2007年11月21日高校
県教育局との話し合いは毎回、疲れます。毎年担当者が変わるのも誠意が無さ過ぎるし、
一般の企業では担当を一年で終わるなんて考えられません。
せめて3年はいてもらわないと…。
障害とはなにか? それによる不利益とはなにか? 平等とはなにか?毎年繰り返し、
3月の年度末には「やっと皆さんの言っていることが分かってきたように思います」なんて、置き土産をして、昇進していくのです。
今日、一番腹がたったのは、定員内不合格はあってはならいと主張(毎年)する私たちに、
主席が「学校側からは、障害児というわけではなく、入学しても学習の意欲もなく問題を起して、教員やクラスの生徒を振り回して退学していく生徒が多いので、そういう生徒は定員内でも不合格を認めて」と言ってきているという話、教育をなんと考えているのか。
教員たちは努力しなければいけないでしょ!!生徒の側だけの問題にされるのはとても
腹がたちます、教員の資質・人間性をレベルアップすることが今一番もとめられていると思います。
教員は今の学校の現状がどんなに大変かを訴えますが、色々な生徒やモンスターなんとか
と言われるような大変な保護者がいることとだから障害のある子まで引き受けられないと
いうこととは、問題が違います。
これは障害がある子の人権の問題だということを分かってもらいたいのです。
2008年01月29日高校
今日はいよいよ願書提出日
障害のある子は事前協議といって、受検に際してどのような配慮が必要かということを
文書で持って、出身中学校長と保護者と高校へ出向きます。
他県では、一般の受付よりも何日か早く話し合いをする県もありますが埼玉県では、願書を提出してからと、頑なです。
代休で今回はヨッシー父も参加、高校長・中学校長・父・母・ヨッシー・ヘルパーさん
と校長室で話し合い、もう3年目なので、こちらもなれたもの高校長も昨年と同じなの
でお互いに確認し合うと言う感じ。
東京や千葉では、すでに卒業している人は、中学校を通さずに出願できるのですが、
埼玉ではまだできません。
ヨッシーが通った中学も、卒業後に来た校長先生なので、まったく関わりはないので、
校長先生にとっても迷惑な話です。
「事前協議書」を作製したり、高校へ事前協議に一緒に出かけなければならないの
ですから。
もちろん、こちらも中学校生活を知らない校長先生に思いを伝えなければならないし、
これも運動かと思えば、それはそれですが、幸い、いい校長先生で快く動いてくれます。
の雑談で、教員になる前に、旅行会社に務めていたとか「やっぱり、先生方も社会人を
数年経験してから教員になったほうがいいですよね」と思わず、校長「うん、頭を下げ
ることを勉強したほうがいいね」思わず、うなずいたような
2008年02月05日高校
今年の受検介助は以前お世話になっていたヘルパーさんのSさんに受検介助をお願いしました。
肝心の面接は、Sさんの話では「よく返事をしていました、びっくりしました」との
こと。
面接官もヨッシーが「ハイ」で応えれるよう4択の答えを用意してくれていたそうです。
2008年02月16日高校
13日は県立高校の前期入試の発表の日、結果はやはり不合格(T_T) 「またまた桜散る〜」
の私が打ったメールに、受検のときに介助に入ってくれた26歳のSさんから「桜はまだ
散っていません、蕾ですよ、次があります」という暖かい返信メール、午後からは県庁へ
向かいました、埼玉連絡会の関係者は全員不合格、前期は定員もオーバーしているので
覚悟の上ですが、やっぱり悔しい、悲しいです。
2日後の15日はまたまた、教育局と話し合いで県庁へ話し合いは午後3時から、話は尽
きることがなく会場が時間切れのため別の部屋へ移動し、午後8時まで。
一昨年の初めての受検のときは最高午後11時半までのときがあり、それ以来
私は使い捨てカイロはもちろん、電気毛布を持参しています。
でも、いまだに障害のある子の入学の壁は厚いのです。(T_T)
2008年02月26日高校
18日に後期入試のためを出願しました。
また中学校長と一緒に、事前協議に出かけましたが、昨年とほぼ同様ということで、
すぐに話しは終わりましたが、朝の説明会だけでも他の受検者と一緒に体育館で説明
を聞くことを要望しました。
次の日、中学校長より電話で(この時期は受検先の校長と直接話をすることはできない
ようになっていますので)ヨッシーは移動に時間がかかるので、お母さんかお父さんだ
け入るのはいかがでしょうか?というので、私はOKと伝えてもらいました。仕方ない
です。
すると、今日になって、高校側(教員)からお母さんを体育館に案内する職員がいない
(人で不足)、特定の保護者だけが入るのは不公平という返事が来て、事実上昨年と同様
になりそうです。
中学校長ともに「そんなに難しいことなんでしょうかね〜、なにが不公平なんでしょう
ね〜」と共感。
それにしても、高校側のいう公平公正とはどんな基準なのかまったくわかりません。
人の人生を左右する判断をする場です、“人”が合理的配慮を求めているにも関わらず、
狭い価値観でしか“人”を見ることができない教育に未来はあるのでしょうか?人に合った
制度に変えられるように、制度は人が変えるのです、そんな人との出会いを願っています
2008年04月04日高校
今年も我が家には桜は咲きませんでした。
浪人…いやいや今年はもう浪人という分けには行きません、新しい生きかたも見つけ
なければ………。
県教育局や高校現場の対応の情けなさは、書ききれないほどのものですが、気持ちを
整理し、多くの人に伝えていかなければと思っています。
ヨッシーは知人から「残念でしたね〜」との言葉に「あ〜っ(>_<)」とすごい勢いで
その方の言葉を静止しました、知人も母もびっくり!昨年まではなかった意思表示です。
思春期の1年は人生にとって大きいものです、多感な時期を同年代と過ごすことができ
ないことがどんなに辛いだろうと思います。