陣形
魚鱗 | 全体が魚の形になり、一隊に鱗の意味をもたせたもの。 | 三方ヶ原の戦いで武田信玄が徳川家康軍を破った陣形。 |
鶴翼 | 鶴が翼を広げたような形になり、鶴の頭の部分に大将が位置する形である。 | |
雁行 | 雁が飛んでいく形に陣形を整えたもの。 | |
偃月 | 前に敵、後ろに山や川などの切所があるときに用いられた陣形。 | 賤ヶ岳の戦いで羽柴秀吉軍が、佐久間盛政を破った陣刑 |
鋒矢 | 少勢のときに用いられた陣形 | 大阪夏の陣で真田幸村が敷いた陣形。 |
衝軛 | 山岳戦などに用いられた陣形 | 関ヶ原の戦いで、東軍の敷いた陣形。 |
長蛇 | 前陣も後陣も敵を撃てる陣形。 | |
方円 | 敵が鋒矢の備えをしたとき、それを迎え撃つ陣形。 | 川中島の戦いで上杉謙信が用いた「車懸の陣」の原型。 |