えさは無くなったら補充し、水は毎日気がついたときに替えるようにした。

やつがいつくるかは分からない。でも毎日訪れるようになった。だんだん慣れてきたのかしばらくのんびりしていくようになった。

のんびりしているときは気を使って静かにするようにしたが、近づこうとするとやっぱり逃げてしまう。ちぇ。

 

お互い距離を置いた不思議な関係がしばらく続いたが、ある日を境にぱったり来なくなってしまった。どっか他にいい場所を見つけたのかもしれない。

今でも時々思い出す。

 

おしまい。


8pt

(ホームへ)