米やどんぶり茶碗、箸などを買ってきて、さあ飯を炊こうという段になって米の量をはかる計量カップの無いことに気がついた。計量カップさえあれば、釜の中に米の量に対する給水目安線が付いてるから、どこまで水を入れるか見当がつくんだけど...。
適当にやってみるかとも思ったが、ここは安全策で実家に電話して訊くことにした。
妹が電話に出たのでさっそく訊いてみたが、この件についてはあまり詳しくないらしく、すぐにばあちゃんに電話をまわしやがった。たのむぜ...。
祈る気持ちでばあちゃんに訊くと、即答だった。
ばあちゃん: 「コップ一杯の米に対してコップ一杯の水を入れるそ。(そ=のです(山口弁)) 固いのが嫌やったら水を少し足せばええよ」
ぼく: (少しうろたえて) 「うちにコップがないんよ。お椀はあるけど。」
ばあちゃん: 「それやったらお椀一杯の米に対してお椀一杯の水をれたらええ。(ええ=良い)」
ぼく: 「ああ、そっか」
(オレってばかかも)
斯くして適切なアドバイスを頂戴したぼくは、納得のいく炊け具合のごはんを食べることが出来たのだった。
めでたしめでたし。