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1999年9月15日・更新

清盛手植えの楠

ところ 下京区西大路八条

 

京都駅より西へ1k程へ行つた所に平家の屋敷を造つたのですが、何事もうま行かず
日頃信仰厚い熊野権現を屋敷に奉る事、清盛は朝な夕なに願つた、そんな願いが通、
じたのか、神託があつた。
 
「今、汝の西八条の在所にわが中宮若一王子の神体が土中に埋まつているから、こ
れを世に出し、鎮守として奉れ」清盛、さつそく、屋敷内のあちこちを家人に掘らせたが、
どうした事かみつからない。その日も暮れた。清盛困りはて、その時、闇の中からぼう
と光がさしている。神告どおり若一王子の黄金の神体が出てきた、清盛そこにりつぱな
神殿を建て、くすのきの幼木を植え奉る。
 
今から80年前、都市計画で市電を走らせることに成つ時、道路のどまん中に有り、いく
らご神木といつても邪魔に成るので移動させる事に成り、枝をはらった人が木から落たり
家族に不幸が続いたり神木のたたり恐れ、市電の軌道も曲げてしまつた。
今、高さ30メートルの木も枯れはじめ葉もつかず、今も巨木あり。

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