマケ小説

【Level 3】戦闘力53万レベル(※フリーザ様)【難しい】

クリアおめでとうございます!クリア後のオマケ小説、果たしてベジータは無事カカロットと再戦できるのか?!

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クリア後オマケ小説 Level 3

「俺の目的はカカロットだけだ、ほかのやつらはどうでもいい!」





俺は時々、カカロットは自分の過去、自分の宿命についてどの程度の事を知っているんだろうと思う事がある。そして、恐らく俺が自分の事を知る以上には知っているに違いないとその度に確信するのだ。俺は何かに急き立てられるように、常に奴の背中を追いかけ続けた。




フリーザ軍の包囲網をようやく掻い潜った俺は、上空からその姿を見つけその隣りに降り立った。
「ここにいやがったかカカロット、やっとみつけたぞ!」
着地と共に臨戦態勢に入り油断無く身構える。俺の声に反応して、その男が振り返る。
「…ベジータか?」
鍛え上げられた体躯と微塵の隙も無い気配。童顔な顔立ちの中で、目だけが鋭く輝いている。間違いない、カカロットだ。




「俺と勝負しろカカロット!地球では油断して不覚を取ったが今度は容赦はせんぞ!」
叫びながら素早く構えを取り、相手の出方を待つ。しかしそんな俺を目にしたカカロットの反応は、至って冷静なものだった。
「悪ぃけどベジータ、オラは今おめえの相手をしてる暇はねぇんだ」
「…なんだと?!」
「早いとこ悟飯達と合流しねえと。あいつら皆オラの事を待ってるからな」
そう言うなり奴は俺に背を向けて、踏み切るように腰を落とす。反動をつけて飛び去る前の姿勢だ。
「待てカカロット、貴様逃げる気か?!」
「逃げやしねえよ。おめえに用が無えだけだ。言っただろ、オラは急いでるって。オラとの決着をつけたいなら、また今度ゆっくり相手してやるよ」
まるで俺に興味など無いとでも言いたげに、再び奴は俺に背を向ける。その様子にカッとなって、俺は拳を振り上げた。


「キサマが無くとも俺はキサマに用があるんだ!」
「――まったく、しつけえ奴だなぁ」
――渾身の力で振り下ろした拳を、奴はまるで背中で見ていたかのように僅かな動きで軽くかわした。
「急いでるって言ってるだろ?」
逆に、お返しだとばかりに振り向きざま突き出された奴の強烈な一撃が顎に決まって、俺は後ろに吹っ飛ばされた。
「――――ちっ!!」
咄嗟に、脳天から落ちる直前、地面に片手をついて、腕力だけで上空に跳ね上がる。直後に俺の落ちるはずだった地面は、カカロットの強烈な蹴りを受けて、土埃をまき上げながら巨大な穴を穿たれていた。
「バカめ、そんな甘っちょろい攻撃がこの俺様に通用するか」
「えらそうな事言いやがって、おめえ、さっきオラの攻撃受けたばっかじゃねえか」
蹴りを避けられて、カカロットがむかついた表情で上空の俺を見上げ、次の瞬間には上空の俺と同じ高さにまで舞い上がり、再び回し蹴りを見舞ってくる。その動きを読んでいた俺は、その攻撃を右に避けながら、体勢を変えずに至近距離で気弾を放つと、それは奴の脇腹をかすめ、ぱっくりと口を開けた傷口から血が噴き出すのが見えた。その光景を目にした瞬間、俺は心臓の鼓動が激しく高鳴るのを感じた。
「……………」
自らの傷に手を当て、血濡れになった掌を奴が見る。その口の端がニッと吊り上がった。奴の表情を目にして、俺も独りでに笑いが洩れてくる。
分かっているぞ、キサマは今興奮しているんだ。強い者と戦う事こそが無上の喜び、それが俺達サイヤ人だ。この感覚、他の者には分かるまい。分かるのはこの世で俺と、もう一人だけだ。この世で二人、最後に残った純血のサイヤ人である俺達だけだ。そんな事を思いながら、俺自身、ひどく興奮してきた。意識の高揚と共に、体の奥でくすぶるような疼きを感じだす。
奴が頭を振りながら集中しようと大きく深呼吸をしている。その呼吸音に、感じていた体の疼きはみるみるうちに強くなっていき抑えようも無くなってくる。興奮に突き動かされるままに奴目掛けて突進すると、今度は咄嗟に避け切れなかった奴は俺の蹴りをまともに食らい、同時に俺自身も体勢を崩し、そのまま二人揃って遥か上空から地面に落下した。
「うわっ!!」「…ぐっ!!」
衝撃に一瞬目の前が暗くなりかけ、しかし直ぐに意識を取り戻すと、俺はカカロットの体にまたがる形で地面に落ちていた。奴の体を下敷きにした俺は奴より一瞬早く目を覚まし、そして背中を強かに打ったカカロットは流石にすぐには動けない様子で呻いている。



…今だ。俺は遂に千載一遇のチャンスにたどり着いた。ずっと感じてきたこの疑問、その答えを導き出すのは今しか無い。そしてその答えを導き出すにはこうするしか無いのだ。
――俺はカカロットの体にまたがった姿勢のまま、地面に手をついて、奴の唇に自分のそれを押し付けた。
「………!!」
その瞬間奴の目が大きく見開かれる。そしてまるで痛みでも感じたかのような表情になる。その痛みの原因を思い当たって、俺はニンマリと笑った。ざまあみろ、いい気味だ。俺がずっと感じてきた焦燥と渇望、キサマも身をもって味わえばいい。なにしろキサマは、どれほど地球人のふりをしようが、体の中を流れる血はサイヤ人でしかないのだからな。何よりも欲望に忠実な本能がキサマの中には間違いなく息づいているんだ。その分厚い胸に手を這わせると、奴の心臓がどくどくと激しく鼓動を刻んでいるのを感じて、体が震えた。
「欲しいんだろう?カカロット」
その唇を啄みながら、惑わすように囁きかける。
「キサマも自分が何を望んでいるか分かっているはずだ。息子を助け出す事よりも、もっと望んでいる事があるはずだ――」
そう口にしながら、目の前のヤツの胸に指を這わせ、唇を押し付ける。もう後ひと押しだ。あと少しで手に入る。そう思った時、ふいにのばされたカカロットの腕が俺を捉え、体勢を入れ替えて逆に俺を地面に強く抑えつけた。


「――おめえから誘ったんだからな」
耳に届く奴の低い声。その鋭い目に見据えられて、物狂おしいほどの焦燥感が心の中を駆け巡る。すぐ目の前にあるのだ、喉から手が出るくらい欲しくて欲しくてたまらないものが。自分がずっと追い求めてきたものが。カカロットが今、それをこちらに差し出そうとしている。ずっと感じてきた疑問、その答えを知っているのはカカロットだけだ。そして同時に、奴が感じた疑問の答えはこの俺だけが知っているのだ。
他のものには分かるまい。分かるのはこの世で俺と、カカロット、キサマだけだ。この世で二人、最後に残った純血のサイヤ人である俺達だけだ。



「どうなっても知らねえぞ」
先ほどまでと打って変わったような、唸るような低い声。そいつは姿形こそ人間だが、筋肉の塊のような体は、ボロボロにやぶれた衣服をかろうじて身にまとっていなければ野獣そのものだ。その姿に俺の中の興奮は一層強く煽られた。もう押える事はできない。こいつでなければ決して静める事はできない。
「――来い、カカロット。殺してみろ、俺を」
俺は奴の首に腕を回して、噛みつくように口付けた。泥にまみれながら、俺達は互いの唇を激しく貪り合った。生まれてからこのかた一度も味わった事の無い程の陶酔を味わいながら。

















むき出しにされた肌に、荒々しい愛撫が与えられるたび、抑えきれない喜悦の声が上がる。
「…ひぅ…ぅあ、ああぁ…!」
固い掌に屹立を弄ばれ、何度目かも分からず達してしまう。体内を駆け巡る血の熱さに脳髄まで侵食され、視界も意識も朦朧とする。耳元で奴が囁きかける言葉の意味も、もう分からないほどに。腰を抱いていた手が滑り、双丘の片方を甘く揉みしだかれて蕩け切った手足が震えた。
「も、おかしくな…る…っ、…ぁ…!」
膝裏を掴まれ、足を大きく広げさせられたそこに、奴の熱が押し当てられる。
「――殺してやるよ、望みどおりに」
奴の前に全てをさらけ出しながら、自分がどれだけ無防備に、淫らに声を上げているのかももう分からないほどに、俺は全身で奴を求めていた。
「欲しい、早く、はやく…はっ……カカ、あ、あああっ…!」
腰を抱えあげられ深々と刺し貫かれる瞬間、脳天まで突き抜ける苦痛と快楽に叫び声を上げながら、奴の背中に夢中でしがみ付いていた。



肌が重なり互いの体が一つになる瞬間、目に映る全ての世界は完全に調和していた
光と影が混じり合い、のっぺりと均一に輝く世界が目に映る。
その時俺は確信した。俺は遂に、求める答えにたどり着いたのだと。











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たまには誘い受けベジで。どうやら二人は無事に再戦を果たせた模様です。
ここまでたどり着いた方、どうもお疲れ様でした!そしてこれからも当サイトをどうぞ宜しくお願いします!