30分近く走っただろうか。この辺の島の位置関係がイマイチつかめず、自分が今どのへんにいるのかよく分からない。時計のコンパスでとりあえず方角は分かったんだけどね。

魚探を搭載してるかどうかは確認しなかったけど、魚の居場所探しはお任せです、船長。

 

 

最初の釣り場所は、島と島の間の水道のような場所でした。

ここで初めて付けエサと御対面。赤アミかなんかをカゴに詰めて魚を寄せたりすんのかなと思っていたらそうではなく、付けエサのみでの釣りでした。

その付けエサはこいつです。

 

 

イカナゴ。ぴちぴち跳ねるこいつを目刺しにするのは結構慣れるまで難しかったな。生簀に生かしてあるこいつをバケツにすくって必要な分つけていくわけですが、バケツにあまり取り過ぎると、すぐ死んじゃって硬くなってしまうので注意です。(最初分からずしくじりました。)

開始から数分たたずして、K原さんの竿に当たりが! 

立て続けに3匹ぐらい上げて、ちょっと場所を移動してからも順調にメバルをゲットしつづけておられました。やりますね。

 

     

 

ぼくはと言えばその間アタリすら無し。どーした、おれ! がんばれ、おれ! (つーか、なんで釣れんのか分からず魂が抜けそうでした。)

さりげなくイヤな汗をかきはじめていたそのとき、プルッという小さな感触を、研ぎ澄まされた感覚で鋭敏にキャッチした!

「よっしゃああああああああ!」 (心の叫び)

 

 

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