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「私が乗ったその他の車」
 このページでは、私の乗ったおもしろい車についてまとめました。

その1,スバルインプレッサ「スポーツAT?仕様」

 ところで、OriginalBoxでおもしろい車に乗せて頂いたので、その車について・・・。
その車は、インプレッサのAT車。エンジンは、22Bのエンジンが乗っているそうです。
まず、エンジンがどうのこうのは、置いといてATの話から。知っている人は知っている国政さんがダートトライアル
という競技で使っているミッションが載っている車なのです。何がすごいって、アクセルが電気仕掛けで動く様になって
いるんです。アクセルが電機仕掛けで動くという事は、ATの変速にエンジンのトルクをCPUで制御できる事になりま
す。一番分かりやすくいうと、ヒール&トウを自動的に行えるのが特徴の一つといえると思います。当然シフトアップ
でもトルクのコントロールが行われているのと普通のATは加速感を一定にする為に、シフトアップの度にアクセルを若
干あける必要があると思いますが、(注:これは、私だけかもしれませんしMTでも当然同じなんですが、MTの場合は
自分のリズムでシフトアップをして、かつアクセルを踏み直す動作が入るのであまり気にならないのです。)これはCP
Uがその辺も自動的にやってくれるそうです。
 それでは、シロートインプレッション。
MTじゃないと運転のリズム感がうまくとれないなんて言葉は、近い将来死語になるかも知れません。今までのATは、
一度減速してから加速させる時にトルコンをスリップさせてエンジンのトルクを稼ぐ(これがATの一番気に入らない所
で、低速トルクが大きいエンジンならさほど気にならないけれど、そうすると車の選択枝がものすごく限られるのが現状
でした。)すなわち一度減速させた後、再加速させた時に生じるアクセル開度と車の動きのずれが、車のだるな感じを与
え、これがATの一番の弊害と思ってました。(だからといって、アクセルを大きく開くとグワーンとシフトダウンされ
て「おいおいそんなにしなくても・・」)
この車の場合、シフトダウンが絶妙なタイミングでかつ、回転数を合わせながら行われるのでスムーズにシフトダウンが
完了し、そこからの加速もトルコンスリップなしにスムーズに加速できるのです。(車ですれ違いする時をイメージして
頂けるのが一番かと思います。)いや〜。これはもうすごいの一言です。
それに、エンジン側のスロットルの開度がCPUでコントロールされるのでエンジンの体感トルク特性がどうにでもなる
らしいのですが、(=トルコンスリップに頼る必要性が減少?)
普通に走っている分には良く分からない。=これってすごい事です。車の未来はまだまだ明るい。
 この時は、また国政さんの横に乗せて頂いたりもしたのですが、久しぶりにフロアに足を踏ん張る領域を体験しました。
そういう世界に身を置く人なのに、私の思うaudiらしい車の動きをきちっと実現してくださる国政さんは、本当に車
の事が分かっていられると、今更いうまでもなく思ったのでした。(後日、サス編アップ時にもう少し詳しく書きます。)
(タイムを求め、競い勝つ事を目的とした競技車と公道を気持ちよく走る事を目的とした車の違い・・・といえばいいで
しょうか?。私なんか前記300PSインプレッサに乗った後完全に舞い上がってしまい、自分の車に乗ってしばし唖然。
お店を後にして、頭が冷えるまではインプレッサの幻影が私のaudiとラップして、ここもあそこも・・・。
はっと、気づくのに多分15分くらいかかりました。・・注:決してaudiが駄馬だといっているのではないのです。
表現がむずかしいので、なんとなく察してください。)

その2,ウエストフィールド&MR2(AW11)

1,ウエストフィールド
 いわゆる、ケータハムのレプリカ版です。もうこれは、理屈抜きで楽しい車でした。フロントタイヤがはるか前方にあり、
なんだか、水上スキー的な感じがしました。それにしても最初ブレーキのサーボが付いていないのを知らずに乗った為に、
大変な思いをしました。1足2足でバビューンと加速した後信号に引っかかりブレーキを絞めたとたん・・・・
「なに〜!ブレーキが・・・・」そうなのです、乗用車のつもりで軽い踏力で踏んでいたのです。あわてて踏力を増したら
ブレーキペダルを踏んだ反力が右の腰を伝わり、シートに押しつけられた。シートのポジション合わせといて良かった・・・・。
その後、左折。「え!?」というまに車が向きを変えました。いやはやなんとも楽しい車です。それにしてもブレーキの感触
は最後までなじめなかった。ストローク感がないくせに、ぐいぐい踏み込むとブレーキは締まっていくのですが、なんか減速
感を感じません・・・。こりゃやばいとスピードメータを見るとしっかり速度が落ちている・・・・。こりゃなんだ?
このブレーキ足を鍛えないと、とてもロックさせられません。但し減速感がないのにスピードは落ちている・・・・。
軽さのなせる技なのでしょうか・・・・。ハンドルは当然パワステ無し+コンペハン。久しぶりにキックバックというか、
本物の反力を感じました。走っていれば、風を受けて暑さもなんのその・・・。ふと隣の後輩をみると、顔をまっかにして
ふうふういっている。「・・・・・どうしたの?」、「アクセル吹かすと、排気管の熱がまともに顔にくる・・・。」
うははは!そうなのです。排気管が左サイドにでていて、その熱が走行風に巻き込まれて後輩の顔面を直撃してるらしい。
運転してる本人は、楽しくて涼しくてしょうがない。これは、2つシートがついていても完全に一人で楽しむ車の様です。
2,MR2
 つぎは、MR2。そうなのです。国政さんがタルガ・タスマニヤで乗られた車そのものなのです。最初はナンバー切ってる
と思ったのですが、きっちりナンバー付き車両でした。
 完全な競技者なので、最初がちがちの足かと思えばやっぱりがちがち。しかし、ブレーキを踏むとすーっとノーズダイブす
るのです!そのままハンドルを切ると適度なロールを保って曲がり始めるではないですか!カーブで車が安定してからアクセル
開けていくと、リヤの荷重というかトルク感を感じながら安定した姿勢で気持ちよく加速するのです。これぞミッドシップ!
カーブでアクセルを抜いても、リヤは「でん」としてます。最初ホイールが前後純正なので大丈夫?と思いましたが、リヤタ
イヤはしっかりSタイヤなのでした。大体様子が分かって連続したカーブを抜けていると、前方にタスマニヤの風景が・・・。
・・・・見えた様なきがする。
 鼻先が軽いうんぬんよりこの安定した後輪のトルク感は特筆ものです。ちょっとというか、かなりMR2を見直しました。
試乗の後で伺ったら、リヤが出にくいセッティングにしてるそうです。・・・愚問でした。戦いに勝つ車とはこういう物だと
改めて思いました。
 しかし、車庫入れでハンドルを切り返すとハンドルが重い・・・・。おりゃ〜とハンドルを回して車庫入れを終えた時には
今度は、全身汗びっしょり+私の顔がまっかになりました。(当然エアコン無し!)

 いずれにしても、これらの車とても楽しい車です。10何年の歳月と共に忘れていた感触が思い出されました。
それにしても、なんと体の柔になったことか。今の早さは、パワステと高度なブレーキブースタのありがたさなのを思い知ら
されました。

 それにしても、OriginalBox−MR2。CyberGeckoの究極がここにありました。