今はプレハブの6畳一間の二人部屋に住んでおり、自分の机というものはない。部屋の端と端にそれぞれ万年床が敷かれており、その中間に二人の共有のテーブルが置いてあるが、パソコンを置いてしまうとほとんど自分一人がが占領してしまう様な感じになってしまうので、それはできない。

というわけで、パソコンに触るのはもっぱら布団の上だ。寝転がってるか、あぐらをかいてるか。

ある日やいさんがどこぞへ飲みに出かけたとき、風呂からあがって一人でパソコンをつついていたら、どうも文字かよく見えない。

「めがねめがね」

布団まわりを探すが見つからない。なにせ必要なものはすべて手の届くところにあるはずだから、見える範囲でないものは、やはりないのだ。

「おっかしいなあ〜。あっ風呂にわすれたかな?」

と思い、すぐに風呂場に行ったが、自分がその日使った脱衣かごの中にはない。

「う〜ん。誰かが拾って管理人さんのトコに持っていってくれたんかな〜。」

と、部屋に戻る途中頭をかいていたら・・・・・・あった。

「かけとるやん」

めがねをしていることに気付かずめがねをさがしてるなんて、思わず吹き出して笑ってしまった。めがねが合ってないっていう事やね。

来年免許の更新だし、一度眼鏡屋に行って度が合ったヤツを作らないとなあ。いっそのことコンタクトレンズにしようかなあ。レベルやトランシットを見るときめがねだとレンズがあたって見づらいし。

悩むなあ。

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