(172話)

退蔵院

ところ           右京区花園妙心寺町35

日本にある臨済宗寺院約6,000か寺のうち、約3,500か寺を妙心寺派で
占める。妙心寺派本山の塔頭は40数箇院に及ぶ其の一つに退蔵院で
ある。初期水墨画の代表作である国宝「瓢鮎図」を所蔵することで知ら
れる。
妙心寺第三世・無因宗因(むいんそういん)を開山として千本通松原に
創建し、日峰宗舜により妙心寺山内に移される。一時期衰退するが、後
奈良天皇の帰依が深かった亀年禅愉(きねんぜんゆ)により中興され室
町期の画家・如拙(じょせつ)筆「瓢鮎図(ひょうねんず)」(国宝)は、男が
瓢箪でなまずを捕らえようとしている様子が描かれています。禅の精神を
端的に表したこの絵をモチーフにしたものが、境内の至る所に散りばめら
れています。
 
また、作庭時期が異なる室町期の枯山水庭園「元信の庭}70歳の時に枯
山水の優美な庭園で、枯滝・蓬莱山・亀島と石橋など多数の庭石が豪快
に組まれている。
 
昭和期の池泉回遊式庭園「余香苑」が大刈込みの間から三段落ちの滝
が流れ落ち,深山の大滝を見るような風情がある水琴窟もある。
 
元信狩野派二代目(室町時代)狩野派様式の確実
塔頭(たっちゅう)は、禅宗寺院で、祖師や門徒高僧の死後門徒らが門派
の独立した一寺塔

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