DOSどす


何をもって「初心者」と定義するべきか、と問われれば私は迷わず「DOSが使えるか否かをもって初心者か否かを定義する。」 と答えます。

しかしながら、今日これほどまで大衆的なOSであるWindows95/98(基本は全てDOS)がインストールされたPCが世の中に普及して いるにも拘らず、「Windows95/98から自分のPCを持った人向けDOS入門本」が少ない、と感じているのは私だけでは無い筈でしょう。

「超初心者・ド素人専用ページ」を謳っている以上、皆様方に「必ず分かるDOS入門書」を紹介するのは義務でございます(大袈裟)。そこで今回は、初心者の私が実際に購入してみて、とても役に立ったDOS本の紹介をして参ります。

第一段階から第三段階まで難易度が上がっていきます。

<第一段階>

Windowsから始めた人のための
MS-DOS入門


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俺的寸評:

この本に出会えたことは幸運以外何物でもありませんし、初心者がDOSを学ぶということは全てこの本から始まる、と言っても過言ではありません。

DOSに限って申し上げればWindows98からPCに接した初心者が最初から分厚い本を手にすることはその段階で敗退を意味します。
その点この本は薄いながらページ数127枚の中に最初に覚えるべき事柄が全て網羅されています。

Windows98がクラッシュして「FDISK」や「FORMAT」、「SETUP」を漆黒の画面に打ち込む前に是非一読なさって下さい(私こそ、そうなる前に読むべきでしたが、物事は総べからず順番が逆になるものでございます)。

著:渡辺まもる様
版元:オーエス出版社殿


<第二段階 その1>

ウィンドウズに
強くなる!!
DOSがわかれば
みえてくる


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俺的寸評:

コマンドを黒い画面に打ち込むことに馴れてくると、より深くDOSとWindowsとの関連を知りたくなるものです。この本はWindows95とMS-DOSとの関係を詳しく述べていますが、Windows98のユーザーでも基本は同じですから問題ありません。

この本を読めばWindowsがクラッシュして「FDISK」や「FORMAT」、「SETUP」を漆黒の画面に打ち込む時に、自分の打ち込んだコマンドの意味が良く理解できます。

そしてWindowsのいつもの旗の画面が見えたときに「ウィンドウズに強くなった自分」を感じることができます。

著:塚越一雄様
版元:技術評論社殿


<第二段階 その2>

これならわかる
Windowsユーザーの
ための
MS-DOS入門


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俺的寸評:

黒い画面に打ち込まれたコマンドの意味が分かってくると、DOS窓を必要が無いのに開けて、仕事の合間に覚えたばかりのコマンドを暇つぶしに打ちたくなるものです。

そんな時には是非この本をあなたの傍に置いて下さい。何章にも渡って詳細にコマンドの意味が説明されています

この本を読めばWindowsがクラッシュしていなくても「FDISK」や「FORMAT」、「SETUP」を漆黒の画面に打ち込みたくなること請け合いです。

そしてWindowsのいつもの旗の画面が見えたときに「ウィンドウズって必要なの?」と感じることができます。

著:加賀谷枝里子 様
版元:ディー・アート殿


<第三段階>

Windows98に
隠された
DOSの秘密

(御購入先は
版元さんをクリック)

俺的寸評:

Windowsがクラッシュして黒い画面に「FDISK」や「FORMAT」、「SETUP」を打ち込むことに飽きてき始めた時、是非読んでください。その頃には起動ディスクの中にあるconfig.sysやautoexec.batを既に自分の好みにカスタマイズして
DOS上からSCSIカードや外付けMOドライブを認識させて、何度も愛機にWindowsをインストールしていると思います。そしてWindowsと表裏一体のMS-DOSを極めたくなることでしょう。

ここまでくればWindowsを使うのは画像処理くらいで文章はDOSで書いているはずですから「Windows98ってMS-DOS Ver7.1 じゃねーか!」となるはずです。

そんな時、この本は強い味方になります!!

著:吉野 敏也 様
版元:ナツメ社殿


偉そうに本を紹介致しましたが、若しオススメの初心者向けDOS本がございましたら、是非教えて下さい。



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