「小島弥太郎」とも
上杉謙信の幼児期の近臣であり、屈強な護衛役として付き従った。身長が6尺余りあり、「鬼小島」として呼ばれた。
川中島の戦いで使者として武田信玄のもとへおもむいた。会見中に信玄がわざと放った猛犬が弥太郎の脛(すね)に噛みついたが、弥太郎は動ぜず、猛犬の口を握りしめ庭に叩きつけた。猛犬は眼や鼻、口から血を流して死んだ。弥太郎は何くわぬ顔で退出した。
| 読み | おにこじまやたろう |
| 別名 | 貞興 |
| 生没年 | 1522〜1582 |
政治:★☆☆☆☆
武力:★★★★★
知力:★☆☆☆☆
「信長の野望
烈風伝」より

