天地を喰らうU 諸葛孔明伝

時は後漢末期(今から1800年程前の中国の王朝)、黄巾賊の乱によって荒廃した世の中を救う為、前漢景帝の血を引く劉備玄徳と、いずれ劣らぬ猛将、関羽、張飛の3人は桃園で義兄弟の誓いを立て(桃園の誓い)、黄巾賊討伐に立ち上がった。

時を同じくして、「乱世の奸勇」と称される劉備の最大の好敵手曹操も黄巾賊討伐に挙兵したのであった。劉備らの働きにより黄巾賊の乱は片づいたものの、それはこれから訪れる乱世の時代のプロローグにすぎなかった。

世の乱れに乗じて着実に力をつけ、ついに丞相の地位にまで昇りつめた曹操は、丞相の地位では満足しきれず天下統一の野望を抱き、ついには帝をないがしろにするにまでいたった。この曹操の野望を知った劉備らは同士とともに曹操を倒そうと企てるが、計画が露見し劉備は曹操に追われる身となった。

そして時が過ぎ、ますます力をつけた曹操に対し、劉備はいまだに伸び悩んでいた………。ちょうどこんな時、劉備は伏龍と呼ばれる大賢者がいることを知るのであるが………。

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