数釣れて、「ま、こんなもんかな〜」 と、まったり自己満足に浸っていたそのとき、ふと横を見ると、やいさんの竿が「あのしなり」を見せているでないの。
「マジッすか!」
タモを準備しているところを見ると、地球を釣ったのではないらしい。ていうか、まもなくバトルのお相手が海面に顔を覗かせた。そして手際よくタモに取り込むやいさん。どこ行っても絶対上げるんだよな〜、ヤツを。お見事!
満潮になる少し前だったろうか。この日チヌはこいつ一匹だけだったけど、やいさんがチヌを上げるのは、満潮前後の「潮が変わる」時のような気がする。今度またチヌ狙いで一緒に行く機会があれば、その辺気にして観察してみよう。(つーか、釣れよおれ。)
満潮過ぎてもしばらく糸を垂らしていたが、ぼくの竿をしならせるのはアイナメばかりでありました。そして2時頃納竿。
帰りの船の中、M藤君がやいさんをグレ釣りの世界に引き込もうと、男女群島の魅力的な話を熱く語っていた。
が、やいさんが惹かれたかどうかは謎である。