(149話)

瑞光院

ところ          山科区安朱堂ノ後町19-2

瑞光院の第三世住職の陽甫和尚は播州浅野長矩(赤穂城主)の側室の伯父にあたります。その縁で松の
廊下の刃傷沙汰で切腹した亡君浅野長矩の遺髪を城代家老大石良雄が瑞光院の本堂西南端に埋め、
供養塔を建てて同志と共に一周忌の法要を営んだ寺です。
陽甫和尚は討ち入り後、密かに僧を江戸に派遣して大石以下の遺髪を持ち帰り長矩の塔側に埋めました
浅野内匠長矩侯の墳墓の傍に四十六士の遺髪を瓶の器に納めて埋め、その上に遺髪塔として石塔一基
を建立した。石塔には四十六人の姓名と戒名が刻まれている。義士のうち寺坂吉衛門は切腹していない
ため、刻名されていない。四十七士の墓は、浅野家所縁の下級武士がこの地に住みついて墓を守った
といわれ、瑞光院前町にはその末裔が住んでいられます。明治43年、塔の後ろに桜を植樹するため掘
り起こしたところ、数個の瓶の中に遺髪があったのでそのまま戻したと記録されています。戦時中は忠
君として美化され、学徒の墓参が絶え なかった。工場用地なり移転____ 昭和37(1962)山科区安朱堂ノ
後町19-2に移った。が瑞光院前町の町名は残っています。

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